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SOU・SOU日記
“組紐文化にふれて/溝川 祐美”
公開中の「春のよそおい」予約御覧いただけましたでしょうか。
SOU・SOUで行く、春の京都。
今回は宇治の『昇苑くみひも』様にお邪魔してきました。
昇苑くみひも様は、日本の伝統工芸「組紐」の製造販売をされています。
1948年京都・宇治で帯締めや髪飾りを手がける工房として創業されました。伝統的な組台という昔からの道具を使って手作業で1本1本の紐を組む「手組」からはじまり、紐を組むための機械「製紐機」を導入。「手組」と「機械組」を両立しながら今日まで組紐の製造を続けておられます。
日本の着物文化の中で古くから用いられてきた「組紐」
「紐」という実用性とともに、その組みから生まれる装飾美を兼ね備え、古くから愛されてきた伝統的な紐です。
SOU・SOUの衣類で使っている羽織紐や腰紐。昇苑くみひも謹製の組紐を使っています。
お店は宇治平等院にも近い宇治中心地。
宇治は久しぶりに訪れました。中心部は有名なお茶屋さんやお土産やさんが並び、少し路地を入ると雰囲気のあるカフェや雑貨屋さんが。観光の方も多く、思っていた以上の賑わいにびっくりしました。
昇苑くみひも宇治本店はそんな少し路地に入った場所にございます。
店頭には、工房の手仕事による組紐の品々がずらっと。着物でつかう組紐はもちろん、ピアスや髪飾り。着物の組紐にとどまらずたくさんの商品が並びます。
こちらでは手組みを体験や週1回の教室もされています。今回は、角台を使う手組の体験をスタッフが実際に行いました。
着物のしつらえにとどまらず「組紐」というものそのものを楽しむ、そんなお店です。
そして、今回は工房も見学させていただきました。
製紐機でSOU・SOUの羽織紐が組まれているところを間近で拝見。すべての機械が電気で動くわけれはなく、時計のように1つが動くと次も動く。ようにぎっしり並べられているそう。
驚いたのは、一部糸の染めも自社で行っておられたり、手作業の組手技術もしっかり受け継がれているところ。
「手作りの製品加工」社内の数名の作り手さんを中心に、宇治の町中に技術を有した作り手さんとのネットワークを構築されています。
技術継承と雇用をどちらも担い、宇治という地の発展を支えておられる姿に心強さを感じました。
着物の中の一つの道具から、また1つの文化が生まれ発展する。着物の「紐」がここまでいろいろな1つの商品になるのも日本らしいなと思います。
工房の見学のYoutubeやショート動画など絶賛作成中です!
皆さまぜひお楽しみに!
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