お茶のお稽古は、一体何のためにするのか?
花嫁修行?(昭和はそうだったのかも)
教養のため?
抹茶と和菓子が楽しみ!
とにかくなんかイケてる!
全部ホントでもありますが、先生から常々教わっているのは、
「お茶のお稽古の最終的な目標は“茶事”にある」ということです。
茶事とは、少人数で行われる正式なおもてなしの席。
懐石料理をいただき、亭主は道具や花、炭に至るまで万事を整え、
茶を通して客と心を通わせます。
まさに“究極のおもてなし”と言われるものです。
茶会に参加する機会はあっても、茶事は別格。
今回、私はお茶の先生からご招待いただき、
茶事体験へと行ってまいりました。
(超)簡単な流れはこんな感じです。
まずは身支度を整え、露地(庭)を通って茶室へ向かいます。
手を清め、小さな躙口から薄暗い茶室へ。
掛物や釜を拝見し、亭主は炭を継いで湯を沸かします。
続いて懐石料理とお酒でもてなされます。
お酒を注いだり注がれたり、
ご飯を食べたり残したり(わざと)
お作法に四苦八苦しながら、
美しいお料理と主菓子(手作りの草餅!)をいただきました。
その後客は一度、外へ出て席を改めます。
ここでひと時、正座から解放!!!!
亭主はその間に床の掛軸を花へ替えてお茶を点てる準備を整え、
銅鑼(ゴーン)の音を合図に再び客は席入りします。
そして後座。
ここからが、いよいよ本番です。
(頭ではわかっているけどもうすでにぐったり・・・)
障子の外の簾が外されると、
それまで薄暗かった茶室に光が入り、
空気が一変、五感を研ぎ澄ませて存分にその場の空気を味わいます。
濃茶をいただき、
ひと碗を客同士で回し飲みしながら、大切なお道具を拝見。
最後は薄茶と干菓子をいただき、挨拶をして退出。
全ての流れはざっと4時間前後に及ぶ長丁場。
聞いているだけで足が痺れそうですよね。
私は小さい頃から座敷っ子だったので、
何時間座っても痺れない立派な足なのです!
(これだけ自慢できる)




