毎日更新!SOU・SOU読本
三味線が弾けたらかっこいいな、と長年思い続け、縁あって小唄を習い始めてから、まもなく一年。
ひと月に4回、約1時間、師匠とマンツーマンの稽古を重ね、習った曲は述べ10曲ほどになりました。
なかなかいい音が出ず、譜面も覚えられない、落ちこぼれの私ですが、おっしょさんの温かい励ましのもと、楽しくお稽古に通っております。
ここで小唄についてちょこっと解説。
江戸時代の後期に端唄から派生し、3~4分ほどの短い曲がほとんどで、三味線と唄によって演奏されます。
三味線の楽譜はそのまま一の糸、二の糸、三の糸を表していますので、ドレミの楽譜の読めない私でも、一目瞭然です。
三味線を弾く際にバチは使いません。
お座敷で演奏されることが多く、バチの大きな音から自然とソフトなつまびきになったそうです。
弦をしっかり押さえるため、爪は短く切り揃えます。
つまびき(実際は人差し指の爪の先の肉の部分で弾きます。)の穏やかな「ちん・とん・しゃん」の音色に乗せて、男女の恋愛感情の機微や人生の悲哀、季節の移ろいの情景、などが歌われます。
唄の世界が目に浮かぶ、そんな演奏をめざし、歳を重ねるごとにいい味と風情が出ることを期待して。
修行は続きます。
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過ごしやすい気候になったとたんお出かけモードに火が付きました。
「そうだ 東京、いこう!」と思い立ち、9月下旬 一泊二日の東京旅行へ行ってきました!
お目当ては10月6日をもって83年の歴史に幕を閉じたこちら。
▪️築地市場
一度は訪れたいと思っていましたので滑り込みで叶いました。
上 写真、奥に見える建物内で水産物や青物のセリが行われるそうです。
場内は、荷運び用の1人乗りトラックや自転車が行き交い、活気にあふれていてワクワクな空気感でした。
▪️築地市場と同じ歴史をもつ、市場で働く方々のオアシス的喫茶店『愛養』
お味はもちろん お店に漂う雰囲気もとても優しく、不思議と離れて暮らす家族を思い出しました。
つづいて訪れたのは
▪️東洋文庫ミュージアム
駒込の東洋学関係の専門図書館です。
ミュージアムが併設されており こちらの本棚には、100年以上も前に収集した東洋学の書籍が収められています。
図書館好きの私にとっては最高の魅惑の部屋で、あまりの美しさに時間を忘れてしまいました。
▪️ブルーボトルコーヒー青山カフェ
相変わらずの混雑ぶりでしたがタイミングよく席に着くことができました。
歩き回って疲れた身体に美味しい珈琲が染み渡ります。
そして青山といえば・・・
▪️SOU・SOU KYOTO 青山店
こちらでは斎藤佑一先輩の笑顔をキャッチ!楽しい時間を過ごせました。
弾丸二日間の旅では行きたい場所を網羅するには時間が全然足りません!さすが東京!
また折をみて訪れたいなぁと思います!
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全神経を集中させて、、、
うりゃ~!!
夏の終わりに愛の力でライオン出してみました!
大阪在住、児玉 優子でございます。
夏の締め括りはteamLab★未来の遊園地を満喫してきました。
そしてすっかり秋模様の今日この頃、今回は『愛を込めて楽しむ秋』をご紹介させていただければと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
まずは、一人でも楽しみ隊!
伊勢木綿の手ぬぐいで手ぬぐいターバン、風靡長袖、そして足袋下までお揃いの「菊日和」三昧に
足元には、、つい先日届いたばかりの吉靴房の爪掛を合わせてみました。
外は生憎の雨模様でしたが、ここまで揃うともうウキウキが止まらない♪
嬉しすぎてピースサインもおかしなことになってしまいました。
そして、そこの奥さん!おねえさん!(手招き、手招き)
めちゃめちゃオススメの商品も入荷していますよ!
『懐裡やで!!』(FUJIWARAの原西風に)
春に登場した際には瞬く間に完売となった懐裡が、秋素材で再登場致しました!
※店頭にはこちらの縞柄もご用意しております。
着用前には「どうなってるの?これ?!あれあれあれあれー?」と、
分かれているような分かれていないようなそのシルエットに皆さま興味津々!
着用すると「えー、なにこれ!?めっちゃええやーん!」となんとも言えないそのシルエットに皆さま大満足のお声をいただいております。
※懐裡の着方については商品ページの最下部でご確認いただけます。(動画)
パンツやスカート、どんな商品にも合わせやすいので是非一度お試しいただきたい逸品でございます。
お次は傾衣を楽しみ隊!
「傾く」と書いて「かぶく」と読みます。
新人の金子さんとは趣味や好みの食べ物など共通点が多い。
上から下まで私物もおなじ、そして結構なキンキラ好き♡
決めのポーズは「傾く(かたむく)」ポーズで楽しんで。
備前笠も自由に被って楽しんで。その日の気分や衣服に合わせて方向転換も楽しいかもしれません♪
まだまだ続く!新柄を楽しみ隊!
平成30年秋「なごみ」
迫さんはモスリン長方形衣、児玉は被風ジバン、そして中央のディスプレイにはモスリン双筒衣
※le coq sportifからは高島縮シャツも発売中です。
迫と児玉、、朝から「げんきだま」ならぬ「さこだま」を集めてパワー全開!!
そして最後は羽織ものを楽しみ隊!
本格的な秋冬に向けて大活躍の宮中袖やもじり袖も気になり始め、ワクワクする日々。
仲嶌さんとは「次はどの柄を買おうか?」なんて話しながら、秋の新作広形もんぺ 穏とお気に入りの羽織ものに、相合い傘で和気あいあい。
皆さまはどんな秋を楽しまれるのでしょうか。店頭には続々と新商品が入荷しております。
随時ホームページにて掲載予定ではございますが、お時間ございましたら是非店舗にお越しくださいませ。
おまけの一枚
(左上)※正解はご想像にお任せします。
①児「こらぁ、仲嶌。ちょっと体育館の裏来いやぁー!!」 仲「す、すいません。どうかお許しください。」
②児「羽織ってやっぱりカッコいいよね♡」 仲「ほんと、秋冬が楽しみですね♡」
(左下)迫「保冷バック大きすぎません?」 児「いいえ、大量のお弁当に最適サイズです」
(右上)満面の笑みの川勝さんが登場!
(2段目)愛の力でカメハメ波も出してみました笑
(3段目)カメラチェック中の迫さん
(4段目)オススメ商品をご紹介するには、、ちょっと大阪のおばちゃん感が出すぎました。どやさ!
そんなこんなで、この秋も皆さまと楽しみ隊!!
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今月の季節の手ぬぐい「栗ひろい」
さっそく染めおりの計り売りにて生地を長めにカットし、首に巻いてみました。
※栗ひろいの計り売り生地は染めおり店頭のみのお取り扱いでございます。ご了承下さいませ。
栗、柿、秋刀魚・・・一年で今の季節が一番わくわくします。
皆様お久しぶりです、黒澤です。
さてさて、話は変わりまして、布袋店では「傾衣に合う袋物はありますか?」とご質問をいただく事があります。
もちろんです! 傾き者へのおすすめ、あります!
そこで、本日は個人的に今傾き者におすすめしたい袋物を3つご紹介させていただきます。
■ 帆布 穏/怒濤
攻めたい傾き者に。
■ 知多木綿 刺子 小巾折穏/文
袋物はやっぱり軽いのが好き、な傾き者に。
ちなみに知多木綿 刺子 小巾折穏の柄の展開は以下の4柄でございます。
左上から時計回りに、「文」「薄氷景色」「おおらか60」「すいぎょく」
傾き者には「文」か「薄氷景色」がおすすめです。
(netshop掲載予定あり。今しばしお待ちくださいませ。)
■ 革 一切袋/濡羽色
荷物少なめ傾き者に。
渋みのあるテキスタイルや色の袋物を合わせると、傾衣の雰囲気に馴染んで、ばっちりキマリます。
秋のカブキモノもぜひご覧くださいませ。
こちら以外にも、ご紹介したい袋物はまだあるのですが、本日はここまで。
世の傾き者の皆様、また何かご質問などございましたら、スタッフにお気軽にお声かけ下さいませ!
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ある日のこと。
某小学校の先生から「町たんけん」という校外授業でこども達から「SOU・SOU」に行きたいという
意見が出たのですが…。とお話を頂きました。
こんな質問も出ています。と。
こども達がSOU・SOUに興味を持ってくれているなんてとても光栄なこと。
もちろん!二つ返事でお受け致しました!
当日は小学生7名がやって来て、しっかりご挨拶もしてくれました。
地下足袋はもちろん、中に入っている「たびすけ」にも興味深々。
「履いてみたいー!」と下駄や地下足袋も試着をしてくれました!
「いつも履いている靴とぜっんぜん違う~」と駆け寄って伝えてくれる姿にキュンとしてしまいます。
SOU・SOUの柄にはこども達にも慣れ親しんだものもたくさんあります。
「あー!これ運動会だ!」
「トンボもいる!」
伊勢木綿の手ぬぐいの使い込んだ柔らかさを触ってみて「うわぁ~」と頬ずりするこども達。
「扇子もおいてある!僕、学校の授業で扇子作ったことあるよ!」
小宮「えっ!!すごいね~!」
「なんか変わった袖が付いてる」
「この紐なに?」
「なわのれん?」「中は何があるの?」
みんなでレポート作成中。
見学してわかったこと、感じたことなどたくさん書いてくれています。
後日、学校で発表会があるそうです。
帰り際には口々に「楽しかったー!」「また来たい!」
「ここは第2希望だったけど、SOU・SOUに来て良かった~!」と。
こどもの素直な目線で色々なものに興味を持ってくれ、私達も楽しい時間を共有させてもらえて
とてもありがたい体験でした。
場所は変わり、こちらは北海道の仲良しのお誕生日会に参加したメンバー。
新しく出会えたSOU・SOU好きの人やSOU・SOUの仲間に入るにはまずは足袋下からなんだよね!と足袋下を履いて嬉しそうな新メンバー。
そうだ!みんなで写真を撮ろうよ!
7名の合計年齢=475歳。
こちらもこども達に負けぬはしゃぎようです。笑
こういうことで盛り上がれるこどものような気持ちはいつまでも忘れたくないなと思った出来事でした。
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夏のある日、SOU・SOU Instagramアカウントに一枚の写真。
「総柄富士、限定数点ずつの入荷」
数日後…。
「(あの柄が忘れられない!)」
新色の「けんらん」もすぐに完売してしまった…!
「色が素敵…」
「実物のテキスタイルが見たい!!」
もう僕の手元にはInstagramの写真しか残っていません。
それを眺めるしかない日々が続きました。ところが!
(傾衣スタッフ・阿部)
傾衣にて、半衿風靡の新柄で登場!!!
■半衿風靡(はんえりふうび)/けんらん 光華(こうか)9,612円(税込)
待ち望んだ甲斐あって、もともと着やすい半衿風靡が倍くらいの着心地の良さ。
(本日の日記担当、SOU・SOU le coq sportifスタッフ・金子)
好きなテキスタイルの服を着るのは気持ちがいいです!!
「けんらん」というテキスタイルを改めて紹介させていただきます。
けんらん
花びらの一枚一枚がびっしりと
空間をうめつくし絢爛豪華に咲き乱れる花。
イメージの中の花は
現実の世界のものよりいっそう輝いて花を競う。
僕の心の中にはこんな濃密な世界がある。
(平成24年,脇阪 克二)
色のパターンはオリジナルの赤、紫の「夜紫」、銀色の「宝来」というように種類がございます。
金の「光華」は今年の新色です!!!
他のけんらん柄を見ていきましょう。
まずは足袋スタッフ児玉の着こなしと地下足袋紹介。
■貼付地下足袋/けんらん 8,640円(税込)
■モスリン 小袖羽織 長丈/けんらん 夜紫 (※完売御礼!)
続いてネットショップスタッフ表の着こなし!
■知多木綿 大帷 短丈/けんらん 夜紫 (※完売御礼!)
「けんらん」は地下足袋の定番テキスタイルのひとつであり、また「けんらん 夜紫」は着衣で定番です!
(こちらからご覧いただけます!➝「けんらん 夜紫」)
傾衣に潜むけんらん柄。
■モスリン風靡上/けんらん 宝来2 (在庫わずか)
残り少数のレア色…。
渋い輝きを放っております。
そして「けんらん 光華」を風靡スタイルで!
(ネットショップスタッフ・山田)
「けんらん」は平成24年、比較的最近に発表されたテキスタイル。
しかし実は、長く熟成されたデザインだったそうです。
「40年前に描かれた原画(花弁が細かく描き込まれている)をテキスタイルデザインとして描き直し、再生させたデザイン。」
※『SOU・SOU 15周年記念オフィシャルファンBOOK』(完売御礼!!!)より引用
この夏から秋にかけて夢中になった「けんらん」は
まさに「流行にとらわれないテキスタイルデザイン」のひとつであるということを知るに至りました…。
※詳細はこちらの書籍にて!
■『脇阪克二のデザイン マリメッコ、SOU・SOU、妻へ宛てた一万枚のアイデア』2,376円(税込)
■『伝統の続きをデザインする SOU・SOUの仕事』1,944円(税込)
さて、もう一つのテキスタイルデザインをご紹介させていただきます。
SOU・SOU le coq sportifより、「窓」!
■ミニ裏毛 型ぬき長袖Tシャツ/窓 素色杢 7,020円(税込)(※ネットショップ近日公開予定)
新色の「窓」です。
この色合いに一目惚れでした!
窓
建物が立ち並んでいるのを描いていったが面白くない。
どんどん整理していったがどうしてもうまくいかない。
思い切って窓だけ残して全部ぬりつぶしてしまった。
微妙に違った四角が残り、そのリズム感と
思いがけない間(ま)がとてもいい。
最初から四角だけ描いていたら絶対出来ないデザイン。
(平成10年,脇阪 克二)
そして秋の新商品にも「窓」!
■ワッフルボーダー ボートネックワンピース/グレー×エクリュボーダー 窓 9,612円(税込)
■ストレッチチノクロス BIKEすててこ/紫土×窓(しど×まど) 8,532円(税込)
ワンピースは着られませんが、かわいいデザイン!
BIKEすててこの色も独特な色合い。
「窓」は隠れたルコックの定番テキスタイルです!
皆さまも、想いを馳せるテキスタイルはございますか?
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皆様、こんにちは。
突然ですが、暖簾は日本独特のものであることをご存知ですか?
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ等他国にはないそうです。
暖簾の歴史は古く平安時代にまで遡り、現代でも目隠しや日よけ、お店のトレードマークなど様々なシーンで使われますよね。
およそ1000年の時を経ても形を変えずに愛用されるのは、すごいことだと思います。
それだけ暖簾には魅力があるんでしょうね。
掛けるだけでいい感じの雰囲気にしてくれるのも暖簾の良いところ。
殺風景な我が家の玄関用にと作ってみました。
生地は8号帆布/田んぼです。
真っ直ぐ縫いなので、ミシン初心者の私でもなんとか形にすることが出来ました。
「ちょいとごめんよ!」
といった感じで、ひょいっと顔を出すのも暖簾の楽しいところ。
暖簾づくりに夢中になっているころ、大学の先輩に暖簾づくりを依頼され、作ることになりました。
ミシンでカタカタと
二枚作りました。
生地は8号帆布/間がさね 宮美です。
この暖簾の行き先は
なんと日本を出まして・・・
バングラデシュ!!
バングラデシュはインドとミャンマーに国境を接する国です。
その国のどんなところに渡ったかと言いますと、デライトファウンデーションの児童養護施設、「デライト子どもの家」です。
デライトファウンデーションとは、バングラデシュ政府認定NGO(慈善団体)です。
世界最貧国と称され、児童労働、児童買春、洪水、少数民族など多くの社会問題を抱えるバングラデシュで、福祉・教育・医療・ビジネスの分野からその解決に取り組んでおられます。
デライト子どもの家では保護を必要としていた40名の子ども達が生活しています。
先輩がこちらの団体の国際責任者で、バングラデシュに1ヶ月滞在される折に持って行って頂きました。
そして早速掛けていただいたのがこちらっ!
SOU・SOUのテキスタイルが子ども達の伝統的な服にとてもマッチしています。
暖簾の上にはハイビスカスのお花を飾っていただきました。
笑顔がまぶしいですね!
現地のスタッフの方々から「子どもたちの元気を表すような色使いで、かつ楽しい模様だね」と嬉しいコメントを頂きました。
喜んで頂けたようで何よりです!
ありがたいことに地域の方々にも好評頂いているそうです。
もう一枚は施設の事務室に掛けて頂きました。
少しキツキツのようでしたが(汗)、、 メジャーが無かったので。
また次回、作らせていただく時はピッタリのサイズをと思い、メジャーも贈らせていただきました。
最後に国内責任者と国際責任者のお二人。
やっぱり暖簾を目の前にすると、このポーズをやりたくなりますよね!
暖簾を通してバングラデシュの方々が日本の伝統文化に少しでも興味をもって頂けたら、と思います!
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明日から10月ということもあり、先週から衣替えを本格的にはじめました。
今季の衣替えのタイミングでプチ断舎離をしたのですが、
仕分けをしながら「今あるモノをもっと大切 に使いたい」と思うようになりました。
そこで、残った【愛着のあるモノ】たちを今後も末永く大切にするべく、
SOU・SOUの先輩方にモノを大事にする姿勢を伺ってみました。
まずは配送センター長、澤田さん。
澤田さんが愛用されているのはこちらの貼付地下足袋です。
「いつ見ても白いですね!」とお伝えすると、
澤田さん自身が初めて購入した地下足袋であることが発覚!
9月一番の驚きでした!!
「中はもうぼろぼろやねんけど・・・」
「ソールはめっちゃきれい。」
かれこれ7~8年愛用されているとのことですが、外側には目立った汚れもほとんど無く、
大事に手入れされてきたのが伝わってきます。ちなみに洗濯機に入れて洗っているそうです。
まだ1年ほどしか履いていない自分の地下足袋と見比べてちょっと恥ずかしくなりました。
こまめに綺麗にしないといけないなと反省です。
続いて、2児のおかあさんでもある ネットショップの増本さん。
ご自宅からあるモノたちを持ってきてくださいました。
それがこちら!
ご自身が着なくなった服を解体し、仕立て直された子供服です。モノを最後まで使うアイデアに溢れています。
足袋下にできた穴も繕って履き続けるという徹底ぶり。
下の写真は長男ソウタくんの一番のお気に入り、間がさねせいわの足袋下です。
大きな穴が空いてしまっているのですが、他の柄も履いてほしいのでこちらは繕わず、
ソウタくんの成長記録に大切に保管されているそうです。
愛着のあるものとのエピソードは、お聞きしていて温かい気持ちになります。
自分の場合はなんだろう・・・そう考えて思い浮かんだのは、入社してからほとんど毎日使っている
帆布穏の紺青です。(※現在は特大サイズのみ販売中)
店頭の特大サイズと比べてみると、ずいぶんと退色したのが分かります。
「いい味出てるね~」とたまに言われると嬉しく、より愛着も湧いてきます。
ポケット部分に、もともとの色の名残があります。
場所によって色の濃淡がありアジが出ています。
洗濯機で丸洗いできるのも帆布穏のいいところ。
これからも色の変化を楽しみながら長く愛用していきます!
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祖父が生前、三十三所巡りに行きたいと言っていたのがきっけで興味を持ち
先日、1番札所である那智山 青岸渡寺へ行くバスツアーに参加してきました。
参道入口から450段以上ある石段を登り本堂へ。
改修中工事中のため本堂の外観を見ることができず残念でしたが、
三重の塔と那智の滝の素晴らしいツーショットを見ることができました。
SOU・SOU×FM大阪 「西国三十三所Trip around 33」の御朱印帳を持参しました。
西国三十三所草創1300年の特別印が押印された御朱印。
笈摺(おいずる)と呼ばれる半纏状の白衣にも御朱印をいただきました。
残り三十二札所、ゆっくり自分のペースで巡礼を楽しみたいと思います。
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SOU・SOUのテキスタイルで、くるみボタンを作りたい!!
ということで、SOU・SOU染めおりにて早速ハギレをゲット致しました。
【今回使うテキスタイル】
・間がさね 青和 ・和菓子 ・花あり
【用意するもの】
・ハギレ ・くるみボタンの土台 ・ボンド
【作り方】
①ハギレを、作りたいくるみボタンの直径プラス2cmほどの大きさにカットします
②カットしたハギレの上にボタン(上)の土台を乗せ、裏面にボンドを塗ります
point:側面にも塗るとキレイに仕上がります
③ひだを作りながら、ハギレを内側に折りたたんでいきます
④ボタン(下)の土台をしっかり中に押し込めば、くるみボタンの完成です!
残りもどんどん作っていきます。
今回は、一つ一つ違う柄がでるようにあらかじめ柄の出方を考えてカット致しましたが、
なにも考えずに、その時の感覚や好きな位置で作るのも出来上がりの楽しみが増えます!
\SOU・SOUテキスタイルのくるみボタン 完成です!!/
鮮やかな色・可愛いテキスタイルと、
コロンとした柔らかなシルエットが良く合って、想像以上の出来栄えでした。
完成したくるみボタンは、ブローチや髪飾り、アクセサリーにアレンジするのもオススメです。
機会があれば、他のテキスタイルでも作ってみようと思います。
皆様もぜひ、お試しくださいませ。
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少し前ですが、お誕生祝いに青山店スタッフから箱座布団を頂きました。
テキスタイルはお任せで選んでくれました!
私の大好きな畑大をはじめ、北の国、三色すみれ、天竺ぼたん。4人家族なので4つ!
絶妙な組み合わせがさすがです!
まだ定位置は決まってないのですが、並べてみたり積んでみたり、増本家のようにベンチに使うのも憧れますし。。。
考えるのも楽しいですね。
今は子供の遊び場になっております。
西永はお得意の手作りもんぺをプレゼントしてくれました。
こちらは希望を聞いてくれたので、長女は本人セレクトの「ふミッキー」、
夏の間すいかを食べまくった次女には「西瓜」を選ばせて頂きました。
※手ぬぐい3枚分で出来るそうです。
こちらも大活躍しております!
皆様本当にありがとうございます!大切に使わせて頂きます!
さて、現在公開中の「秋の装い」はご覧頂いておりますでしょうか?
店頭も秋物が多数入荷しておりますが、なかでも私のおすすめはこちらです。
■高島縮 薙ジバン
数あるSOU・SOUの衣類の中でも、私が一番といってもいいほど好きなアイテムです。
新作が出る度に欲しくなり、いつのまにやらこんなに集まっております。
※完売している商品もございます。ご了承くださいませ。
素材はエンボス加工の高島縮(綿100%)、なのでストレッチ性もあり着心地抜群です。
暑い時期は一枚でさらりと、気温が下がってくると羽織物や中に衿巻ジバンなどの重ね着もおすすめです。
お手入れが楽なのも子育て中の身としてはありがたいところです。
今回の新作からはこちらを選ばせて頂きました。
高島縮 薙ジバン/源 7,074円 (身長160cm 女Mサイズ着用)
やはり衿元と薙刀袖がポイントですね。小袖商品に比べるとやや小ぶりなお袖が動きやすいです。
私は富士や広形もんぺと合わせることが多いのですが、
一枚着るだけで、和装の雰囲気を楽しんで頂けるところもおすすめです!
店頭でのコーディネートのご相談もお待ちしております。
ぜひお気に入りの一枚を見つけて下さいませ!
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エモくなりました・・・
※エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、
「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。
感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないときなどに用いられる。
もう夏なんてとっくの昔に過ぎ去ったわよ!って感じですが、写真とともに振り返ってみます。
京都の夏といえば祇園祭!SOU・SOUスタッフも浴衣で出勤!
毎年この時期に朝活で写真撮って〜と瀟瀟に言われている気がします。
夏はお祭!お祭と言えば金魚すくい!
ポイが破れてもなんだか楽しいのです。
ちなみにポイは、破れたらポイっと捨てることに由来するみたいです。
SOU・SOUの夏と言えば御手洗祭!今年で4回目。
写真を見返すとSOU・SOUわらべぎモデルのみんながどんどん大きくなっていて、
時の流れは早いのね・・・って感慨深くなったりもします。
無病息災を願い祭壇にロウソクの火を献灯。
今年は風が強くて、火が消えないようにみんな必死で面白かった。
香川に弾丸旅なんかしたりして。浴衣で海。
日の出を拝むために深夜出発、朝ごはんにうどんを食べてお昼には帰宅。
なんて贅沢!
琵琶湖花火大会。綺麗に咲いた花火をパチリ。
フィルムなので現像が返ってくるまで写っているかどきどき。
花火が欠けている!人生も満ちて欠けての繰り返しだ!
第100回全国高等学校野球選手権記念大会
キャッチフレーズは「本気の夏、100回目」
迫力も感動も100回目!!
この夏2回目の弾丸香川旅。
日本のウユニ塩湖と呼ばれている父母ヶ浜。
陽が沈むまで本気で遊んだ。
盆踊り大会に参加。
ちゃんと踊れなくたって楽しければ良い!
輪に入って見よう見まねでやれば様になるってもんです!
最後は大きな大きな入道雲。夏の風物詩。
思わず立ち止まって写真を撮ってみたけど、この後すぐに形が変わってしまった。
夏はあっという間に過ぎ去ったのでした。
・
・
・
平成最後の夏だ!なんて周りが騒ぐもんだから、
この最後の夏を全力で楽しまないと!なんてぼんやり考えていた。
平成最後じゃなくても、いつでも毎日が、今日という一日は二度と訪れてくれないのに。
毎日を大切に生きていこうなんて、そんなありふれた事を考えた夏なのでした。
上記のような文章をエモいと言います!!!!
カメラ小僧 内村でした☺︎
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本日9月25日は「主婦休みの日」だそうです。
家事という仕事を家庭で一緒に考える日
年中無休で家事や育児にがんばる主婦(主夫)が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュするための休日、とのことです。
2009年に制定された記念日なので、私が子どもの頃にはなかったのですが
母の日に、父と一緒に料理をつくったり、普段の母の家事仕事ぶりに改めて感謝したことを思い出しました。
記念日とは、日常に当たり前のようにあることが少しだけ特別になる日なのかもしれません。
毎年SOU・SOU日記で着衣の日をお祝いしていますが
他にもSOU・SOUにも関係ありそうな記念日はないのかな~と思い、調べてみると…
2月23日 ふろしきの日
223(つつみ)の語呂合わせからこの日に。
3月21日 日本てぬぐいの日
手ぬぐいの需要が高まり、生産も増え始める春(春分の日)を記念日に。
5月22日 サイクリングの日
7月7日 ゆかたの日
七夕は裁縫の上達を願ったり、衣服に感謝する習慣があったことから。
8月8日 がま口の日
がま口を留める“ぱちん”という音から語呂合わせで。
10月8日 足袋の日
七五三、お正月、成人式と和装の機会が増え始める10月、末広がりの8日、とのこと。
7月22日 下駄の日
昔の下駄のサイズ、男性七寸七分/女性七寸二分
二枚歯の下駄の歯型が漢数字の二に見えることから。
9月20日 おてだまの日
今回探した中では見つけられませんでしたが
『地下足袋の日』『絞り染めの日』があってもおかしくはないですし
はたまた『カブキモノの日』『わらべぎの日』があっても面白いですね。
SOU・SOUの日が出来るとしたら、いつ、どんな一日になるのでしょうか。
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今年も盛り沢山な夏のイベントがございました!
祇園祭、花火大会等々
そんな中でも印象に残っているのは
SOU・SOU女子スタッフでの『雪花浴衣の会』
こちらは少しだけ大人な女性の会
そして締めくくりはこちらのライブ
楽しかった夏の思い出を胸に残し、
ようやく待ち望んだ秋も楽しんで参ります!
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秋物入荷にお客様に負けずスタッフたちも毎日わくわくしております
どれもこれもおすすめしたいところですが、
今回は、私の大好きなこちらの商品をご紹介したいと思います!
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色(ごふんいろ)
麻素材の草衣上も好きですが、やはりこのモスリン独特のドレープ性、そして美しい胡粉色
この透け感、そして上品さがたまりません
こちらのオススメ商品「草衣上」を使い、
わたくし着衣スタイリストのイシダ(ア)が、あれやこれやとコーディネートしてみました!
〈 netshopスタッフ/長沼 〉
■身長:164cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Mサイズ
■フェルト擬宝珠/濃紺
■梳毛 きさらぎ 短丈/猩々茶 女Fサイズ
■ モスリン 双筒衣(そうとうい)/なごみ 女Fサイズ
■貼付まつり足袋/素色×煌めき
〈 企画室スタッフ/小林 〉
■身長:146,5cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■伊勢木綿 手ぬぐい/北の国
■ モスリン 長方形衣(ちょうほうけい)/よろこび 女Fサイズ
■ 端色(つまいろ)/京紫(きょうむらさき) 女Fサイズ
■ 高砂足袋 いろは底/濡羽色(ぬればいろ)
〈 配送センタースタッフ/田中 〉
■身長:161cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■梳毛 懐裡(そもう かいり)/深紺(しんこん) 女Sサイズ
■モスリン 広形(ひろなり)もんぺ/摩天楼(まてんろう) 女Fサイズ
■貼付地下足袋/菊2
〈 染めおりスタッフ/西牧 〉
■身長:165cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■モスリン 小袖寛衣/花あそび 女Mサイズ
■モスリン こしき/小鴨色(こがもいろ) 女Fサイズ
■ 貼付地下足袋/大寒(だいかん)
*小袖寛衣の袖口から草衣上の袖が少し出ます
〈 企画室スタッフ/本田 〉
■身長:161cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■SOU・SOU×MOONBAT ストール/縄梯子 亜麻色
■モスリン 広形(ひろなり)もんぺ はぎ丈/芍薬 月華(しゃくやく げっか) 女Fサイズ
■ 足袋下(膝下)/SO-SU-U 夜明け 女Fサイズ
■貼付まつり足袋 10枚小鉤(こはぜ)/濡羽色×桟(ぬればいろ×さん)
〈 着衣スタッフ/イシダ(ア) 〉
■身長:154cm
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■モスリン みたて衣/吹きよせ 女Sサイズ
■貼付まつり足袋/濃紺×菊づくし(のうこん×きく)
■モスリン 草衣 上(そうい うえ)/胡粉色 女Sサイズ
■フェルト擬宝珠/濡羽色
■ 綿モダール むささび 短丈/松葉色(まつばいろ) 女Fサイズ
■ジャカール阿弥 裁付えんゆう穿き/深紺 Mサイズ (近日netshop掲載予定)
■股付5枚足袋/金襴緞子 夜色(きんらんどんす やしき)
コーディネートを考えるときに大切にしていることは、色合いとバランスと上品さです
今回はそれぞれのスタッフに合わせて考えてみました
自分へのコーディネートは、新たな挑戦ということで
あまり着ることがない赤と初めて組み合わせてみた、草衣上+みたて衣 そして初傾衣
思いの外、いけてる?なんて思いながらのコーディネート
このちょっとした一歩で新たな自分に出会えて人生楽しくなるはず
何事も試さないとわからないですし、悩んでいても時間の無駄!
自分にはこれは似合わないから、こういうのしか着ないなんてこだわっていたら人生損損!
こだわり捨てて、まずは挑戦!
実店舗へお越しの際には、たくさんご試着いただいて
SOU・SOUの世界観を是非お楽しみくださいませ
スタッフ一同喜んでお手伝いさせていただきます!
*ちなみに今回の裏テーマは、スポーツの秋・芸術の秋
スタッフには今までに所属していた部活動をエアーで表現してもらいました
一体なにしてるんやろうとお考えいただきつつ
楽しんでいただければ幸いです
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7月から青山店でお世話になり、少しずつですが東京の雰囲気に慣れてきたような気がします。
まだまだ知らない事だらけなので、お休みの日には色々なものに触れるよう、
なるべく出掛けるようにして楽しんでおります。
先日は、立川にある国営昭和記念公園に遊びに行ってまいりました。
久しぶりの自然を前に、心安らぐ時間を過ごす事が出来ました。
また、目黒にあるホテル雅叙園「和のあかり×百段階段」では
日本美イルミネーションに圧倒!満喫致しました。
そして、最近ハマっているのが御朱印集め。
寺社巡りと合わせて場所を調べて行くのですが
東京でもなかなかディープな場所が多くて楽しんでおります。
いつかコンプリート目指したいと思います!
期間限定御朱印や可愛いデザインのものが多く、集めるたびに
テンションが上がります。
華やかな御朱印帳になりそうです。
そしてつい先日、青山店のフロアがとても可愛いテキスタイルマットに変わりました♫
フロア毎にテキスタイルが違っております。
是非ご来店の際は、足元にもご注目くださいませ!
秋のお江戸暮らしも、引き続き楽しみたいと思います。
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猛暑日が続いた京都の夏がつい終わりました。
暑がりな私ですが、色々なイベントに行き、良い思い出を沢山作りました。
その一:8時間待ったびわ湖大花火大会
びわ湖大花火大会は夏で一番楽しみにしているイベントです。
写真を撮るために、湖岸の場所取りへ朝早く出掛けましたが、
到着したときにはすでに沢山の方がいらっしゃいました。
炎天の中、始まるまで8時間待ちました。
生地が薄くて吸汗性がいい知多木綿長方形衣はベーターチョイスでした。
もちろん千日足袋と今治タオルも大活躍!
打ち上げ花火一時間程絶えず目の前に現れ、
テレビで見るより現場の方が綺麗さが倍増で、とってもオススメです!
その二:不思議な球体が沢山あった糺の森の光の祭
普段でも不思議な感じがする糺の森、ある夏の期間限定イベントに、
卵のような物体が現われ、参道沿いの木々がライトアップされ光り輝きました。
光る球体が彩る多彩な森、一層不思議に感じました。
森の中とはいえ、むしあつい夜でしたので、夏の定番アイテム高島縮長方形衣が重宝しました。
光の球体は衝撃をうけると光の色を変化させ、音色を響かせ、周りの球体も連続的に呼応していました。
それらを体験でき楽しかったです。
その三:満喫台湾旅
台湾人の友達と3日間台湾にいってまいりました。
マーラー鍋、タピオカ、豬血糕(ジューシエガオ、もち米に豚の血を練り込んだ食べ物)等美味しいものを、
毎日食べて、2キロぐらい太ってしまいました。
オシャレな雑貨屋さん、喫茶店が並んでいる赤峰街。
可愛い小物、本そして、カフェもされている「小日子」は私のオススメのお店です。
二日目は、手作りマーケットや展覧会を行っている華山1914文創園区へ。
皆様お気づきでしょうか。
ヒントはストレッチしている方ではなく、後ろの方の姿が・・・
全身傾衣で剣玉のパフォーマンスを準備中です!カッコイイですね!
ちなみに、その日、私も同じ風靡と裁付(たっつけ)えんゆう穿きを着て、
基隆市にある國立海洋科技博物館にいきました。
身長162cmの私は、上下ともにMサイズを選びましたが、想像以上にサイズがピッタリで着やすかったです。
その四:気温35度のルコック秋物撮影
8月のある日、ルコック秋物の撮影に参加しました。
長袖シャツや裏毛ボートネックシャツを着ているスタッフが、
酷暑を耐えて、撮影に挑みました。
汗をかきながら変なポーズを・・・
出番待ちの椿、準備運動をし始めます・・・
出来上がた写真を見たら、「もう秋やな~」と感じました。
ルコック秋物商品絶賛販売中でございます。
皆様、この「平成最後の夏」はどう過ごされましたでしょうか。
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SOU・SOUでプリントしてきたテキスタイルって一体何種類あるんかな?
と、先日気になって数えてみたのですが、その数は優に八百種を越えていました。
そして今も、年間のテーマ(本年は果実文様)に沿って毎月月替りの新柄と、
春夏と秋冬にそれぞれ十柄前後のあたらしいテキスタイルが仲間入りしています。
今秋発表の新作は
なごみ

つなぎ花紋

縛り

吹きよせ

摩天楼

などなど
バリエーション豊かです!
SOU・SOUのテキスタイルは、すべて京都の染工場さんによる手捺染で制作しています。
別名、京型友禅(きょうかたゆうぜん)とも呼ばれています。
型友禅は明治初期に京都で、合成染料ともち糊を混ぜた色糊(写し糊)が考案されて以来、急速に発展したと言われています。
型は一色につき一枚、色ごとに取り替えて染めていくのですが、型の合わせ具合、重ね合わせによる色の表現など、熟練した職人技を要します。
そんな型友禅の特徴のひとつに、【型口(カタクチ)】と呼ばれるものがございます。
【型口(カタクチ)】とは
版と版が繰り返しプリントされる境目のことです。

柄をリピートする際、型と型が数ミリ重なる部分が生じます。これはインクジェットやローラープリントには無い、昔ながらのこの技法の特徴とも言えます。
そして、柄によって型口は出るものと出ないものがございます。
出るものはこんなふうに・・・



SOU・SOUのテキスタイルにとって型口は、
昔ながらの技法、職人さんの手仕事によってできる「味」として捉えています。
いわばお釜で炊いたご飯のおこげみたいな存在とでもいいましょうか・・・
なんでも海外生産、又は機械化されてしまう現代にとっては、あと数年で工芸品の域に達しそうな京都の型友禅染めはとても貴重なものです。
SOU・SOUでは、京都の職人さんの技を後世につないでいく仕事ができればと思います。
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