毎日更新!SOU・SOU読本
8月も残りわずかとなり、夜風を少し涼しく感じるようになりました。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
先日、大阪にある『天満天神 繁昌亭』の寄席に行ってきました。
----------
中に入ると三味線や太鼓、笛などの囃子が鳴っていて、テンションも上がります。
この日は夏休み親子ウィークということで、落語をお子様にもわかりやすく、大人はより楽しめるようにと、
私のような初心者には有り難い内容でした。
落語の成り立ち、衣装や道具のことなどをわかりやすく、かつ面白く説明してくださいました。
9人の噺家さんと、曲芸をされる方が1人登場され、それぞれの個性がありました。
演目の内容もとてもわかりやすく、13時~16時過ぎぐらいまで終始笑いっぱなしでございました。
落語はお客さんも頭を働かせて見たり、聞いたりすることが楽しむポイントであるとおしゃっていて、
表情や動きなど、絶妙な間(ま)を見逃さない(聞き逃さない)ことが大切であると思いました。
会場一体が笑いに包まれるのはとても気持ちが良いです。
帰りは出演者の皆さん全員で見送ってくださり、とても嬉しかったです。
夏の暑さも忘れるぐらいたくさん笑って、元気をもらったような気がします。
笑うことは、心身ともに健康でいられることに繋がると改めて思いました。
- 関連記事
-
お盆に下鴨神社の糺の森で開催されるのが、「下鴨納涼古本まつり」。
この京の三大古本まつりの一つを訪ねてみました。
糺の森といえば、今年SOU・SOU浴衣のロケ地の一つでもあります。
季節は初夏から立秋へ、
木々も新緑から深緑へ染まってきました。
木陰に風がそよぎ、団扇片手にあれこれ目移りしながら、京の風物詩を吟味します。
約500メートルにわたってテントや本棚が並んでいます。
緋毛氈の敷かれた縁台があちこちに置かれているのが京都らしくて良いですね!
個性豊かな品揃えで古本愛好家たちを迎え撃ちます。
「とと姉ちゃん」の世界を発見!
萩書房コーナーで『暮しの手帖』の古書がずらり〜
そして、自分の掘り出し物を見つけました!
・寸葉(すんよう)
寸葉品(すんばひん)は英語ではエフェメラ(ephemera, エフェメラル=つかの間の…、はかない…が語源)、一時的な筆記物および印刷物で、長期的に使われたり保存されることを意図していないものを指します。
普遍でなく刹那な時空に輝く1枚だけの小紙片。
はっきりといえば、役割を終えたら捨てられる類のものばかりです。
古い広告やポストカード、切手や封筒などはもちろん、
薬の広告、お菓子の包装、地図、個人の表彰状、金融通帳、通信簿…
何でこんなお婆ちゃん家の押入れに眠ってそうなもんをわざわざお金払ってまで?
などと疑問を抱きつつも、ブースを漁っているうちに夢中になっています。
・トンプク(頓服)
そのとき一回に服用すること。つまり、一包みに何回分かが入っている(分服)のではなく、一包みが一回分という意味です。
初耳の言葉です!
また、頓服薬は白い紙に乗せ、その紙を独特の折り方で三角形にし、これを途中までほどけば、粉薬を口に素ぞぎやすい二つ折りになるそうです。
今は、この独特の折り方の包みを目にすることがなくなったとか…見てみたかったです!
・でんぽう(電報)
電話が十分に普及しておらず、回線も整備されていなかった時代、緊急の用件を伝えるのは電報でした。
限られた文字数による伝達のため、しばしば後世に残る名文・珍文も生まれました。
紺の帽子、制服に身を包み、颯爽と自転車に乗っている「電報配達人」の姿見たかったです!
不思議な寸葉品が大量かつ無造作に並んでいて、一枚一枚見てるだけでかなり楽しい。
その中、染織関係の色々を見つけました。
そして、呉服催事情報の寸葉も!
フライヤーの下中央に高島屋マークがありましたので、
高島屋で開催された呉服催事でしたね。
寸にして珠玉なり!
最後に、店長さんの哲学的なスローガンで:
- 関連記事
-
一年に一度!の楽しみなアレに向けて‥
必需品①運動足袋
跳べます。
必需品②BIKE UVP
UVカット効果もある優れモノは炎天下の待ち時間に必須。
必需品③BIKE ショルダー
荷物は最小限に抑えて。
当日は、汗だくになる事間違い無しの為、吸汗性に優れ・動きやすさ抜群・何より目立つPOPなテキスタイル!と、良い事づくしな知多木綿 特文 長方形衣 を着用しました。※山茶花は完売御礼で御座います。
インナーには 高島縮 抜衿ジバン/臙脂色 でより快適に!
そして待ちに待った当日!
向かった先は、BIGBANG 10周年LIVE in 長居競技場!!yeah!
野外でしたが、必需品のおかげで存分に楽しむ事が出来ました。
まだまだ余韻冷めやらぬ今日此の頃‥
夏の楽しい思い出がまた一つ増えました。
- 関連記事
-
行ってまいりました!
「星のや東京」
東京駅のすぐ近く、大手町のオフィスビルの中に7/20にOPENした
星野リゾートが考える「塔の日本旅館」です。
実はこの度、「星のや東京」がOPENするにあたり
SOU・SOUでスタッフ様の制服をデザイン、制作させていただきました。
インナーには「半衿風靡」
上着は「陣風靡」
その上には「陣羽織」
を着用していただいております。
(全て星のや東京別注用にアレンジしております)
裏地には星のやオリジナルの宝づくし柄を使用。
ちらりと見える柄がお洒落でした。
お客様は、ホテルと違い入り口で履物を脱いで建物に入ります。
建物も和で統一され、お客様が素足で移動できるよう全面畳張り。
(エレベーターまで畳で驚きました)
そして、各フロア毎に「お茶の間ラウンジ」という
各フロアの宿泊客のみ利用できる大変贅沢な空間が設置されておりました。
勿論旅館に欠かせない温泉も最上階に完備。
(流石に撮影した写真はないので、星のやさんの画像を・・)
そしてこちらがお客様が宿泊時に着用する滞在着
(こちらはSOU・SOUのデザインではございません)
帯にはSOU・SOUでも販売している
「紐帯(ちゅうたい)※別注モデル」を使用されております!
宿泊させていただいた日が、オープン記念日の初日!
建物の前ではカメラ陣に囲まれた社長様や総支配人のお姿もありました。
総支配人の菊池様と
星野リゾートさんは
世界都市である東京に、日本古来よりある旅館を作ることが重要だと考え
2年前に大手町で発見された源泉地に東京の代表となる旅館をOPENされました。
今後も星野リゾートさんの動きに注目です!
(SOU・SOUも微力ながらお手伝いさせて頂ければと思っております。)
- 関連記事
-
この日が来ると夏の終わりを感じます。
今年も家族揃って見れますように。
-----
先日の祇園祭りでは、SOU・SOU足袋前にて獅子舞を披露させていただきました。
実際にご覧くださった方、こちらの日記でご覧くださった方、そして機会を設けてくださった若林社長。
ありがとうございます。
楽しんでいただけましたでしょうか・・・
こういった試みは初めてでしたが、
僕たち獅子舞も、とても楽しませていただきました。
普段は八坂神社の奉納行事で舞うことがほとんどなので、見てくださっている方々との距離感が新鮮でした。
後日、後祭での舞を終えて、今年の獅子舞も無事終了!
(´-`).。oO 来年もさせて頂けるとか?
-----
さて、話は変わりますが、久しぶりに読書を楽しんでいます。
著者は「倍返しだ!」のフレーズで有名な「半沢直樹」の池井戸潤さん。
タイトルの「陸王」とは、なんと地下足袋のことなのです。
今から読まれる方もいらっしゃると思いますので、ざっくりとだけ内容をご紹介。
百年の歴史を持ちつつ、現状は厳しい業績の老舗足袋業社が、会社の起死回生のために新たな事業計画を思いつく。
それは、長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを作ること・・・
というお話し。
「伝統を守るのと、伝統にとらわれるのとは違う」
など、SOU・SOUとも通ずる言葉たちに、はっとさせられながら読んでおります。
お薦めです。
- 関連記事
-
うだるような暑さが続く毎日ですが、風靡上下好きとしては、この季節を逃すものか!と思う存分に、この夏を風靡上下を満喫中です。
そんな風靡上下好きの一週間を、店舗開店前に捕まえた店舗スタッフと共にご紹介させていただきます。
初日は傾衣前にて、憧れのサラサラヘアーをバッサリ切っちゃった徳治ディレクターと共に。
2日目は在釜前で、これまたさっぱりとした髪型にイメチェンした茶係り・ハッシーこと髙橋と。
3日目は、伊勢木綿前にて傾衣女子、またある時は手ぬぐいターバン担当・古川(祥)と。
4日目のお休みの日は、お茶のお稽古でもブレずに風靡上下で。
5日目の休み明けには足袋前にて、実は同級生の足袋屋店長・オッカーこと中岡、ハッシー、山田の3人で。
6日目は再び傾衣前にて、元カリフォルニアのガイこと川勝と。
最後の7日目はショーケース前で足袋スタッフと、またも登場のハッシーとでみんな揃って。
一週間、毎日でも飽きのこない風靡上下。
高島縮の風靡上下だけでなく、伊勢木綿文風靡と伊勢木綿・麻の風靡下のセットアップもスタッフには愛用者が多数です。
特に「伊勢木綿20/20 麻混 風靡 下」は、高島縮とはまたひと味違った着心地で、麻特有のシャリ感が癖になること間違いなしです。
残暑厳しき折、風靡上下で傾き倒してください。
- 関連記事
-
お天気の良い八月某日
1919年岡山県倉敷市で創業した九十年以上の歴史を持つ、履物メーカー
株式会社 丸五さんへお邪魔いたしました。
⑤の旗が気持ちよさそうにたなびいています!
まず案内していただいたのは
古い蔵を改装されたその名も『足袋の蔵』
(その前に立っている二人は 株式会社丸五 社長の藤木様とプロデューサーの若林でございます)
丸五さんにて制作された数々の商品が展示されており、
年表や古い看板など歴史も学べる空間となっていました。
ずらりと並んでいる足袋は、労働履きの本格的なものからファンション性のあるものまで様々。
足先が割れている履物はどれもやっぱり可愛いです。
次に一行が向かった先は
足袋が制作されている工場内
まずは裁断場
股付5枚足袋/金襴緞子の裁断前はこのようなパーツに分かれています!
こちらの生地を裁断機に配置し、
型の上から圧力をかけて裁断
まるでクッキー型のようです。
作業をされていた丸五・山中さんは
「重ねたパーツをぴったり同じ位置でくり抜き裁断するのは大変!」
とおっしゃっていました。
次の工程は、パーツ同士を縫製し、本体部分を仕上げていきます。
この日は縫製部隊は稼働していませんでしたが
縫製が完了した本体パーツ達がサイズ毎にきちんと積みあげられていました。
続きまして、縫製された本体部分と底とを組み合わせていく作業に入ります。
『輪塗り』と呼ばれる次の工程に必要な箇所の糊付け作業。
するするーーと素早い手つきの佐々木さん。
佐々木さんは次の『吊込み』と呼ばれる工程でも素晴らしい職人技を見せてくださいました。
この道30年以上だそうです。
生地が重なった所をノミで “シュッ” と切り取られるところが最高に格好いいです!
吊込み完了後の美しい裏面
次に『糊塗り』
とても綺麗に糊が塗られていきます。
糊を約40度くらいまで温めます。
(使用している水性の糊は少し高い温度で接着可能になる性質がございます)
『底貼り』
圧力をかける機械に投入し、本体と底を圧着。
このあと
隅々まで接着できているかチェックしながら、人の手で仕上げていきます。
最終工程『仕立て』
中敷きを入れたり、タグをつけたりしながら検品されています。
こうして箱詰めされた足袋達は
SOU・SOU へ出荷。
お客様の元へ。。。
と、駆け足でお伝えしましたが、素早く細やかな職人さんの手捌きに終始感動しっぱなしの私。
やはり、現場を見ると、地下足袋に対する愛着もひとしお。
最後にみんなで記念撮影!
丸五様、今後共どうぞよろしくお願いいたします!!
- 関連記事
-
茶道のお稽古で”名水点(めいすいだて)”を教わりました。
※名水点に使われる水指(釣瓶)
名水点とは名水を使った濃茶点前です。
他と大きく異なる所は、お抹茶を点てる前に用意した名水をお客様にお出しして皆様で飲んで頂きます。
お客様には名水であることを示すために、水指に上写真のようにシメ飾りをしておきます。
熱いお茶の前に頂く少しのお水は、喫茶店で出されるお冷のように暑さも落ち着く気がいたしました。
名水と言いますと、特に基準があるわけではないですが良好な水質と水位を古くから保ち続け、その土地の財産となってきた湧水や地下水、河川などを言うそうです。
そんなお稽古の中、名水といって思い出したのが 『貴船神社』の御神水。
貴船の湧き水は京都の中心を流れます鴨川の源流でまさに名水です。
と、いうことで暑い毎日に涼を求めてふらりと貴船へ。
貴船神社は心願成就のパワースポット。
夏休みとあってかこの日も沢山の方で賑わっていました。
こちらが本宮の社殿前の石垣から湧き出る御神水。
御神水用のボトルは一つ300円で販売されています。
ついでに水占いで下半期の運勢を。
名水は他にももちろん沢山ございますが
SOU・SOU京都店近くにも『錦天満宮』に湧き出る名水「錦の水」がございます。
ちなみにSOU・SOU在釜ではこちらの名水を使用しております。
お盆休みにお出かけや帰省の方も多いかと思いますが
適度な水分補給を忘れずに。
- 関連記事
-
京都各店にお越し頂きますと、ネットには掲載されていない商品に出会うことがあります。
SOU・SOU伊勢木綿にて発見致しました。
ご登場頂きましたのはダブル古川の祥(「しょう」ではなくて「さち」と読む)の方。
SO-SU-U×すいぎょく柄の手ぬぐいひめ丈です。日の丸を彷彿される色と涼し気な水の色。
京都のお土産にもお喜びいただけそうなかわいい一点でございます!
続きましてはSOU・SOU布袋!
布袋店長 クロサマにどどーんとご紹介いただきました!
福島絞り 小巾折/絞り友禅から二色。寒天・黄丹 とアメ玉・檸檬色。色も名前もかわいいです。
実はこれ、小学五年生のいとこにプレゼントしました(檸檬の方)。洗濯機で洗えますので汚れても安心です。お子様用にいかがでしょうか?
布袋店内階段を上がると、ここにもありました!
お針子女子の本間が腰掛けているのは キノシタ家具とのコラボレート商品でございます。
Calore × SOU・SOU クラフツール低と高。そう、何を隠そうSOU・SOU足袋でご試着の際のお座り頂いた、あの椅子でございます!
現時点ではネット未掲載商品です。ぜひ店頭でご覧くださいませ。
また、SOU・SOU夏のセールも始まりました!
店舗にはちょっとしたワケありセール品などもご用意しております。運命の出会いがあるかもしれません…!
皆様のご来店お待ち致しております!
- 関連記事
-
小学校の夏休みの間、学校から戻ってきた朝顔。
朝顔の花で色水が出来ることを娘に教えてもらい、
それではと、夏の自由研究は、朝顔の色水で生地を染めてみようかということになりました。
自由研究は親との共同作業でも良いという先生の言葉を受け、
私は染める過程をまとめる冊子を作りました。
表紙はもちろん「朝顔(あさがお)」のテキスタイルデザインです。
冊子が出来上がると、気持ちも盛り上がったのか
楽しそうに写真や絵を描きこんでいる娘。
こういう経験が、娘にとっていつかの何かの閃きになるといいなあ。
そんなことも感じつつ、初めての自由研究は楽しいものになりました。
- 関連記事
-
昨年末頃からはじめた和裁。
自分用の浴衣や長襦袢を作れたらなぁ と思い続けて十数年、
ようやく重い腰をあげました。
洋裁の知識はあるものの、和裁の知識は全く無く、なんとなく同じような感じで出来るかなぁと、
勝手に想像しておりましたが、最初の運針で挫けそうになり、根本が全然違うことに驚きました。
しかしそこは裁縫好きの私、集中して針と糸と布に向き合うと時間を忘れてしまうくらい楽しいです。
お休みの都合もあり、なかなか通えていない和裁教室ですが、
長襦袢の袖部分がようやく完成致しました。(片方はしつけがまだですが、、、)
先生に言われるがままに縫い進めていたため、どのようにこの形が出来上がったのか、ミラクルでした。
もっと理解したいです。
形になっていく様がわくわくして、ものづくりの醍醐味だなぁと感じます。
なんとか今年中に完成を目指して、頑張ります!
※こちらの長襦袢反物は着衣店にてお取扱い致しております。
- 関連記事
-
初めまして!net shop新人スタッフの堀内と申します。
まだお台場にお店があった頃、一目惚れしたむささびを母と色違いで購入したのがSOU・SOUとの出会いです。
あれから数年。。。SOU・SOUに入社する日が来るとは思いませんでした笑
一生懸命頑張っていまいりますので、これからどうぞよろしくお願い致します!
京都に来て1ヶ月ちょっと。
生活にも慣れてきたので、そろそろお気に入りアイテムをお供に京都の社寺巡りに出かけようと計画中。
去年観光で訪れた実相院で見つけた実相院菊がデザインされたご朱印帳。
御朱印帳を持つ予定はなかったのですが、見つけた時は即購入してしまいました。
ちなみに使い終わっていないうちから2冊目も購入してしまいました。
私の大好きな鳥獣戯画がデザインされている雲間と鳥獣戯画の御朱印帳。
こちらを使い始めるときは最初の1ページ目は高山寺の御朱印をもらいに行こうと決めております。
今から使う日が待ち遠しいです。
- 関連記事
-
夏の伊勢木綿、手ぬぐい・ひめ丈の新柄が多数入荷しております。
新柄入荷にテンションがあがるのはもちろんのこと、
「この柄は何に使うのがいちばん映えるか?」を考えるのも
個人的に楽しみのひとつ。
この夏の新柄のおすすめの使い方を、ご紹介したいと思います。
■生活の一部に×笑顔
新柄の中でもお気に入りの笑顔は、やはり広げて使用したいところ。
洗面で使用すれば、朝から笑顔になりますね!
■ターバン×畑 大
落ち着いた色合いの畑の新色は、どんなコーディネートにもぴったりです。
■麦わら帽子×絵具皿 水辺色
夏らしい色合いが爽やかな絵具皿。
細かい柄は、麦わら帽子との相性も抜群です!
■小巾折×いろは
草衣と合わせて、目指せ書生さんスタイル。
■ご祝儀袋×ぐるぐる
赤い糸をイメージした色合いのぐるぐる(絡まってますが…)
良縁の願いを込めて。
■長方形衣×日々
毎年新柄で新調する長方形衣。
今年は元気な色合いの日々/朝茶事をチョイスしました。
遠方にお住まい手ぬぐい愛用者の皆様、お待たせしております。
新柄net掲載も間近でございますので、今しばらくお待ちくださいませ!
- 関連記事
-
時が経つこと早半年余り。
再びやって参りました!
着衣サイズ検証シリーズでございます。
※前回の《モスリン 手柄寛衣下編》はこちら。
前々回の《モスリン 富士編》はこちら。
さて、今回取り上げますのは
「広形もんぺ はぎ丈」そして「広形もんぺ」!!
厳密に申しますと、これらのアイテムはフリーサイズですので
今までの「サイズ検証」とは少しニュアンスが異なるのかもしれませんが、、
今回は単純に、この2アイテムの長さ比べをしたいと存じます。
此度も各々どのようなシルエットになるか、
皆様お付き合い頂ければ幸いでございます。
【条件】- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
い:使用するのは「麻 広形もんぺ はぎ丈/鳶」女Fサイズ、
「麻 広形もんぺ/間あい 桂」女Fサイズ。
ろ:3パターンの身長に分けて、それぞれがはぎ丈、広形もんぺを着用。
は:ウエストのゴム部分が、だいたいおへそのラインに来るように穿きます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - - -
※体型、素材の違いによって、見え方は多少異なるかと存じます。
悪しからずご了承くださいませ。
■154cmの場合
まずは、一般的に少し低めな150cm前半の身長の場合。
新商品「ねね」を被って背を伸ばした気になっている、わたくし福田は154cmです。
(左)はぎ丈 (右)広形もんぺ
以前に日記の題材にもした通り、わたしは依然はぎ丈が大好き。動きやすいのでよく穿いています。
店頭でも、わたしくらいの身長の方でしたら、やはりはぎ丈を選ばれる方が多い印象です。
広形もんぺも、日常使いで穿いておりますが、段差などでは裾を踏んづけないよう要注意です!
(コケた経験あり・・)
【上に合わせたもの】--------------------------
・ねね/濡羽色(近日net shop掲載予定)
・薙ジバン 半袖/濡羽色
・たばた絞り むささび 短丈(店頭のみ取り扱い)
------------------------------------------
■158cmの場合
お次は真ん中、160㎝前後の身長の場合。
中国語を喋りだすと声量が大きくなる李 瀟瀟先生。
そんなところもご愛嬌な彼女は、身長158cm。
(左)はぎ丈 (右)広形もんぺ
はぎ丈は若干短めに見えるくらいで、154㎝とあまり変わらない丈感ですね。
(足の細さは断然違いますが。。)
広形もんぺは、ちょうど裾が足首ラインくらいまででしょうか?
154㎝よりも少しすっきりめに見えます。
【上に合わせたもの】---------------------
・高島縮 抜衿ジバン/菊づくし
・麻混 小袖莢 短丈/芥子色
-------------------------------------
■165cmの場合
最後は日本人女性としては高めの、160㎝後半の身長の場合。
「もうこのコーナーは君なしではやっていけないよ」と言うと
「そんなことないですよ、ホホ」と謙虚な姿勢の西牧。
店舗女子一の高身長165㎝!
(左)はぎ丈 (右)広形もんぺ
はぎ丈は、もはやハーフパンツとも言える膝下の長さ!スカートのようにも見えて可愛い。
広形もんぺは、裾ラインが足首より上に来る丈感。だいぶスッキリです。
【上に合わせたもの】----------------
・小袖ジバン(綿)/濃紺
--------------------------------
ちなみに、それぞれ三人横並びにしてみると、こんなかんじです~
《はぎ丈》
154cm→158cm→165cm
《広形もんぺ》
154cm→158cm→165cm
さて、いかがでしたでしょうか?
少しでもアイテム選びのご参考になっていますように・・
是非、皆様それぞれの「ぴったり」なサイズ感を、見つけてみてくださいませ。
- 関連記事
-
こんにちは!京都の8月の日差しを思う存分に楽しんでいる廣秋でございます!
先月もいろんなニュースが飛び交いましたが、一番興味をひかれたのは、1900年代に活躍した近代建築の巨匠と呼ばれる建築家ル・コルビュジエが設計した、東京上野にある国立西洋美術館が世界遺産となったというニュース。
いつか本物を見に行きたいな、、と思いながら画像を眺めて楽しんでおります。
巨匠と呼ばれている有名建築家は素晴らしい建築物と共に
家具もデザインしていることが多く、
コルビュジエも歴史に残るような椅子を数々残しています。
私が建築や椅子に興味を持ちはじめたのは
大学でデザイナーズチェアを実測し、図面を引いて、5分の1モデルを製作するという授業を受けてからです。
その際の題材として、天童木工の高い木工技術で作られた“成型合板”を使用した、
柳宗理氏のバタフライ・スツールを選びました。
三面図(正面・横から見た図・上から見た図)に落としこむと、こんな形をしています。
作品名が表すとおり、蝶が羽を広げて飛んでいるかのような美しいフォルムがたまらなく好きです。
この課題を通して、改めて名品の素晴らしさを体感したような気持ちになりました。
こんなデザイン性の高い椅子が実際に使われているところなんて、そうそう目にすることはないだろうなーと思っていたのですが、
意識すると案外身近なところに溶け込んでいたものを発見したりするもので、、、
あ!
傾きものの聖地・傾衣にバタフライ・スツールが!!!
店舗の雰囲気に馴染んでおります。
そうなのです。実はSOU・SOUの店舗で発見スポットがあるのです。
ここにも!
染めおりには、長大作氏デザインの中座イスや低座イスなども並んでおります!
本来は黒い生地が張られており、その印象しかなかった私は
SOU・SOUの店舗でかわいいテキスタイルが張られている姿を
初めて見た時は驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
他には水之江忠臣氏の小イス、
そして、辻村さんの環/kan
などもご覧いただけます!
こちらの椅子たちは染めおり店舗とnetshopでご購入頂けます!
SOU・SOUのテキスタイルでポップになった名品たちを
是非一度店舗にてご体感してくださいませ。
- 関連記事
-
※.1
Photo by Masayuki Inagaki 【※.1.2.3.4.】
※.2
※.3
先月、納車しました!
学生時代に憧れ、14年間貯め、ようやく手にしました。
そして、つい先日、、
ずっと行けていなかった萩のこの方の所へ、やっと! いってきました!!
伊勢木綿 元・店長 定村さんです!
9ヶ月になる、晄史【ひかり】ちゃんにも会えましたっ!!!
行きは山陽道で、岡山・広島・山口・北九州・福岡は糸島まで。
帰りは山陰道で、山口から島根・鳥取・兵庫・京丹後・福井は若狭まで行ってきました。
4日間でトータルの走行距離 1,729kmでした!(笑)
※.4
来年は、荒木さんに会いに、東北へ計画中です。
いつか、あなたの街へもっ!
- 関連記事
-
高視聴率で話題のNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」。
ずっと愛読している「暮しの手帖」の創設者の生涯をドラマ化いうことで、毎朝欠かさず観ています。
別冊「しずこさん 『暮しの手帖』を創った大橋鎭子」も熟読しました!
この本の中で特に気になったのが「直線裁ち」の服について書かれていた記事です。
「タンスの中にしまってある着物で美しい服を」
「洋裁を勉強しなくても誰にでも作れる」
「たとえ一枚の新しい生地がなくても、もっとあなたは美しくなれる」
をキャッチフレーズに特集が組まれ、物資不足で着るものに気を配ってなどいられなかった女性達から、
熱狂的な支持を集めたそうです。
浴衣をこんな風にリメイクするなんて、戦後間もない当時としてはかなり前衛的な提案だったと思います。
ドラマでも直線裁ちの服はとても印象的で、雑誌に載っていたものよりもさらにモダンな生地で作られていました。
SOU・SOUの人気アイテム“長方形衣”と“四角衣”は、まさにこの直線裁ちから出来ていて、その作り方をまとめたのが「まっすぐ縫いの本」です。
染めおり店長の本間も、まっすぐ縫いにハマっていろいろ作っているようです。
この日も手ぬぐい生地で作った“大帷短丈”を着用していました。
「自分の好きな生地を選んで作るのってワクワクしますし、ホントに簡単に出来るんですよ~」
と申しておりますので、是非店頭にていろいろご相談くださいませ。
- 関連記事
-
この日は、青山店スタッフと焼肉へ行きました。
準備万端!お地蔵さんのような道解。
エプロンが首まで詰まり過ぎですね。
一番美味しそうに飲む小宮。青山店きってのビール&日本酒好きです。
ともに1歳男児の親、西永&道解。
終始息子とアンパンマンの話で盛り上がっておりました。
うちもそんな時期あったなぁ・・・。と懐かしくなります。
美味しいお肉もたくさん頂きました!
実はこの日、米野と私大澤のお誕生日をみんなでお祝いしてくれました。
‘ゆみりん’もおめでとうございます!!
みんなから個性あふれるプレゼントも頂きました!
青山店ではそれぞれの誕生日をお祝いするのが恒例になっています。
この日も大変楽しい会でした。ありがとうございます!!
次回は9月生まれの店長吉田とW斎藤の会、他スタッフのお祝いを考えるのも楽しいです。
さて、先日梅雨も明け、夏本番ですね!
かき氷にプールにお祭り、、、と盛りだくさんです。
栄養と水分をしっかりとって、夏を元気に満喫していきましょう!
- 関連記事
-
皆さま、こんにちは。
活字中毒気味なスタッフの寺田です。
以前「わたしの本棚」と題して私のお気に入り本をご紹介させていただきました。

今回も少しだけ私の“偏愛”にお付き合いください!

飽きもせず続いている「伊勢木綿 手ぬぐい×読書記録」。
増えに増えて、現在進行形で増え続けている伊勢木綿手ぬぐい。
今回、ご紹介するのは日本学者のドナルド・キーンさんの本。

日本文学や日本文化の研究、とりわけ英語圏への日本文化を紹介した功績は高く評価されています。
キーンさんは日本について「自分たちの伝統に興味がないということは一つの弱点だと思う」
という言葉を残しています。
核心を突かれる言葉にドキッとすると同時に無情感を感じずにはいられません。
SOU・SOUで仕事をしている私は、日常的に強く日本の伝統や文化に対する興味と思考が巡り続けています。
例えば、高島縮(たかしまちぢみ)や伊勢木綿といった伝統布。
これらは日本の風土と共に受け繋がれていく「伝統」であり「文化」です。

そして、その生地を使った「長方形衣(ワンピース)」や「風靡(トップス)」といった衣類は和装文化の現代版といえるSOU・SOUが提案する新しい和装。
細々とお稽古を続ける「茶道」は言わずもがなの日本の伝統文化。
では、「日本文化」の正体とは一体なんだろう。
底なしの日本文化をどのようにして理解し得ているのだろうか、と悶々とする日々です。
そのような中でキーンさんの本は読者が「キーンさんの眼を通して日本を見つめること」に面白さと学びがあります。

異文化圏からやってきたキーンさんの「疑問」や「感覚」をそのまま素直に受け取ることで、新しい日本に出会えるような気がします。
キーンさんは浄瑠璃や狂言、俳句、文学の分野では時代の文豪たちと交流を重ね多くの記録を残しています。
特に、三島由紀夫との交友録には深すぎる友情と人間ドラマがあり、思いを重ねるたびに胸が熱くなります。

↑私のお気に入りは三島由紀夫と語らう何気ないワンシーン。
京都に留学していたキーンさんは京都通でもありました。(河原町 しる幸の暖簾の前で)
晩年には日本国籍を取得して日本人として生涯を終えたキーンさん。
キーンさんから見た日本は、決して古き良き時代の日本ではなく「古きも新しきも時代に関係なく良き日本」なのです。そして衰えることなき好奇心で日本を見つめ、日本を愛した「日本人」でした。
皆さんも、涼しい室内で夏の読書にいかがでしょうか。
それでは、ごきげんよう。
- 関連記事
-
本日から8月(葉月)のスタートです。
先日、私用ついでに離れて暮らしている妹の顔を見に行ってまいりました。
手土産と一緒に手ぬぐいひめ丈を。
左から
白菊かれん 桃色(近日ネットショップ掲載予定)
豆SO-SU-U 濡羽色
すずしろ草 小 空色
その日は過ごしやすい気候で
妹に案内してもらいながらあちこちを沢山歩きまわりました。
知らない土地を歩くのはわくわくします。
展望台へ登り
今年初のかき氷を食べに行きました。
私はずんだ豆とクリームチーズのかき氷
とても美味しくて感激しました。
久々の再開に話は尽きず帰り際までずっと喋り倒していました。
また今度はゆっくり時間を見つけて遊びに行こうと思います。
余談ですが、妹の持ち物をみると・・・
SO-SU-Uのテキスタイルカバーに
暦手帳2016(現在、店舗・ネットショップともにお取り扱いございません。)
手帖はどれほど使い込んでいるのだろうと
覗いてみるとメモ書きがちょこっとあるだけでまっさら綺麗なままでした。
持ち歩いているだけで満足なようです。
本棚には名物裂
そしてイラストノート
一番お気に入りのテキスタイルデザインはSO-SU-Uだそう。
姉の知らぬ間にSOU・SOU化が進んでおりました。
- 関連記事
-