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“夏のお出かけと、扇/吉田 実加”
着衣盛夏の装い撮影の場所となった -享保三年創業 京扇子 白竹堂-
盛夏のよそおい動画にもありましたが、白竹堂さんでも体験できる「投扇興」という遊び、現在ではお座敷遊びで親しまれていますが、
江戸時代中期に庶民の間で扇子を使った遊びとして流行しました。
向かい合う2名の中央に枕を設置して、その上に的となる蝶を置きます。
この状態で的に向かって交互に扇子を投げて、銘の合計得点の高い人が勝ちです。
伝統的な京扇子を使った遊び、とても優雅で夏らしいですよね。
そんな日本の夏を感じる『扇』を用いたテキスタイルは、SOU・SOUにも沢山ございます。
今年も様々発売され、私もこの夏ハマった扇のテキスタイルで出かけました。
■高島縮 20/20 藍捺染(あいなせん) 長方形衣(ちょうほうけい)/扇(おうぎ)
■高島縮 40/40 ワイドパンツ 2.0/濡羽色(ぬればいろ)
■サイドゴア 革足袋 いろは底/濡羽色(ぬればいろ)
■PVCトート/おおらからくがき
「京都 藍捺染」とは…
江戸時代より藍を身に着けて慣れ親しんできた日本人。明治初期にはジャパン・ブルーとも呼ばれ、藍色は日本を代表する色になりました。浸染が主流の藍染めに対して、天然藍を原料に手捺染で柄付けする"藍捺染 "は、藤田染苑が開発した世界初の染色技法です。
キレイな濃淡のジャパン・ブルーが素敵で、お気に入りの一着!
■知多木綿 文(ぶん) 大帷(おおかたびら)/扇(おうぎ) 濃紫(こきむらさき)
■高島縮 40/40 抜衿ジバン/濡羽色(ぬればいろ)
それぞれのパキッとした色目が華やかな配色の扇で、話題の映画「国宝」を見に行きました。
映像や音楽、すべてが美しかったです。
そして先日、本間店長へ素敵な場所にお誘いいただき、手作りお味噌教室へ参加してまいりました。
■高島縮 20/20 長方形衣(ちょうほうけい)/扇(おうぎ) 柳鼠(やなぎねず)
■高島縮 40/40 えんゆう穿き/藤紫(ふじむらさき)普通丈
医者いらず、とも言われるほど健康効果が高いお味噌
種類によって、糀と大豆の配合が変わります。私は、糀が多めの関西風田舎味噌を作りました。
生の糀、国産大豆、お塩をよく混ぜて作るお味噌はとてもシンプルで感動もの、手作りの生味噌は出来上がった後もしっかりと発酵を続け、成分は失われず長持ちします。
結構力が要りましたので、終わった後は運動後の爽快感!楽しいお味噌作りでした。
丹精込めて作ったお味噌は、10月過ぎには出来上がる予定でとても楽しみです。
それぞれ違った扇スタイルをご紹介させていただきました。
そして別日ですが、7月には浴衣のお出かけも楽しみました。
初めての夏のランタン祭り
願いを込めたランタンが沢山空に舞い上がっていき、とても綺麗でした。
8月の熱気を感じつつ
五山送り火が過ぎ、少しずつ秋の兆しが見えてくる頃ですね。
お気に入りのテキスタイルと一緒に、行きたい所や夏の楽しみがまだまだ尽きません。
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