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SOU・SOU日記
“SOU・SOU民藝運動/寺田 由”

少し前になりますが、岡山県に染色家の柚木沙弥郎さんの展覧会に出かけました。


“柚木沙弥郎 永遠のいま“
現在は島根県立美術館を巡回中→★
SOU・SOU KYOTO青山店のスタッフ・西永は我が子のランドセルに沙弥郎さんのデザインを検討中とのこと。今ドキのランドセルって洒落てるなぁ!
“来年の新生活に向けて”→★
民藝の思想に基づいた作品を制作してた沙弥郎さん。
私は宿泊したホテルのアートピースに惹かれ、沙弥郎さんの作品を通して『民藝』の世界に親しみを持ちました。

『民藝』とは・・・
日常生活の中で一般の人々が使うための素朴で実用的な工芸品のこと。
特に、手仕事によって作られた器や布、カゴなど。
1920年代に思想家の柳宗悦らにより提唱され、日本各地の民芸品を見直す運動が広まった。
さらに興味のある方はこちら→★
SOU・SOU伊勢木綿には毎日、大勢の外国の方がご来店されます。
はじめて手ぬぐいをご覧になられる方は『この端っこが切れたままの布は一体なに!?』と思われる方がほとんどです。
汗を拭うことはもちろん、首や頭に巻いたり、インテリアやキッチンの台拭きにと工夫次第でマルチに使える便利なアイテム。

私は手ぬぐいターバンで
コーディネートのアクセントにするのがお気に入り
あるとき、南米からお越しのお客様のお声。
※私の言語能力の都合上、関西弁へ変換となりました。予めご了承くださいませ。
「日用品やのにこんなにキレイな柄なん!?ほんまか!?ありえへん!!」
直球な感想をいただき、お客様が驚かれたことに私が驚いた記憶に残るエピソード。
それと同時に
「これは要するに民藝ってことじゃないの!?」
と、はたと気が付きました。
民藝の布は実用性の中にある美しさ「用の美」が根底にあります。

ものを包んだり
ラッピングに使ったりするのも◎
▼SOU・SOUの伊勢木綿手ぬぐいの特徴はこちら▼
・素朴でありながらポップで可愛らしいテキスタイル(種類も豊富!)
・三重県の伝統工芸品で、使うほどに柔らかな風合いが魅力の伊勢木綿
・職人さんの手仕事が光る京型友禅
・使い方は無限大♾️!
多くの名もなき職人さんの手を渡り作られた、日常にありながら特別なもの。
古の昔から日本にはその美しさを鋭く感じ取れるDNAのようなものが存在するのかもしれません。
「日常で使われる道具の中にこそ美しさが宿る」
これからも「SOU・SOU民藝運動」を密かに興隆させていきたいと思います。
「手ぬぐいは文化やで!」
By SOU・SOUプロデューサーの若林
それではまた、ごきげんよう。
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