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“茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【101】”
本日は日曜日!数寄屋大工一家の箱入り娘、寺田 由のコーナーです!

大河ドラマ「豊臣兄弟!」にどハマりしているSOU・SOU伊勢木綿店長、本間と降り立ったのは、ここ。
\\ 山崎 //
京都と大阪のちょうど県境にあたり。
お酒を嗜む素敵な大人の皆さんなら、ピンとくる地名かもしれません。
しかし、私たちは二人とも下戸。
私たちが嗜むのは抹茶。
そう、茶会!
今回の目的は、水無瀬(みなせ)神宮の祭祀に合わせて執り行われた「献茶式」に参会すること。
大阪府下唯一の「神宮」である水無瀬神宮の由緒は鎌倉時代にまで遡ります。
自然が美しく、清らかな水が湧くこの地を気に入った後鳥羽上皇が離宮を造営し、和歌や文化を楽しんだ場所なのだそう。
百人一首の最後の二首も、水無瀬神宮の御祭神にゆかりのある歌。
そんなご縁にちなみ、境内には「百人一首みくじ」なるものも!
さて、今回の目的である「献茶式(けんちゃしき)」とはなんぞや。
以前、少しだけ解説した記事がありますので、気になる方はぜひご覧ください。
さて、水無瀬神宮から少し離れたJR山崎駅のすぐ目の前にある小さなお寺、「妙喜庵(みょうきあん)」に副席が設けられました。
こちらには国宝の茶室、「待庵(たいあん)」があります!
待庵とは……
豊臣秀吉と千利休にゆかりの深い茶室。
山崎の戦いで明智光秀を破った秀吉が、利休に命じて造らせたと伝えられています。
現在は妙喜庵に移築されていますが、もともとどこにあったのか、なぜ「待庵」と名付けられたのかなど、今なお謎も多い茶室。
利休が直接関わったとされる現存最古級の茶室であり、二畳という小さな空間に、利休の「侘び」の美意識が凝縮されています。
それゆえの✨国宝✨!
2018年「建築の日本展」
@六本木ヒルズ・森美術館
「待庵」レプリカ
※妙喜庵での見学は日曜日の午前中のみ・要予約
お茶席はもちろん待庵とは別室に設けられていましたが、やはり一度はこの目で見てみたい!
念願叶い、今回の訪問となりました。
この狭い空間で秀吉と利休がどんな言葉を交わしたのでしょうね。
そんなことを想像するだけでも、なんだかワクワクします。
お茶席には、いつもさまざまな出会いがあります。
人、場所、道具。
そして、そのどれもが一期一会。
歴史ある山崎の地で、お茶を通じてまたひとつ、忘れられないご縁をいただきました。
ところで……。
お茶会の後、本間店長は「豊臣兄弟!」の魅力をさらに熱く語っておりました。
小栗旬の演じる織田信長が最高だそうです。
そんな秋の一日でした。
《つづく》
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それでは、また明日。
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