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“箱根さんぽ~寄木細工と駅伝と/菊地 いぶき”

涼を求めて箱根へ。
近場なので子供の頃から何度も訪れていますが、今回は伝統工芸品「箱根寄木細工」の工房にお邪魔し、寄木細工体験をします。
箱根寄木細工といえば、お土産の定番「からくり箱」、もしくはご年配の方が好みそうな装飾品やインテリアというイメージだった、、のですが。
毎年お正月に沿道で声援を送っている「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で、往路優勝校に授与されるトロフィーを見て「お?」
寄木細工なのに曲線が多用されて立体的、柄も不思議。
こんな加工ができるんだ?
どうなってるの?
機会があれば見てみたいと思っていました。
そこで今回、往路優勝トロフィーを制作されている「金指ウッドクラフト」さんへ。
歴代のトロフィーがギッチリ展示されています。
棚に入りきらず、役所に飾ってもらっているものもあるそうで。
寄木細工は様々な色の天然木を細長く切り、それらを貼り合わせて「金太郎飴」状の太い木材にし、それをスライスした
断面の模様を使って製品にしたものをよく見ます。
こちらの工房のトロフィーは「金太郎飴」状態から削り出す工法で作られていて、
トロフィーの形状も模様も不思議で独創的、これぞオンリーワン。
今後もどんなものが見られるのか楽しみです。
さて、体験の方は菱形や三角の薄い板を組み合わせてコースターや動物などを作ります。
ブローチにできるかも?と小さめに作ってみました。
■伊勢木綿 textile手ぬぐい/おはじき 大 鉛色(なまりいろ)×憲法色(けんぽういろ)
駅伝往路ゴール&復路スタート地点も立ち寄ります。
箱根駅伝ミュージアムが横にあり、箱根駅伝の歴史に関する展示があったり、応援グッズが販売されていたりします。
着用品
▪高島縮 40/20 空羽(あきは) 抜衿涼衣(ぬきえりりょうい)/瑠璃色(るりいろ)
▪貼付つっかけ足袋/幾何文(きかもん)
つっかけ足袋もなんだか寄木細工っぽい。
近くにかわいい寄木細工のお店を見つけて吸い込まれました。
若い方も好みそうなアイテムがたくさんあります。
指輪や、、
■【net限定】SOU・SOU×まり木綿 手ぬぐい/開花(かいか) 緑青(ろくしょう)
ブローチとか。
▪伊勢木綿 textile手ぬぐい/あどけない
こんなふうに新しいアイテムを展開することでファンが増えて、伝統工芸に携わる人が増えて、技術が続いていったらいいなと思います。
SOU・SOUと同じですね。
パワースポットとして近年人気の箱根神社にも参拝しました。
湖上の鳥居は写真を撮る人たちでいつも大行列です。
芦ノ湖を渡る風は涼しく、夕方はクーラー要らず。
ホッと一息の箱根さんぽでした。
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