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“今年の大河ドラマ part.2/山本 陽平”
 山本陽平
山本陽平
前回に引き続き、2019年度のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
の衣装についてご紹介をさせていただきます。
先週は三島弥彦がストックホルムオリンピックの短距離競技で奮闘しましたね。
そして本日ついに主人公 金栗四三がマラソン競技に出場します!
頑張って欲しいところです!
前回記載の通り金栗四三・三島弥彦のユニフォームはSOU・SOUが制作させていただきました。
そして金栗四三以外にも、マラソン競技に出場する各国出場者のユニフォームをSOU・SOUが制作しています。
(先週の放送でもちらちらと写っていましたね。)
前回同様「歴史に忠実に!」
ということでしたので、昔の資料写真を元にデザインを調べて作成しています。
ざっとご紹介させていただきます。
資料写真と見比べながら見ると面白いですよ。
◯南アフリカ
 ストックホルム大会のマラソン競技で最終的にワンツーフィニッシュをした南アフリカ
ストックホルム大会のマラソン競技で最終的にワンツーフィニッシュをした南アフリカ
緑色はNHKさんの最新技術により、モノクロ画像から色を調べてもらいました。
国の紋章はオリンピック専用のもののようですね [SAOT=Southern African Olympic teamでしょうか]
 
◯アメリカ
 南アフリカの次に3位でゴールしたアメリカ
南アフリカの次に3位でゴールしたアメリカ
流石のアメリカというべきでしょうか実物の資料も残っていたようです。
紋章は刺繍で作成。
◯スウェーデン
 開催国のスウェーデン。
開催国のスウェーデン。
モノクロ写真では上下白のようにも見えますが、NHKさんの最新技術で水色と判明。
国旗はワッペンで作成しました。
◯ポルトガル
 国の紋章はなく、配色でデザインされています。
国の紋章はなく、配色でデザインされています。
資料にはボタンや配色が部分的にあったりなかったりと、悩まされました。
◯カナダ
 紋章のインパクトが大きいですね。
紋章のインパクトが大きいですね。
カエデの葉は今でも国旗のデザインとして使用されています。
ロゴと共にフェルト素材でワッペンのように作成。
 
◯ルクセンブルグ
 資料写真は1枚だけでしたが、、、
資料写真は1枚だけでしたが、、、
おっと選手入場の1つ前の国は日本ではないですか!
勇ましい髭がチャームポイントの三島選手です。[※マーク]
(紋章は刺繍ワッペン)
◯ハンガリー
 かなり大きい紋章のデザインですね。
かなり大きい紋章のデザインですね。
盾のようなデザインが格好いいです。
資料は少なかったですが、パンツの赤色はNHKさんのお力で検証できました。
◯イギリス
 国旗がはためいた状態なのがポイントですね。
国旗がはためいた状態なのがポイントですね。
こちらはプリント加工で作成しました。
ポイントに赤を取り入れている国が多いですね。
◯ドイツ
 ドイツ帝国時代の紋章
ドイツ帝国時代の紋章
柄は後ろまで続いています。
こちらはプリント加工。
◯フランス
 パンツにもトリコロールカラーがデザイン
パンツにもトリコロールカラーがデザイン
紋章部分は生地を縫い付けています。
今回作成してはいませんが、資料写真にあるカーディガンもトリコロールカラーが見て取れます。
◯イタリア
 写真としての資料がなく、映像資料を元に作成。
写真としての資料がなく、映像資料を元に作成。
パッと見ただけでもイタリアと分かりますね。
国旗柄はプリント加工です。
◯フィンランド
 フィンランドは紋章や、切手としても資料が残っており調査が他に比べて簡単な方でした。
フィンランドは紋章や、切手としても資料が残っており調査が他に比べて簡単な方でした。
そのぶん紋章も忠実に再現
 
◯オーストリア
 オーストリアの資料としてもらった画像は・・・
オーストリアの資料としてもらった画像は・・・
んん???
これは資料なしということでしょうか。。
という驚きから始まり、資料映像をなんとか調べてもらい、形にできました。
今日の放送でどこまでこのユニフォーム達が見られるかはわかりませんが、
よろしければ各国のユニフォームを気にしながらご覧いただけましたら幸いです。
以上大河ドラマのユニフォーム紹介part.2でした。
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