毎日更新!SOU・SOU読本
■実家の窓
旧正月、実家の窓に大きな赤い「福」の字を貼る。
「窓花」という切り紙。
一年が終わるころには色も褪せ、花のように枯れてゆき、
そしてまた次の年の切り紙の型として使われる。
この作業はいつも祖父がやっている。
二、三年前から85歳を超えた祖父は手の震えで鋏が持ちづらくなってきて、
「福」の貼替えもそれっきり。
来年また作ろうかなと最近言い出したそうです。
■台湾の窓
十月末の台南旅行で出会った「窗」。
中でも、昔ながらの面影を残すレトロな鉄製の窓「鐵窗」が好き。
今も時おり街角で見ることができます。
「鐵窗」は、懐かしい存在でありながら、
一つ一つ個性的でどれも新鮮に感じられるデザインばかり。
今回「昔の台南」が味わえる古民家宿に二泊した。
朝起きると、「鐵窗」ごしに街の声が聞こえてくる。
一日が始まる、という活気の渦が街の中からわ~っと湧いてきて、
窓を開けると、生暖かくきれいな風がすっと入ってきていた。
まるで森が目覚めるように、海が朝の光を受けて輝くように、
人の力によって街が目覚めた。
少し前に、東京のホテルに泊まった朝を思い出した。
窓を開けると、たくさんの人がすごい勢いで歩いていく。
みな通勤にふさわしい服を着ていて、颯爽とした感じだが、
どこか妙に静かだった。いや、怖いくらいしんとしていた。
ビルは木で、人にとって森なんだと誰かが言った。
だとしたら、東京の森は南国の街ほど元気がないんだなあと思う。
森の木が朝日を受けて力いっぱい力を発するように、
生き返ると良いなあと思う。
■京都の窓
「窓あけて窓いっぱいの春」
種田山頭火が詠んだ句。
私は京都の窓から見える景色が好きだ。
決して雄大な眺めであるわけでもなく、壮麗な景観でもない。
四季折々の自然の静けさと豊かな表情がそこにある。
わたしが生きていると感じさせてくれるのだ。
京都は遠いなあと先日母が電話で呟いた。
「遠い」・・・か。
「遠く」に何があるのだろうと、
子供のころからずっと考えていた。
「遠く」って、どこまでなのか。
その「遠く」に行きたいのか、行けるかのか、行っていいのか。
「遠く」の人たちと、つきあうか、戦うのか。
わたしは「遠く」を受けいれられるのか。ずっと考えてきた。
それは「遠く」への憧憬だったかもしれない。
未来にどういう楽しみが待っているのか、
それを想像しながら過ごしている時間は、
全て、その楽しみに含まれていると、
「遠い」京都に来たわたしは思う。
そして、今していることが先の嬉しいことにつながっていると思うと、
今の歩みがそのまま、楽しみにもなるのだろう。
■悟りの窓、迷いの窓
「悟りの窓」と「迷いの窓」は、京都に二ヶ所があると聞いて訪れてみた。
鷹峯「源光庵」と雲龍院(泉涌寺別院)。
「迷いの窓」は四角い。
この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表している。
「悟りの窓」は丸い形で、「禅と円通」の心を表現している。
眺めるポイントは右の迷いの窓の前に座り、自分の姿を見て(自問自答し)、自我を見つめる。
そして、左の悟りの窓の前に行き、純粋な本来の自分の姿に変わるそうだ。
雲龍院には幻想的な色紙の窓もあった。
「蓮華の間」の障子に4つの窓がり、それぞれの窓に椿、灯籠、楓、松の違った景色が映し出される。
その日、「悟りの窓」と「迷いの窓」の前に座って、「窓」について考えた。
本来「採光」と「換気」の「窓」は、
デザインという美的観点からの配慮もなされつつ、
やがて人間の心の領域とも深く関わるような存在になっている。
「窓」の発達の過程の中で、人はいつの間にやら、
希望と期待に朝の窓を開け、
失意と絶望のうちに夕べの窓を閉めたりするようになったのだ。
「どういう日だったか?」と聞かれると、
「イヤな一日だった」と答える人もいる。
不思議なことでわたしは、
「今日はイヤな日だった」と思うことがないようだ。
心配なことも、気に病んでいることもあるにはあるが、
それを「イヤな一日だった」とまとめることがないなあ。
一日に、いいもわるいもない。
終えられたらよしとするだけかもしれない。
良いだの悪いだの言おうが言うまいが、
もう済んでしまったことで、つまり、
終わってよかったぜ(ふ~っ)と。
この日々の終わらせ方、なんだかよかったなあと思っている。
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日に日に寒さが増してまいりました。
店頭では、マフラー類も沢山揃いましたので
個人的にオススメなものを集めてみました。
縮絨ストール、草編衿は小ぶりで軽く、色柄豊富で悩んでしまいますね♪
最近は暖かく着込んでの夜散歩が好きで、綺麗な東京の風景を
ゆったり眺める事が多いです。
浅草は落ち着く場所で何度も来てしまいます。
夜の浅草は格別です。
スカイツリーもイベントによって様々にライトアップされ、
夜の街を明るく照らしてくれていました。
そして、一度行ってみたかったキングオブ銭湯と呼ばれる歴史ある銭湯
タカラ湯さん♨
立派な錦鯉が泳ぐ庭があり
昔ながらの木板には「わ」
裏返すと「ぬ」の文字。
わ (お湯が) 湧いています[開店]
ぬ 抜いています[閉店]
銭湯ならではです。
渋谷にある「名曲喫茶ライオン」
建物自体は、東京大空襲で全焼しましたが戦後、元のデザインと同じものを
立て直ししたそうで歴史を感じます。
大きいスピーカーからクラシック音楽が流れ、ゆったりした空気感が素敵でした。
東京に越して約半年が経ち、んん‥なにこれ?と思うような街の構造で戸惑いばかりでした。電車の乗り換えは間違っても替えがすぐに効いたり、見た事のないような景色に出会えたり、今でも慣れない事の連続ですが、東京で初めて挑戦した事もあり全てが良い経験でした。
行った場所もまだ僅かですが、ビルの裏手に歴史情緒あるものが突然現れたり目にはつかない場所にありながらその地域の特色を垣間見る事が出来、新旧色々な顔がありました。
色々な顔を持つ東京、もっと知っていきたいなと思います。
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今年の10月に、日本での生活、4年目をむかえる香港の姚です。
まだまだ観光客のような旅行欲が旺盛で、休日によく旅をしています。
紅葉シーズンとのことで、紅葉狩りを楽しんできました。
今年登場した観光列車「ひえい」に乗り、ケーブルカーに乗り換え、
留学時代にずっと行きたかった比叡山にいってまいりました。
山麓が様々に色づいていて、山頂から見た家々もおもちゃのように小さくみえ、景色も壮麗でした。
11月の頭なのですが、山頂はとても寒かったです。
暖かい羽織とカシミヤマフラーを身に纏っていてよかったです!
*着用商品*
■圧縮阿弥 小袖羽織 長丈(あっしゅくあみ こそでばおり ながたけ)/薄雲鼠(うすくもねず) 女Sサイズ
■モスリン 薙刀長方形衣/ほのか 女Sサイズ
■ベビーキャッシュ(R) ロングマフラー/消炭色(けしずみいろ)
紅葉も見ることができ、御朱印もゲットして、満喫致しました。
別の日には、陶芸で有名な信楽町へ。
狸村とも呼ばれる信楽、いたるところに狸がいました。
神社で見かけたハート狸が可愛かったです。
折角なので、電動ろくろを予約し、体験致しました。
エプロンを掛けて、薙刀四角衣のお袖を抜衿ジバンの中に巻き込んで、やる気満々でしたが…
制作の際に、粘土の形が急に崩れたり、想像した器と全く違う形になってしまったり、
全然うまくできませんでした。
一緒に行った友達も指導の先生も一緒に大笑いしました。
先生の技と力をお借りして、なんと4つの器を作ることができました。
付箋を貼っているもののみ焼いていただくことに!
出来上がるのは2ヶ月後ですが、MY器の完成がとても楽しみです!
最後に「陶芸の森」で赤々とした紅葉をバックに!
*着用商品*
■モスリン 薙刀四角衣(なぎなたしかくい)/熨斗目花色(のしめはないろ) 女Sサイズ
■十単平(とうたんひら) 広形(ひろなり)もんぺ/けんらん 女Fサイズ
大好きな広形もんぺ/けんらん、紅葉に負けず劣らずな華やかさです。
今回の旅もいい思い出を作ることができました。
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今回はSOU・SOU秋冬の定番素材の一つ[モスリン〈毛斯綸〉]のお洗濯方法についてご紹介させていただきます。
「モスリン〈毛斯綸〉」とは…
極細単糸で織られたウール素材で、シルクのような風合いが特徴です。
○組成混率:
毛100%
○洗濯方法
※ドライクリーニング
※タンブラー乾燥禁止
店頭にて、ドライモードでの洗濯が可能とお伝えしておりましたが、
裏地付きなど、アイテムによっては型崩れに繋がる可能性があるため今後は洗濯表示同様、
ドライクリーニングでのお洗濯を推奨致します。
下記はその検証結果です。
○検証方法:
縦型洗濯機でドライモード(手洗いモード)にして5回洗濯をかけ、生地の縮率・形状変化を確認
使用商品:モスリン 長方形衣
○結果
1:縮率=主に横縮みが発生致します。
2:裏地のついている商品などですと、首まわりや袖口などからも裏地の吹き出しが発生する場合があります。
3:袖口裏面の写真
図のように、裏地がルイスミシンで縫い止めされているものは問題ありませんが、
そうなっていないアイテムは、袖口も吹き出す可能性がございます。
なお、裏地のついていない
[モスリン 草衣]
[モスリン 小袖寛衣]
[モスリン 風靡]
や、
表裏が共にモスリン素材の
[モスリン 宮中袖 袷]
[モスリン もじり袖 袷]
などは洗い後の縮みは発生しますが、裏地の吹き出しはございません。
以上、モスリン素材の洗濯方法についてでした。
ご参考にして頂ければ幸いです。
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快晴で気持ちの良い日
伊勢木綿の織元・臼井織布さんへ行ってまいりました。
「臼井さん!こんにちは!」
さっそく臼井さんのお仕事の一部を拝見!
今回は20/20の先染めの反物を制作される様子です。
▼まずは【かせ繰り】という工程(縦糸を糸巻き(ボビン)に巻きつけます)
▼その縦糸が巻かれた糸巻きを、制作するデザインに合わせて並べ、糸を1本一本引き出して、、、
【部分整経(せいけい)】という工程へ。大きな筒のパーツに一旦集めて巻き付けていきます。
一回の巻工程は150本~最大400本。柄によって巻きつける回数は異なり、1220本!(42cm巾の反物を作るのに必要な縦糸の本数)になるまで繰り返します。
▲ようやく1200本揃った縦糸を、織り機に掛ける【チキリ】という大きな糸巻きに巻きかえます。
糸が偏らないようにしっかり見張っている臼井さん。常に調整が繰り返されます。
▼【チキリ】に巻き終わった縦糸。織り機にかかるのを待ち望んでいるみたいです。
▼伊勢木綿の織り機はこちら。いつ見てもカッコよくて美しい100年以上前の【豊田式力織機】です。
▼臼井さんが修繕を繰り返されてきた41台の力織機が現役で稼働中!迫力があります。
、、、と
どの工程も傍らで人が絶えず手をかけなければならない伊勢木綿。
だからこそ時代を越えた魅力を感じるのだと思います。
そして、
機織りが休憩に入るお昼の時間を狙って、臼井さんと息子さんを撮影する矢寺さん。
臼井さんを取材する瀟瀟さん。
私は、来春の企画用にと、可愛い反物の山から数十反ピックアップいたしました。
今からとってもわくわくです。
約30年前から伊勢木綿の織元さんは臼井織布の一社になり、現在九代目の臼井さん。
「まだまだ織りたい柄がたくさんある」ともおっしゃっていました。
臼井さんの熱い想いは追ってネットショプにて掲載予定です!!
この度もありがとうございました!!
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先日、SOU・SOU netshopでお世話になっているシステム会社、カラーミーショップ主催の【 カラーミーショップ ミートアップ 】というイベントに昨年につづき登壇者として参加させていただきました。
ざっくり説明しますと、カラーミーショップでお店を展開されている方々に向けた販促事例やノウハウを学ぶという、いわば交流会です。
僭越ながら登壇の機会を設けていただいたのですが、普段は社内にこもって仕事する事がほとんどの私にとって、大勢の人前でスピーチするのは超超超緊張…。奥さんからの「ヘラヘラしんときや」というアドバイスを胸に、これまでの道のりや自分なりのノウハウをお話しさせていただきました。
今回、一緒に登壇させていただいたのは、“小さいふ。”でお世話になっているクワトロガッツさん。
こういった機会をいただくと、今後も継続できるように、と改めて身が引き締まります。
これからも楽しい企画ならびに素敵な商品をお届け出来るよう努めて参りますので、今後ともSOU・SOUを宜しくお願い申し上げます。
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11月11日の日曜日、世間では「ポッキー&プリッツの日」として知られる日に、前回のブログで宣言した通り、第11回 茶道文化検定 の2級を受検してきました。
実施概要はと言うと、1級~4級の4段階で、今回受験した2級については70%以上で合格となり、合格者特典として、全国各地の美術館・博物館の入館料等の優待を受けることができる合格証が配布されます。
2級の出題分野としては、茶の歴史/茶事・茶会/茶道具/茶と禅/茶席の花/懐石/菓子/茶室・露地/茶業 の9つに分類され、全てマークシート方式で出題されます。
ここで少しだけ、問題をご紹介。
解答 問16-④/問17-④/問18-③/問19-②
数ある茶事での流れを問われたり、掛物・茶入・茶碗といった茶道具の歴史や名品の問題であったり、
解答 問62-④/問63-③
茶室と路地の基本要素と、現在に残る多彩な茶室と路地に関するなど、今回の受検勉強まで知らなかったことだらけでした。
結果通知については、12月中旬に送られてくる予定ですので、それまで復習をしながら通知を待ちたいと思います。
また、お茶のお稽古あるあるが満載の映画『日日是好日』のタイトル名が、広く知られた禅語ということも、今回の受検勉強で初めて知りました。
今回の受検勉強で得た知識をお稽古に活かすだけなく、日頃の生活の中での再発見にも繋げてければと思います。
まずは、以前に家庭訪問としてお邪魔した、スタッフの寺田宅のお茶室「心傳庵」に、新たな気持ちで訪ねてみたいところです。
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予定のない休日はふらりと美術館へ。
私なりの一日の楽しみ方。

美術館好きのくせに、美術館に行くとどっと疲れます。
なので、しっかり食べてしっかり臨みます。

同じ展示物でも、展示方法やテーマによって見え方も感じ方も変わってきますよね。

SOU・SOUの帽子、とくに擬宝珠はそんな気分を高めてくれるアイテムです。

目から耳から五感をふる活用で。
せっかく足を運ぶのですから、たくさん吸収して帰らねば。

案外、有名やメインの作品ではない作品が心に残ったりするものです。
たくさんある作品の中で自分が気に入ったものがカードになっているとなんとも嬉しくなります。
鑑賞の記念に、手元に置いておきます。
美術館が好きでジャンル問わず展示をみるのも好き。
知識の豊富さは別として各自の楽しみかたで楽しむのが美術館や博物館だとは思いますが
せっかく足を運んでいるのだからやはりもう一歩、二歩、理解できるようになりたいなあ。
と思う今日この頃です。
そんな私が最近手にした本。

マンガでわかる『西洋絵画の見かた』
見方というと大袈裟ですが、ルネサンスから現代まで代表的な画家さんのあれこれが分かりやすく描かれています。
そんな中に一人の日本人が。
それが 藤田嗣治 さん。
没後50年ということで、日本とパリで相次いで展覧会が開催されており、今まさに京都近代美術館で大回顧展が開かれています。

浅い浅い印象だけでいうと、
日本が嫌いな人なのかなと思っていたのですが
全然そんなことはなく
日本のものも好きで日本人という誇りももっていた方というのが伝わってくる展示会でした。
激動の世界情勢の中パリで生き、両国でここまで評価されるということは
私の想像をはるかに越える凄さなのだと思います。
芸術の季節はまだまだはじまったばかり。
皆さまそれぞれの秋を、それぞれの楽しみかたでお楽しみくださいませ。
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鴨川の飛び石に向かって、自転車を走らせる娘。
よっしゃ!!!いくぞー!と勢いよく飛んでいく。
軽やかな娘に対して、へっぴり腰の私。
そして、のんびりついてくる息子。
次は、みずきりやろうよ~!
水面にできた輪っかが幾重にも広がる。
そして、空がきれいだなと見上げたところで、下から届く光のほうに視線を向けると・・・
ゆるやかな川の流れに反射する光が、夕日と同じように輝いていました。
鴨川は、ふーっとゆっくり呼吸をしたくなるところ。
そして、季節を感じさせてくれるところ。
葉も色づき始めて、また、彩り美しい今を感じられてありがたいです。
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今回はスタッフおすすめ『くびまき』男性編でございます!
店頭でよく「男女兼用ですか?」 と尋ねられることがございますが、
「もちろんでございます。」 傾き者にもピッタリのアイテムです。
そこでSOU・SOUの傾き者達にお気に入りの柄、巻き方を聞いてみました!
トップバッターはショップディレクターの徳治。
選んだ柄は 『しあわせ 熨斗目×濡羽色』
色が好みとのことで、くびまきを肩掛けとして使用。
本人曰く、「くびかけ」だそうです。。。
2番手はフランス語が堪能な金子。
選んだ柄は 『東山三十六峰 黄金畑』
柄の配置が一点一点違って巻き方によって色々なアレンジが楽しめる東山三十六峰。
黄金色が効いていますね。
3番手はなんでも似合ってしまう川勝。
選んだ柄は 『たばた絞り ろうけつ染め』(伊勢木綿店舗限定)
くびまき2枚巻の上級者テクです!
これ気に入った!と、この他にも色違いを2枚購入済み。
トリはこの方、足袋スタッフ佐藤。
選んだ柄は 『おはじき大 乳白×深緋』
僕も可愛くなりたい。と深緋をチョイス。
意外に似合っています。男性にもおすすめですね。
皆様、いかがでしたでしょうか?
スタッフそれぞれ選ぶ柄にも個性があり面白いです。
柄選びや巻き方など、いつでもお声掛けくださいませ。
そして、
只今、くびまき2枚お求めで縞文くびまきを1枚プレゼント致しております!
2枚重ねて巻くとボリュームがでてとても暖かいです。もちろん1枚でも使って頂けます。
この機会に是非!皆様のご来店お待ち致しております。
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時が経つのは本当に早いもので、
今年も残り2ヶ月を切りました。
この時期になりますと、SOU・SOUではこんな企画がはじまります。
暦の使い方は人ぞれぞれ。
みなさんがどんな風に使っているか、ちょっと気になり・・・
こんなお願いをしてみました。
\ あなたの暦見せてください! /
【記録する】
その日採れた種の数を記録する
増本家のぼっちゃんは、小学一年生。夏休みに朝顔を育てていました。
来春入学してくる新一年生に自分が育てた朝顔の種を渡すことが彼の宿題です。
毎日種がいくつ採れたか記録した、7月のカレンダー。
【印をつける】
パンの販売日に印をつける
近所のパン屋さんは、スタンプを使ってスペシャルなパンの販売日を教えてくれます。
この印が付いている日は、お目当てのパンが食べられるということ。
とってもシンプルで、わかりやすい!
【1日進む】
1日が終わるごとにマス目を消していく
企画室/生産担当の小山さんは、1日の終わりににマス目を消すことにしているそう。
「また、明日も頑張りましょう。」と自分に声をかけてる感じがします。
【封筒を作る】
終わった月の暦を使って封筒を作る
筆まめな友達から季節のお便りが届きました。
SOU・SOU暦をリ・ユースした手作り封筒!
なんて、素敵なアイデアなんだと、とても心がはずみました。
【包む】
贈り物を包む
スウェーデンを旅してきた友達がおみやげにくれた靴下。
暦ラッピングでかわいさ倍増!
心温まる贈り物にほっこり。
他にも
給料日は★印、デートの日は♥マークを付けますよという人。
毎日の体の調子を書き込みますという人。
1ヶ月の献立を記録しますという人も。。。
SOU・SOU暦を通じて、皆さんの日常を少しのぞけた気がしました。
「あなたの暦見せてください! 」
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8月、ネットショプにお気に入り登録ボタンが追加になりましたが、
新たに『在庫があるサイズのみ表示』できるようになりました!
まずは見たい商品(今回は着衣の羽織『御御衣(おみごろも)』でご紹介)のページを開きます。
『ツイード』『アンゴラ混』『紡毛』の3種類計8商品の御御衣の商品画像と商品名が掲載されております。
左上の ■在庫があるサイズで絞る の 「サイズを選択▼」をクリックすると・・・
自動的に該当のサイズが表示されます。
(御御衣は女Sサイズと女Mサイズの2サイズ展開です)
まずは「女Sサイズ」をクリック。
商品数は変わりませんので、全てのアイテムに女Sサイズがございます。
お次は「女Mサイズ」をクリック。
「紡毛 御御衣 長丈 袷」3色とも女Mサイズが完売しているため、5商品のみ絞りこまれました。
簡単に欲しいサイズのみ絞り込めるようになったので、
比較検討しやすくなりました!
新商品が続々掲載されておりますので、
是非こちらの機能も併せてご活用下さいませ。
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その時々で 着たい色ってあるもので
SOU・SOUの服を着るときは
いわゆる“流行りの色”などは あまり(というかほとんど)気にせず
いつも直感でなんとなく惹かれる色を選ぶのですが
わたしは一年ほど前までは、どっぷりモノトーン女でした
過去の写真を掘り返すと、ほぼほぼ黒黒白黒黒グレー白黒 といった具合でした
(表情・ポーズ等至らない点お詫び申し上げます)
モノトーンを題目に、この「SOU・SOU日記」を書くこともありました
でも、ここ最近で、ちょっと気持ちが変わってきたようです
モノトーンもいいけれど、ちょっと彩りを入れたいなあ、と。
先月、内村・李とのズッコケ三人組で(また!)台湾に行った際
それぞれオレンジ・紫・黒と、担当カラーを決め
色遊びをしてみたりもしました
ちなみに足元は10月の足袋下でお揃いでした
じわりとテンションが上がるやつです
ですが、いま純粋に 最も わたしが着たい色は
濃紺・深緑・柘榴・憲法色 など、深みのある色!です!
それぞれ単色でも良いのですが、これらを数色組み合わせると(個人的に)尚更ベター
もともと好きだった寺社仏閣巡り熱が再燃してきたことと相まって
いま このような こっくりとした色味が大好物になってしまいました
なんせ、(特に渋うい)お寺・神社さんの境内にバッチリ溶け込むのです
先日、奈良に行ったとき
わたしの背後におわすのは 国宝の八角燈籠、そして画面に入り切らない東大寺大仏殿
今季も入荷した「広形もんぺ 穏」は、色味はもちろん
穿き心地も柔らか暖かで、抜群によいです
《着用商品》
・小袖羽織 長丈(着用色は完売御礼)
・モスリン 草衣 上(〃)
・伊 土竜 広形もんぺ 穏/憲法色
・運動足袋 だんだん/濡羽色×漆黒2
またある日は氏神様へお参り
「つなぎ家紋」は、心の底からこういう場所に合うなあと
個人的にとてもお気に入りです
《着用商品》
・フェルト 擬宝珠/柘榴色
・ウォッシャブルウール天竺 むささび/深緑色
・モスリン 薙刀長方形衣/つなぎ花紋 大
・高砂足袋 いろは底/濡羽色
そして、11月8日から通常販売スタートになったばかりの
「冬の装い」新商品の中にも、該当の色味が沢山!
どれにしようか心が踊りまくります
好きな色を着て 好きなことをする
こんなに楽しいことはありません
今季はこれらの色合わせ&寺社探訪を極めたいと思います:)
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2018年も残すところあと2ヶ月をきり、朝晩の空気も冷たく感じられる今日此頃・・・
毎月楽しみにしておりました【果実文様のテキスタイル】も来月で最終章です。
最後から2番目の霜月のテキスタイルは“柿”!
とっても愛くるしいテキスタイルにひと目で大好きになりました。
ころころとした橙色の実が並ぶ姿をみて思い出したのは、
おばあちゃん家で毎年軒の下につらなっていた“干し柿”の風景です。
実は、一人暮らしではなかなかハードルが高い“干し柿”の仕事を昨年からはじめています!
渋柿たちのヘタとヘソをのこして皮を剥いていきます。
ヘタに紐を結び、外に吊るします。
数日経過し、良い感じにしぼんできました。
はじめてのことで管理が行き届かず、成功したものは少なかったのですが、
手塩にかけた“干し柿”は一味違っておいしく感じました!
去年の反省をいかして今年は甘柿で挑戦!
つやっつやの柿がどんな仕上がりになるのか・・・いまからとっても楽しみです♪
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朝夕に冬の気配が感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
10月の晴天のある日、深まる秋を感じに、妙心寺の塔頭・退蔵院を訪れました。
如拙筆の国宝『瓢鮎図(ひょうねんず)』があることで有名なお寺です。
少し見にくいですが、瓢箪を持った男と、川を泳ぐナマズが描かれています。
この絵は、室町幕府の4代将軍・足利義持が、
「ただでさえぬるぬるして捕まえにくいナマズを、こともあろうに瓢箪で捕まえることができるか」という禅の公案(修行のための問題)を考え、そのテーマとなる絵を画僧の如拙に命じて描かせたもの。
上部の文字の部分は、公案に対する高僧たちの回答です。
この瓢鮎図にちなんで、退蔵院のそこかしこには、瓢箪やナマズのモチーフが。
お茶室でいただいた茶菓にも。
そして、瓢箪といえば、、
こちらの本の表紙も、ひょうたん。
時折ページをめくっては、季節の移り変わりを敏感に感じとる日本人の感性の細やかさ、
例句から浮かんでくる情景にしみじみ感動しています。
今月25日頃には、『俳句歳時記 冬』も発売されます。
表紙のテキスタイルデザインも含めて、今からとても楽しみです。
それでは最後に、ここで一句。
一服の 茶を喫すれば 紅葉かな
お茶室から眺めた、名庭「余香苑」の紅葉がすこし色づいていました。
そのまんまですが。。
豊かな季語を持つ日本の四季折々の情景を、これからも深く味わっていけたらと思います。
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お茶のお稽古に通い始めて約一年。
薄茶に加えて濃茶点前も教わるようになり、
客点前も覚えてきたということで、初めて献茶式に参加してまいりました。
今回行ってまいりましたのは、10月24日に行われた伏見稲荷献茶式。
稲穂色のけんらんのくびまきをして、いざ!
一度本殿へご挨拶し、順々にお茶の席を回りました。
残念ながら、中の様子を撮影することはできなかったのですが、
素敵だなと思ったお道具を絵に描き起こしました。
美味しいお茶と綺麗なお道具、
そしていいお天気にも恵まれ、とても良い経験をいたしました。
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京都へやって来てちょうど1年が経ち、
もともと憧れで好きだったまちが、
生活を送る中で、住んでみてもっと好きに変わりました。
以前に比べて、歩くことが増えたのですが、
朝、五条大橋からみる鴨川や
線香の香りがほんのり漂う通り
古き良き旅館が道の両脇に並ぶ光景に
京都ビギナーな私は、それだけで言語化できない、なんとも言えない、あぁ、良い!という気持ちになります。
前の住んでいたところも、住みやすく良いまちでしたが、あまりまちを見ることはしませんでした。
ふらっと散歩に出かけると
思わず、また新たなお気に入りの場所が見つかるんじゃないか、
と期待させてくれるところが京都のまちの魅力です。
そんな京都のまちの風景は
SOU・SOUのテキスタイルデザインにも落とし込まれています。
山科の疎水公園
伊勢木綿 手ぬぐい/疏水(そすい)
下鴨神社の糺の森(左京区)
伊勢木綿 小巾折/糺の森(ただすのもり) 秋分(しゅうぶん)
京都三大祭の祇園祭
伊勢木綿 手ぬぐい(ひめ丈)/祇園祭(ぎおんまつり)
京都の風景も脇阪さんの手にかかれば
ポップなテキスタイルデザインに早変わりです。
これからもSOU・SOUを通して、京都のまちを楽しんでいきたいと思っています。
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足袋店舗にて度々お客様から頂戴する質問の1つです。
SOU・SOUでは、すべての柄を22~29cmでご用意しております。(※貼付まつり足袋は28cmまで)
一見、女性専用と見えなくもないこんな柄たちも・・・
股付5枚足袋/金襴緞子
貼付地下足袋/けんらん
股付5枚足袋/東欧
傾き度アップ間違いなしのイカすアイテムなんです!!
今回は、京都四条南座の新開場を記念してのポーズでご紹介。
トップバッターはSOU・SOU2年目に差し掛かろうかというわたし西村が
まだまだ照れが見えますね。
控えめな柄&色の傾衣一式に「絢爛」の赤が映えます。
お次は足袋店長 中岡の見得
にらみは無いながらも臨場感のある中々のポージング。
足元のみに華やかな柄を持ってくることで全体的なイメージも華やかに。
大トリを飾るのはもちろんこの方
しっかりにらんで・・・・
バッタリ!!!
決まりました。
ちょっと脱線してしまいましたが・・・
このように花柄や赤orピンクのような一般的に女性に好まれる可愛らしい色柄でも
男性が履くことで渋い傾衣のイメージがガラッと華やかに変わります。
男性の皆様にこそ手を出して頂きたい色柄です。
是非いつもと違った柄で傾いてみて下さいませ。
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今年も始まりました!
11/1(木)よりSOU・SOUネットショップ、京都のSOU・SOU染めおりにて開催中のB反生地セール
毎年ご好評いただいております。
伊勢木綿 手ぬぐい、知多木綿 手ぬぐい、モスリン、高島縮、天竺など
生地が全て40%OFF、無くなり次第終了なので見逃せません!
今回は数あるB反の中からいくつかおすすめの生地をご紹介させいていただきます。
【伊勢木綿 手ぬぐい】
手ぬぐいやくびまきなど、強く撚りをかけずに綿(わた)に近い状態の糸で織られた
伊勢木綿 手ぬぐいは柔らかな肌触りが魅力です。
【知多木綿 手ぬぐい】
丈夫でしなやかな知多木綿 手ぬぐいは着衣の夏の装いで登場しました。
【高島縮】
表面にシボ状のしわがある高島縮は吸湿性に優れ、汗をかいても肌に張り付かず
快適な着心地のため衣服に適しています。
【モスリン】
ウール100%とは思えないほどさらりと落ち感のある生地はモスリンならではです。
独特の発色もテキスタイルデザインに深みを与えます。
いかがだったでしょうか。
ご紹介しきれなかった生地がまだまだございますので
気になった方は今すぐSOU・SOUネットショップをチェック!
そして是非SOU・SOU染めおり店舗へもお運びくださいませ。
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日本三大秘境とはどこでしょう?
私は一つも答えられませんでしたが
今回そのうちの一つ、九州は宮崎県・椎葉村(しいばそん)へ行ってまいりました!
目的は・・元SOU・SOUスタッフ荒木さん(現在は結婚して内村さんになりました)に会いに!
素敵なボードでお出迎え。
この笑顔がたまらんのです。
家族の一員、ヤギのゆずるくんにもご挨拶。
農作業もお手伝い。
里芋と小豆を収穫です。
畑になってる小豆・・初めて見ました。
里芋の葉っぱではお決まりのこのポーズ。
作ってくれたおにぎりは特大サイズ。
トカゲも地下足袋と一緒にひなたぼっこ。
いつでもなんでもウェルカムな家の主の心を表しているかのように網戸も全開、虫だって何だって出入り自由。
薪でお風呂を沸かし、夜には満天過ぎて星座が分からない程の星空を見上げました。
満たされ過ぎて・・帰りの飛行機に乗る時点で既に椎葉ロス。
帰ってからもしばらくは椎葉ロス。
後日送られてきた椎葉の恵みでまたまた満たされ・・
・・その後、再度椎葉ロス。
心の奥深くまで染み込むONLY ONE Shiiba
また行こう、あの笑顔に会いに。
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