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SOU・SOU日記
“余白のある場所/寺田 由”

SOU・SOU日記をご覧のみなさま、暑中お見舞い申し上げます。
酷暑の予感がする夏、いかがお過ごしでしょうか。
屋外はもちろんのこと、室内でも熱中症になりうるそうですから、こまめな水分と塩分補給をしながらくれぐれもご自愛くださいませ。
さて、少し前ですがSOU・SOU着衣&Yousou.のアスカ店長とnet shopの長沼が我が家へ遊びに来てくれました。

ようこそー!!

▲せっかくなのでお茶室にご案内して
お菓子とお茶をいっぷく

▲アスカ店長に終始しっぽをフリフリして喜びを隠しきれない、愛犬のむー。
さて、我が家には小さな茶室があります。
現在は茶事(お茶会)をすることもなくなったので、
気軽に使える空間であればいいなと思っています。
コロナ禍をきっかけに来客が減ってしまい、茶室もなんとなく元気がなくなってしまったような気がしていますが、たまの来客は私たち家族にとっても嬉しいですし、茶室も生き生きしているように感じます。
現在はせっかくある空間なのでなにか多用途で使える方法を模索中です。
例えば、
建築関係の方が勉強会や仕事の打ち合わせを兼ねて見学に来られることはもちろん、
海外からのお客様には茶室の空間と簡単な茶の湯の所作を楽しんでもらったり、
お友達を呼んでお喋りをしたり・・・
特別なことはしなくとも読書やお昼寝をするのもアリです◎
個人的には小さな子供たちにも畳と障子の空間に親しんでもらえたらいいな!と思っています。

▲友人が道具を持ち込んで丁寧に淹れてくれた珈琲
その名も「お点前珈琲」
淹れる過程を見ながらゆっくりと味わう
珈琲への興味をそそる楽しい試み!

▲抹茶でなくとも良いのでは!ということで
蓮の花に茶葉を仕込んで作った“蓮茶”
不要なものが何もない空間でゆっくりと「香り」を愉しむという意味では茶室がピッタリ!
その場にいる人たちが「わぁ!」と思わず声を出したくなる一風変わったお茶。
日本だけでなく世界中のお茶やお菓子でやってみるのも楽しそう!

▲良いお天気の時には窓を開け放って
麦茶でおやつのじかん

▲お点前することもあれば、ただ話すだけという日もあります
流儀に則ったお茶もいいし、自由に楽しむお茶もいい。
お稽古ではない時は誰がお茶を点てても良いのではないかと思います。
茶室が静かで整った空間であると同時に、
人が自由に関わることで、もっと多目的で可能性が広がる場所にしたい。
まだまだ模索は続ます。
茶室を“特別”な場所でなく、何かをしてもしなくてもいい、余白のある場所として活用していけたらなと思います。
それではまた、ごきげんよう。
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