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SOU・SOU日記
“今年も梅干し作り”
今年も梅干し作りの季節がやってきました。
まずは梅を手に入れることから始まります。
今年はどんな梅と出会えるのだろう。
そんなドキドキ、わくわくした気持ちになります。
その一方で、天候の影響も気になるところです。
「今年はいいなと思う梅に出会えるだろうか」
そういうドキドキもあります。
梅は、ネットで注文したり、近所の八百屋さんをのぞいたり、
奈良や和歌山方面へ足を運んで産地に近い場所で購入したりと、
一つの場所にこだわらず、その時のタイミングで買うようにしています。
家に帰ったら、買ってきた梅をすぐに広げます。
袋にぎゅっと詰められた状態から解放された梅たちは、なんともかわいらしい存在。
そして、ふわ~っと広がる梅の香り。
その瞬間に触れるのも、毎年の楽しみです。
※奥に掛かる布は、「テキスタイル計り売り (レース刺繍地)/SO-SU-U つくも」
「松竹梅」という言葉があるように、日本での梅は
「めでたいもの」「縁起のいいもの」として親しまれてきました。
なぜ梅がその象徴の一つとされているのでしょうか。
梅は、まだ寒さが残る頃に花を咲かせ、豊かな香りを届けてくれます。
先人たちは、その姿に生命力を感じ取ったと言われています。
花の美しさや香りは、生命力そのもの。
それに触れることで、寒さで固まった心や体がゆるんでいく──。
毎年梅に触れていると、その実の中にもギュッとその香りが凝縮されていて
梅の持つ力のようなものに深くうなずける気がします。
※お茶のお稽古でも、「飛梅の物語」について触れたことがあり
藤原道真公と梅との関係性に、梅が人に与える影響力を感じて
強く印象に残っています。
ところで、SOU・SOUにも梅にまつわるテキスタイルデザインがあります。
手ぬぐいや、足袋下。わらべぎアイテムは、お祝いにおすすめです。
梅を干すのは、まだ少し先で、ちょうど祇園祭の頃からピークで、
遅くても五山の送り火までの間が丁度良いようです。
毎年梅仕事をしていると、太陽の光と緩やかにある風が
梅を梅干しへと育ててくれているのだと感じます。
私が梅干しを作っているというよりも、自然の力の中で梅が梅干しになっていくんだなと。
その営みに毎年感動し、また来年も作りたくなります。
今年はどんな梅干しになるのかな。
出来上がりもですが、その過程もまた、楽しみです。
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