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“みかさつかさ”
とつぜんですが、最近、ほっほ?う!と感心したおはなしを読んだので、共有させてください。
ある男が、地獄はどんなところかと、のぞきに行きました。
すると、お昼時で、意外にも、食卓には、ありとあらゆる豪華な料理がずらりと並んでいました。地獄に落ちたものたちは、向かい合わせで、席についています。しかし、彼らはその豪華な食事の前でげっそり青白く痩せていました。
よくよくみると、そのものたちの手には、一メートルばかしの箸がもたされていました。
これでは、料理をつまんでも、自分の口にはこぶことができません。
なるほどなあ!男は、そう思いました。
それから、男は、極楽ものぞいて見?ようっと、極楽へ。
ちょうど、夕食時でした。みな、食卓の両側について、ニコニコと嬉しそうにしています。みな、ふくよかで、よい表情です。
男は、彼らの手元に目をやりました。すると、彼らも一メートルくらいのながーい箸をもっています。地獄と同じように、ご馳走が彼らの目の前には並んでおります。
あれ?どこがちゃうんやろ。男は、くびをかしげます。
(…みなさんは、なぜだと思われますか?)
食べはじめたところをみますと、彼らは、向側のひとの口に、箸でつまんだ料理をはこんで食べさせていました。お互い、食べさせっこしていたのです。
ははーん!男は、なっとくして帰りました、とさ。
参考(「生きる力」著:信楽香雲)
…竹島も半分こするやら、一緒に仲よう利用するやら、今月あんたん(あなたの)とこの島やで?、よろしく。とか、単純にわけあいっこしたら、た?のしいよなあ。
と、ふと思うのでした。
土用の丑の日。「う」のつくものを食べて、元気な夏をすごされますように…!
荒木
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2 件のコメント
竹島は国際問題ですし、こういった例えに出すのは適当でないと思いますよ。前半のお話は面白いですが。
通りすがり様、ありがたいご意見ありがとうございます。
言動には注意しているのですが、あまかったようです。
後悔しない言葉を選べるようになると、素敵です。