毎日更新!SOU・SOU読本
2019年が始まり、新たに趣味をみつけようと
以前、祖母から譲り受けた“こぎん刺しキット”を取り出してみました。
こぎん刺しとは
江戸時代に青森県津軽地方の農民の女性が仕事着や普段着の麻生地の衣類に保温と補強のために木綿糸で刺し子を施したのが始まりとされている伝統的な刺繍のことです。
おしゃれのためだけではなく、用途や意味のある刺繍だったということに驚きました!
こぎん刺しにはいくつか伝統的な模様がございます。
その中から今回はこちらの“竹の節模様”に挑戦してみました!
ちくちく…
目が血走りそうになりながら、はじめて5時間ほどでやっと完成…!
時間がかかってしまいましたが、集中して手を動かしてモノを作り出すということを楽しむことができました。
いつか大作を作れるように、ちまちま続けていこうと思います。
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「このおばあちゃま、見覚えがある!」とピンとこられた方。
SOU・SOUのブログ『一語一絵』をしっかりご愛読いただいている証拠ですね。
誠にありがとうございます!!
平成29年9月に『今日のお客様<もうすぐ敬老の日編>』で取り上げさせていただいた井上久喜子さん(クキコママ)です。
同年の11月に京都から香川に引っ越されたのですが、新しい場所でもSOU・SOUのアイテムを存分に楽しんでくださっているのだそう。
新年のご挨拶とともに、その様子が伝わってくる写真がたくさん送られてきましたのでご紹介したいと思います。
90歳!!!のバースデー。“日々 春暁” の配色がとてもよくお似合いです。
合成写真ではありません。浜辺で見事にジャンプしてはります。
小さくてわかりづらいかもしれませんが、被風ジバン“ちぎれ雲 濡羽色”を着用されています。
90歳を記念して、ずっと作り続けているテディベアの展覧会を開催されました。
SOU・SOUアイテムの中でも、特に長方形衣がお気に入りとのこと。
テディベアの展覧会に駆けつけた時の2ショット。
私の着ていた高島縮長方形衣“折り紙”を見て「これもええなぁ~」としっかりチェックが入りました!
羽織と長方形衣を同系色で合わせた着こなし。とっても素敵です。
■カシミヤ 違い袖巻衿/亜麻身頃
■羅紗 長方形衣 組(らしゃ ちょうほうけい くみ)/杢茶鼠×山水玉(もくちゃねず×さんすいぎょく)
歳を重ねるごとに、パッと華やかな色合いや大胆な柄に目が行くようになったそう。
■羅紗 長方形衣 組(らしゃ ちょうほうけい くみ)/蘇枋色×大菊(すおういろ×おおぎく)
最後はとびきりスポーティーなスタイル。
「数字の柄大好き!軽くて柔らかくて着心地も最高!」だそうです。
■リバーシブル ジャケット フーディー/SO-SU-U大 消炭色(けしずみいろ)
慣れ親しんだ場所を離れ、新しい環境で生活するというのは、気持ち的にも体力的にもなかなか大変かと思います。お年を召された方なら、尚の事です。
でも、クキコママは変わらずSOU・SOUスタイルを楽しみ、90歳のバースデーを笑顔で迎えられ、新しいご近所さんとも仲良くやっていらっしゃるとのこと。
オシャレが好きという気持ちは、いつまでも人を魅力的に、そして若々しく見せてくれるのだなぁと改めて思った年始めでした。
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今年は神社で引いたおみくじ2回とも、
ホットケーキ占いも『吉』でした。
可もなく不可もなくという感じで2019年、始まっております。
お久しぶりです、西山晴です。
つい最近、私は七十二候という季節の分け方を知りました。
その前に二十四節気もあるのですが、それも少し前に知りました。
太陽の動きをもととし、1年を24分割したものが二十四節気。
二十四節気を更に5日ずつに細分化したものが七十二候。
中国からきた考え方で、毎年同じ候が同じ日付とは限りません。
より季節の変化が分かりやすく、天候に左右されやすい農業の目安として、昔の人は使っていたそうです。
例えば、今日は七十二候でいうと
水泉動 (しみずあたたかさをふくむ)
・1月10日〜1月14日
地中で凍った泉の水が溶け、動きはじめる頃。
空気はまだまだ冷たいですが、季節は春に向けて動き出しています。
…だそうです。
これからが冬本番!と思い覚悟を決め、あったかグッズを色々買い揃えた矢先ですが、
ゆっくりと季節は春に向かってるんだなぁと思うと、急に気が緩んでしまいました。
とても待ち遠しくなったので、春を感じるSOU・SOUアイテムを探してみました!
やっぱり春らしい色合いが一番好きで、いつ見ても可愛いなぁと思えます。
探したものを身に着けてみました。
少し季節を先取って、春の陽気を感じてみるのもいいものですね!
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あけましておめでとうございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
1月になり、急に肌寒くなってきたように思います。
京都2年目を迎える私は、この「京の底冷え」というものに一向に慣れることが出来ておりません。
京都は盆地のため、冷たい空気が地面近くに溜まったまま逃げ出さず「京の底冷え」を生み出しているようです。
さて、本日はそんな「京の底冷え対策」(足下ver.)をご紹介させて頂きます。
【足袋下編】
冬用の足袋下は数種類ご用意させて頂いておりますが、その中でも特に暖かい2種をご紹介。
まずはSOU・SOU足袋 冬の防寒アイテムの定番となっているこちら。
ウール足袋下
膝下丈もございます。
ウールは吸汗・吸湿性が高く汗の発散も早いため、暖房ガンガンの室内で着用していても不快になりません!
お次は新作のこちら。
玉井商店謹製 裏パイル足袋下
おそらくSOU・SOUの歴史上最も暖かい足袋下ではないでしょうか。
名前の通り裏側がパイル地になっているためフワフワで柔らかく着心地も申し分なし。
さらに抗菌防臭加工を施しており吸湿性・速乾性にも優れているという最高の足袋下!
店舗ではご試着用もご用意しておりますので是非お試しくださいませ。
【地下足袋?編】
冬用の地下足袋として、ボア地下足袋 と ツイード地下足袋がオススメです。
これらの地下足袋は冬用としてご存知の方も多くおられると思いますが・・・
意外と知られていないのがこちら
EVAインソール ボア 萌黄
クッションやサイズ調整にご使用頂けるEVAインソールに蓄熱・保温機能を追加したインソールです。
このインソールを入れるのと入れないのでは天と地ほどの差があります!
冷え性の方には絶対にお試し頂きたいインソールです。
こちらも店舗ではご試着用をご用意しております。
女性のお客様ですと上記の足袋下・地下足袋にタイツ足袋を合わせて頂くとさらに防寒になるかと存じます。
以上、足袋スタッフ西村がお送りする「京の底冷え対策」でした。
皆様も防寒地下足袋・足袋下で厳寒を乗り越えませんか。
是非ご検討くださいませ。
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新年を迎え気づけば1月も半ばにさしかかろうとしております。
今年の初詣は伏見稲荷大社へ。
京都に住んで8年目、お恥ずかしながら初めて行きました。
当日はたくさんの参拝客で辺りはとても賑やか。
果てしなく続く鳥居をくぐり、少し息切れしながらも上を目指し進みました。
気持ち新たに元気に一年を過ごしたいと思います。
ただいまSOU・SOU染めおりでは箱座布団30%OFFセールを行っております。
京都のSOU・SOU染めおり実店舗のみの取扱で、数に限りがあり売り切れ次第終了でございます。
(撮影サンプルのため多少の使用感がございます。予めご了承くださいませ。)
箱座布団の寸法は幅45cm、奥行45cm、高さ10cm。
硬質ウレタンを使用しておりますので、沈みにくく長時間座っても腰への負担が少ないです。
単品で使うのはもちろん、
組み合わせて使っていただくのもおすすめです。
こちらは2点重ねています。
ちぎれ雲 濡羽色×つくもとおはじき つくも×濡羽色とモノトーンな組み合わせ。
3点と重ねますと、高さ30cmございますので座椅子のようにお使いいただけます。
上からうらら嬉々、南天竹、金平糖の組み合わせ。
今回ご紹介したものを含め、ネットショップでは掲載されていないテキスタイルの箱座布団もございます。
よろしければSOU・SOU染めおりへお運びくださいませ。
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実家のある大阪で年越しをさせていただきました。
父母が数年前から始めた畑で収穫のお手伝いをするのが恒例です。
大根、人参、白菜、キャベツ、ブロッコリー・・・朝ごはんになったりおせちになったりと美味しくいただきました。
この子と一緒に野菜もりもりお鍋もいただきました。
おかげで、体重はただ今絶賛増量中!
・・動かねば!
ということで、ご近所の餅つきにも飛び入り参加してまいりました。
さて、今年の青山店は、仕事始めの3日、初詣をしてから出勤です。
今年もたくさんの方々に楽しんでいただけるようにスタッフ一同努めてまいります!
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皆様は好きな色はございますでしょうか?
私はというと
青・緑・黄色…紫や桃色、赤も良いな…白や黒も好きやし…
と、一色には収まりません。変な言い方かもしれないですが「色彩」が好きです。
1(い)月6(ろ)日は「色の日」だそうです。
SOU・SOUに入社して5年弱、様々なテキスタイルに身を包んできました
SOU・SOUテキスタイルに使用される色彩は
生命力にあふれているものばかりです。
そして、SOU・SOU商品の色名に着目してみると
思わずうっとりしてしまうような美しい色名の数々・・・
その色名の背景には歴史、そして語源があります。
「色の日」ということで、
本日は数ある色名の中から一部を抜粋し
色名の語源について調べてみました。
よろしければ是非お付き合いくださいませ!
カラスの羽のような艶のある黒色のこと。
黒く艷やかな女性の髪の毛を形容する言葉として用いられました。
「伊勢物語」で「九十九髪」(百から一を引いた髪、つまり「白髪」の意)を
「つくもがみ」と読ませたのが始まりとされているそうです。
常磐は「常に変わらないこと」を指す言葉で、長寿と繁栄の願いが込められた色名です。
また、江戸時代にも縁起の良い吉祥の色として好まれました。
江戸時代からの色名ですが、当時は鴇がいたるところで見られたので、
鴇色はだれにでも通じる一般的な色でした。
また女性の和服の色としても人気があったようで、
鳥や動物からの色名が広く使われるようになったのが江戸時代からなのだそうです。
一般的には「藍染の淡い青色を指す色名でやわらかい緑みの青のこと」ですが、
「甕に張られてた水面に映った空の色を人が覗き見た色」という説もあります。
派手で目立つ色が好まれた江戸前期頃には、紬や着物の地色として愛好されたそうです。
鬱金という字が「金が盛んに増える」という意味に通じることから、
縁起を担いで財布や風呂敷などの染色として人気の色だったそうです。
わずかな色の差でも異なる色名が無限に存在し
日本人の感性の豊かさと繊細さに触れられます。
色名を見ただけで、情景が頭の中に広がることもあり
とても楽しいです。
以前にも「語源の旅」や「その名字、なんて読むん?」という日記を
投稿させていただいたことがあるのですが
名前の由来や語源を知るのが好きなので、
面白い語源に出会えることを楽しみにして
2019年もどんどん調べていこうと思います!
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皆さま、あけましておめでとうございます。
お正月はどのように過ごされたでしょうか。
私はいつもどおり、実家でのんびりと過ごしました。
おせちやお雑煮を食べたり、弟の子どもたちと遊んだり…
今年は、甥っ子、姪っ子に、お菓子をプレゼント。
もちろんお年玉も忘れられません。
そして、もうひとり贈り物をしたい子が。
今月末に産まれてくる、妹の子どもです。
男の子ということで、亥(いのしし)の伊勢木綿 手ぬぐい生地でじんべいを作ってみました。
※亥の伊勢木綿 手ぬぐい生地は、染めおり店舗限定商品です。お求めの際は、店舗(電話:075-212-1210)までご連絡くださいませ。
いのしし年の男子。まっすぐに人生を突き進んでほしいです。
来年のお正月は、もっとにぎやかになりそうです。
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出不精の私にとって
休日のお茶のお稽古は
社外の方と関わる貴重な時間です。
お稽古が終わり、家に帰って振り返るのは
お稽古中に言われた諸々。
「若者に注意する時気をつける点」という
大人なテーマで討論会が繰り広げられる日もあり。
「成長がない」
「後輩のことを考えて動け」
「いつまでも下に居続けようとするな」
と先輩から注意を受ける日もあり。
けちょんけちょんです。
先生・先輩方の注意や話も新鮮で、
最近はそんな諸々を聞きに行く日になってきました。
この時間、今の自分にとって大事だなと思います。
1~2年、お稽古へ行ったり行かなかったりを繰り返していました。
2019年、毎月お稽古へ行くことが目標です。
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あけましておめでとうございます!
年末年始、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はといいますと、年末はクリスマスにぼう年会、年末フェス、、
イベント続きの楽しい日々を送りました。
年明けは祖父母と家族に会い、手ぬぐいを贈りました。
1月の柄は「祝い菱つなぎ」!
見るだけで晴れやかな気分になります。
私の2019年の目標は、
まずは、とにかく健康でいることです。
こちらは、幼い頃から日々心がけていることですが、今年も皆勤を目指して頑張ります!
もう一つは、ミシンを買って何かしらの物を作ることです。
ということで、手縫いですが早速作りました。
手ぬぐいを切らずにそのまま使用した、大きめの巾着です。
着替えを入れたり、荷物整理などに使えそうです。
簡単なので手芸が苦手な方にもぜひ、挑戦していただきたいです。
使用した手ぬぐいは「版画」です。
数あるテキスタイルデザインの中でも、特にお気に入りです。
よーく見るとガタガタの縫い目ですが、手作り感が出てそれはそれで良しとします。
少しずつ腕をあげていけたらなあと思います。
そして明日はSOU・SOUの初売りでございます!
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ち致しております。
本年も宜しくお願い申し上げます!
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一語一絵をご覧の皆さま、
あけましておめでとうございます。
本年もSOU・SOUを何卒宜しくお願い申し上げます。
昨年は家族が一人増えましたので、
また何かしらの形で親父の仕事を手伝わせたいと思います。笑
SOU・SOU各店は1/3(木)より猪突猛進(通常営業)致しますので、
ご来店お待ち申し上げております!!!
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本日サンフランシスコ店からご紹介するのは、地元にお住いのヴィヴィアン様。
本日お買い上げいただいたのは
倉敷綾 長方形衣 ほのぼの(こちら完売しました)と
道行小筥 ひなたぼっこ
夏にお買い上げいただいた麻の広形もんぺのはぎ丈の上に合わせられているのがオシャレです!
日本のアニメ関係のお仕事をされているので、コンベンションなどのイベントでよくSOU・SOUを着られているとのこと。
宣伝していただいて大変ありがとうございます。
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2018年最後の日、大晦日
京都でのはじめての年越しをワクワクしている
一語一絵 SOU・SOU日記で大トリを務める鳥飼でございます。鳥(トリ)だけに 笑
さて、一年の終わりの日、反省と思い出に浸る一日でもある今日。
入社して京都で過ごした春からの今までを写真とともに振り返ってみようと思います。
---桜とうららかな春光を浴びながらすべてが新鮮だった春---
いろんなモノ・コトがキラキラしていて桜と私の心は満開でした。
---炎陽でより心熱くなった祇園祭のある夏---
沸き立つほどの盛り上がりもあれば涼しくて緑に癒やされる場所があることに贅沢さを感じました。
---野分ののち雨晴れて嬉しくてよりお出かけしたくなる秋---
天気と相談しながらさあ!と外へ体が動いていたものの、ついつい美味しいものを食べすぎていました。
---そして只今冬---
澄んだ空気を味わいながらゆっくりのんびりと過ごしていたらもう年越し!な今このときでした。
遠く九州から憧れを抱いてやってきた念願の京都
期待を裏切らない独特な町並みと雰囲気
どの季節もそれぞれ違う景色があることが魅力的です。
新年もまだまだもっともっと探して味わって楽しみたいと思います。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは皆様良いお年をお迎えくださいませ。
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年末寒波がついに到来してきましたね。
毎年カイロが手放せない私ですが、子供も一緒。子供は風の子と言いつつも、寒いものは寒い!!
ちょうど、大人も欲しくなるこんなに可愛らしくて暖かいこどもんぺがわらべぎに入荷しました。
北陸のおばあちゃんの家に帰るためにゲット!
裏が起毛になっていて、履いた瞬間に「ほわあ~~~」と声が出てしまうくらい気持ちいいらしいです。
「とどかない あしをくんでは かっこつけ」 5・7・5
散髪屋さんも困るくらい極度のこそばがりのため、シャツ直しは自分でやるしかない!
これは本当によくぞ作ってくれた!と思うこどもんぺです。
息子は133cmでXL(140)を着用していますが、次女(146cm)でもちょうどで履けます。
Sサイズ~XLサイズ、5柄ご用意しております。ネットショップでも発売いたしましたので、ぜひご検討くださいませ。
今年もお付き合いいただき誠にありがとうございます。
来年も猪突猛進で参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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早いもので2018年の終わりが迫っております。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
過去を振り返るのはあまり好きでは無いのですが、子供の頃を振り返ると自然と色々な
出来事があり、改めて親に感謝です。
今年最後のイベントは次男、耀大(ようた)の100日記念のお宮参りでした。
長男の天眞(てんま)はすっかりお兄ちゃんになり、気づくと耀大を羽交い締めにしているので
よく叱られています。
下の子が強くなる理由が分かりますね。
店に遊びに来たタイミングで。泣くか泣かないかヒヤヒヤだっこするうちの社長も見れました。笑
次男には本当に手が掛からず、すくすくと成長してくれています。
子供が頑張っているわけではなく愛情が減ったわけではなく、親が慣れてきたんだろうと思います。
子供の成長が親の成長にもなるのだなと感じる今日この頃です。
だんだんと風の冷たさを感じるようになりました。
皆様もご自愛頂き、良い年越しをお迎え下さいませ。
来年もどうぞ、宜しくお願い致します。
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お茶修行中の寺田です。
年の瀬も押し迫り、気忙しくなってまいりました。
私は年賀状の宛名書きに追われる日々です。
年賀状を仕上げながら、今年はどんな一年だったかな~?
と、振り返り思うことは『今年もお茶が愉しい一年』だったこと。
■SOU・SOUでおもてなし
今年のゴールデンウィークには初めてお客様の前でお点前させていただきました。
はじめは緊張で手が震えましたが、たくさんのお客様にお目にかかれたのが嬉しく
楽しい思い出となりました。
■日々のお稽古
月に2回お稽古は大切な時間です。
今年は許状もいただき、さらにお稽古の幅が広がりました。
先日のお稽古納めでは、先生が『埋み豆腐(うずみどうふ)』を振る舞ってくださいました。
※写真は後日、自作したものです。
ご飯の中にお豆腐が埋まっており、白味噌のお味噌汁がかかっています。
なぜ、お稽古納めに埋み豆腐をいただくのかは諸説あるそうですが、
忙しいこの時期に亭主、客ともに時間がかからないもので
心ばかりのもてなしをする、というような意味合いがあるそうです。
先生お手製の心のこもった埋み豆腐をいただきながら、
今年一年も無事にお稽古させていただけたことに感謝いたしました。
■家族団らん
お菓子とお抹茶が『家族だんらん』の定番です。
自分でお茶を点てることもありますが、家族が点ててくれることもあります。
先日JR京都伊勢丹にオープンした伊藤軒のお菓子は見た目にも可愛らしく、
お茶菓子にもぴったりです。
礼儀作法、相手を敬う気持ち、おもてなしの心、道具を大事にすることなど・・・
お点前だけではない多くのことを学び、色々な気づきがあります。
なによりも日常生活の中にお茶があり、その時間がいつも楽しくてワクワクします。
そうは言っても、まだまだお茶の世界ではヒヨッコ。
来年も『一期一会』を大切に、精進してまいります。
みなさま、どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。
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年末の帰省に向けてどんな手土産を買って帰ろうかなと
JR京都伊勢丹まで下見に。
亀屋良長さんでは、冬限定の「雪あそび」が販売されていました。
箱にご注目くださいませ。SOU・SOUのテキスタイルデザイン「雪うさぎ」が掛け紙になっています。
雪うさぎは冬らしくて可愛さも満点。今の時期にぴったりです。セットで買って帰ろうかな。。
店頭には、私がパッケージデザインを担当させていただいたお菓子がズラリと並んでいて、テンションがあがりました!
こちらで少しご紹介したいと思います。
まずは、年末年始にうってつけのおみくじしるこ「宝入船」。
亀屋さんの人気商品ですが、パッケージリニューアルのご相談があり、よりお菓子のコンセプトに紐付いたデザインに改良しました。
SOU・SOUのテキスタイルデザインの中から、松竹梅のモチーフを取り出してレイアウト。
半透明の袋に白の印刷でふんわり柄が浮かび上がります。
次に、こちらも定番商品ですがより注目度が上がるよう一新した「京せんべい 一陽来福」。
菓銘の「一陽来福」は、“一陽来復”という言葉にちなんでいるのだそう。
冬至から陽が長くなるように、また良いこと(春)がめぐってくるという意味なのだとか。
専用の包装紙、16個入の箱、8個入り袋、個包装を作成しました。
このおせんべいに入っている、えんどう豆、黒豆、そら豆で構成された図案です。
箱にも豆の柄。さらにその中の半透明の袋にも豆の柄をプリントしているので、袋のまま差し上げても可愛いと思います。
ちなみに一陽来福の文字は橋本さんが書きました。
そして最後に「うり坊」。
干支の“亥”の図案が掛け紙になっております。
羊羹の上に乗っているのは、亥(イノシシ)の好物の木の実です。
(栗、マカデミアナッツ、クランベリー、くるみ、さつまいも)
新商品の好一対豆皿にちょこんと。
新年のおもてなしにいかがでしょうか。
増床リニューアルしたJR京都伊勢丹には、目移りするくらい様々な銘菓が揃っていて、帰省のお土産はここで決まり!という感じです。伊藤軒/SOU・SOUにも是非お運びくださいませ。
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皆様、お久しぶりでございます。鳥取出身の椿です。
鳥取から京都へやってきて、早くも3年の月日が経とうとしております。
3年という月日はモノにも、人物にも、変化をもたらします。
見た目の変化もあるでしょう。そしてきっと、心の変化もあるのでしょう。
前述しました、モノの変化を、“経年変化”という言葉で表すことがございます。
以前、企画室スタッフ小山も、モノの変化について書き綴っております。
そこで、この度は“皮革”の経年変化に焦点を当ててみます。
◆伊勢木綿店長 本間 陽子の場合
愛用品:革穏/つくも ※完売
使用年数:1年
使用頻度はあまり多くはないものの、革が柔らかくなって使い心地が良いとのこと。
鞄の内側は、天然の牛革の裏側をそのまま使用しておりますので、ぽろぽろと粉が吹くことがございます。
小巾折穏を中袋としてお使いいただくと、荷物にあまり粉が付くこともなく、見た目もすっきりしておすすめです。
◆足袋スタッフ 佐藤 洋平の場合
愛用品:皮一寸 長/ヌメ2
使用年数:2年
革の色味の変化をお楽しみいただけるのがヌメ皮の良いところ!
比べるとこんなに色が変化していました。
使い込んだ革は柔らかく、ビンテージのような雰囲気を醸しております。
◆布袋スタッフ 新見 奈々の場合
愛用品:小さいふ。/SO-SU-U いろいろ
使用年数:2年半
革に顔料プリントを施している“小さいふ。”
こちらも全体的に飴色に色味の変化と角の丸み等が見られます。
写真の使用前は中に何も入っていない状態で、
新見私物の方(使用後)には小銭やカードなどが入っている状態で、この厚みの差です。
使い込む程に馴染んでいく、これこそが革の“味わい”なのです…!
※経年変化の度合いは使用する頻度や状態で変わるので、
今回ご紹介致しました3アイテムと全く同じように変化をする、ということではございません。
悪しからずご了承くださいませ。
革の経年変化は“劣化”といえばそれまでなのかもしれません。
しかし、人が“変化”するように、革も“劣化”といわず、“変化”を楽しみ、育てて上げること。
一緒に年を重ねることで、愛情が湧いてきますね。
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