毎日更新!SOU・SOU読本
今回はSOU・SOU冬の定番素材の一つである[羅紗]のお洗濯方法についてご紹介させていただきます。
「羅紗(らしゃ)」とは…
<raxa>ラシャ:ポルトガル語で厚手の毛織物の意。「羅紗」は当て字です。
○組成混率:
毛47% ポリエステル40% アクリル10% ナイロン3%
生地の表面には、環境に優しいリサイクルウール素材を使用。
裏面がポリエステル素材で出来ているため、着用時に直接ウールが肌に当たらずチクチクしないのがポイントです。
洗濯方法ですが、[ドライクリーニング]と記載しております。(生地屋推奨)
しかしながら弊社ではドライモード(手洗いモード)をして頂ければご自宅でお洗濯可能と紹介しております。
下記はその検証結果です。
○検証方法:
縦型洗濯機でドライモード(手洗いモード)にして10回洗濯をかけ、生地の風合い・縮率を確認
使用商品:羅紗 長方形衣 組
○結果
1:縮率=縦に1cm縮みましたが、身丈に対するバーセンテージとしては1%未満のため問題ございません。
2:生地風合い=若干の起毛感が出ましたが、見た目の変化はほぼございません。
3:ラバープリント=特に変化がないため問題ございません。
以上のとおり、ドライモードであればご自宅でのお洗濯は問題ないという結果でございます。
但し、紡毛素材のために洗濯時に他の毛羽やゴミが付きやすいため、着用前に取って頂けますと尚良いかと存じます。
以上、羅紗素材の洗濯方法についてでした。
ご参考にして頂ければ幸いです。
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先日、長男つづみくんの七五三詣りのため家族で八坂神社へ。
本殿にてご祈祷をしていただき、お参りをしました。
子供たちの健康を願う母の横で、しっかりと手を合わせるつづみくん。
なんとかご機嫌でお詣りを終えることが出来ました。
怪獣さんが2人になってから、写真を撮るのも一苦労。
それでも、なんとか記念に。
ぷくぷくまん丸だった赤ちゃんの面影は
すっかりなくなり、お兄ちゃんになったなぁ~と
少し感慨深い気持ちになりました。
来春には幼稚園も始まり、どんどん成長して
いくんだろうなぁ。
これからも健やかに大きくなぁれ。
(´-`).。oO まだまだちっちゃでちゅねぇ~
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「日記をつける!」
この言葉、今まで何度言い出したことでしょうか。
三日坊主、一ヶ月坊主。。。
はじめる度にいつの間にかやめてしまっておりました。
昔の日記を読み返すと、こんな事があったなと思い出がよみがえり、続かなかった事に自己嫌悪になったりします。
しかし今回は事情が少し異なります!
実は今年から私、『スケジュール帳』を手放し、スマホでのスケジュール管理をはじめました。
便利な所は『いつでも持ち歩けるところ』。
書きたい時、見たい時に手帳をもっていない、というストレスがなくなりました。
自分のこだわりをやめた事でなんだか身軽になった気分さえしております。
ただ少し感じるデータ化の寂しさとでもいいましょうか。
今まではスケジュール帳に色々と書き込んだり、切り貼りしたりしていた私にとっては
スマホでただ並んだ予定を見返しても何か物寂しく感じます。
そんな中思い立った
「やっぱり日記をはじめよう」
今まではスケジュール帳があった為に兼用されていた日記帳。
日付にしばられ書いていない事が一目瞭然でした。
好きなときに好きな分だけ書ける、自分にあった日記帳を用意しよう。
今までの敗因をふまえ選んだのは真っ白のノート。
文字だけでなくイラスト描いたり、貼ったりしたい派の私なりのチョイス。
発売中のSOU・SOU×学研ステイフルのダイアリー
こちらは罫線と日付を書く場所がしっかり用意されているので、来年の仕事用ノートに。
とまあ、
私の個人的な決意表明はここらへんにしておきまして。
少し紅葉し始めている京都市内をぶらり散歩。
左京区にございます『真如堂(真正極楽寺)』まで行ってまいりました。
青葉が残る色づき始めではございますが
緑と赤、黄色が入り交じる様子にうっとり。
季節の移ろいを感じることができました。
その夜は、日記帳に落ち葉をはさんでみたりして。
今度こそ続きますように!
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「そうだ!干し柿をつくろう!」
・・・と思い立ち、先日10個の渋柿を購入しました。
「わぁ~!柿!柿~!」と喜ぶ息子。
いやいや、そのままでは食べられない柿なのよと説明しつつ、下処理をし、
子どもたちには、消毒用の焼酎をシュッシュ!としてもらいました。
何個も連なる干し柿のカーテンが理想ですが、
10個の柿が並んだ姿もなんだか微笑ましく・・・
ほんのり甘~い干し柿ができますようにと、子どもたちと日々念じております。
出来上がりが楽しみです。
さて、今年の秋のお出かけ用にと、私は「道行小筥 染竹 大/優」を選びましたが、
どのコーディネートにもすっと馴染んでくれる「優」のテキスタイルデザインに、
心なしか嬉しくなります。
取っ手付きの自転車籠にも丁度よく入るので、毎日の移動もよい感じ。
お気に入りの鞄は、大事に大事に扱いたくなりますね。
この道行小筥を持って、彩り豊かな秋を楽しもうと思います。
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京都では各地で紅葉が色づき始めてきました。
11月中旬頃から遅いところだと12月上旬まで楽しめるそうです。
これから紅葉狩りに訪れる方も多いのではないでしょうか?
こちらはつい先日行ってきた奈良の写真です。
この日は生憎の雨で沢山散っていましたが、
落ち葉も色づいて綺麗です。
一番の目的は、こちらの正倉院展を観に奈良国立博物館へ。
まだ数回しか行ったことはありませんが、毎年初出陣の宝物があり、
修復できていないお宝がまだまだ眠っているそうです。
遥か昔の宝物、なんだか不思議な気持になります。
来年はルーペを持参して細かい柄もしっかり観たいと思いました。
染めおり店では、B反セールが絶賛開催中でございます。
掘り出し物もあるかも知れません!
生地がなくなり次第終了致します。
是非ご覧くださいませ。
皆様のお越しをお待ち致しております。
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一日一駄話の「打ち合わせ」にもありますように、SOU・SOUには日々いろいろな来客がございます。
私は、そのお客様方にお茶をお出しするという役目を仰せつかっておりまして、安定して美味しく
淹れられるように、目下修行中でございます。
ということで、究極のお茶の味を目指して自宅で自主練を。
美味しいお茶の決まりごと「お茶っぱ8g、お湯85℃、45秒蒸らす」を呪文のように唱えつつ、
まずは茶葉を計量します。
ぴったり8g
次に、味を左右するお湯の温度調整。
沸かしたて(100℃)をいかにスムーズに85℃までに下げるかがポイントです。
湯呑みに注いで器を温めつつ、温度が85℃近くまで下がるのを待ちます。
今回は究極の味!ということで温度計も導入。
適温になったらすぐさま湯呑みのお湯を茶葉の入った急須に注ぎます。
ここから45秒。究極を目指すため、携帯電話のタイマー機能できっちり計ります。
45秒経ったら、濃さをまんべんなくするために・・・
①⇒②⇒③⇒③⇒②⇒①の順で注いでいきます。
一滴残さず注ぎ入れます。
濃厚なお茶の旨味は、最後の一滴に凝縮されているそうです。
これで完成!
とても美味しく淹れることが出来て、ご満悦の図です。
量も温度も時間もきっちり計っただけのことはあります。
さすがに会社でここまでは出来ませんが、日々意識して淹れることで、計量せずとも安定した美味しいお茶をお出しすることができるはず・・・。
これからも精進して参ります!
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▪️中秋の名月▪️
日本三大名月鑑賞池のひとつである大沢池から舟に乗って月を愛でることができると聞いて、
嵯峨野・大覚寺の観月の夕べに行ってきました。
舟券が15時から販売されるということでしたので、
15時半頃に着いたら、18時と19時の回はすでに販売終了。
並んでいるうちに20時の回もなくなり、
唯一残っていた17時の舟券を無事購入!
17時すぎに舟乗り場で並んでいると、
うっすらとお月様が姿をあらわしました。
まだ日も明るかったのですが、池に反射した月がいっそう非日常感を演出してくれていました。
こんなにゆっくり月を見たのは初めてかもしれないなぁと思いながら穏やかな気持ちで月を鑑賞することができました。
▪️11月最初の日曜日▪️
京都・松尾大社で行われた献茶会に参加させていただきました。
八席行われる内の一席にてお点前をさせていただくことになり、直前までイメトレ。
いよいよ自分の番が。
緊張しすぎて手が震えてしまいました。
お手前の写真は撮ることができませんでしたが、
至らない点やここはこうしたほうがいいなということが分かり、
大変勉強になりました。
無事会も終わり、最後に一緒に参加していた布袋スタッフ椿と記念撮影。
今回はお借りした着物を着付けていただいたため、
お手前の上達はもちろん、
次回は着付けもできるようになりたいなぁと改めて思った一日でした。
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時は遡り まだ暑さ厳しい9月のはじめ、、
京都市役所前に でかでかとこんな貼り紙が!
ふむふむ、京都市とONE PIECEがタイアップした
「京都麦わら道中記~もうひとつのワノ国~」なる この催し、、
なんでも、京都の市中に散らばった麦わらの一味を探索しながら京都の名所を巡り
その歴史や文化を感じるという、ファン参加必至の体験型観光イベントらしい、、
さらに各拠点に設置されたキャラクターのメッセージスタンプを集めると、
記念品が受け取れるらしい、、
これは、、自他共に認める社内屈指のONE PIECE好きとしては
向こうから京都に来てくれるってんですから 参加しない手はないでしょう!
ということで配布初日
雨の中 勤務前に手配書を確保
さすがは自由気ままな麦わらの一味、
市中の本当に様々なところに散らばったようだ、、
と、ぐだぐだ言っている暇はない 早速 巡ってみよう
手始めに、珍獣トナカイ八つ橋に
海の一流コックが作った愛情たっぷりのお弁当を堪能
同じくONE PIECE好きのこの方とは、二条城でAR体験ツアーに参加
奥に佇む麗しき考古学者が優雅にガイドをしてくれる一方、
手前のサイボーグマンはその大きさゆえ 中に入れてもらえないという悲しい展開
あんまりONE PIECE好きではない瀬野さんとは、地下鉄烏丸御池駅に貼られたポスターと記念撮影
どのポスターよりも輝く瀬野さんの眼光☆
さらに、わたしの大本命 主人公モンキー・D・ルフィのおわします京都駅では
出会えて感動で もうこの表情
仲間も増えました
Mr.風靡上下でお馴染・山田は興奮のあまり
「ゴムゴムの手ぇばたばた」を使って手がぶれてしまったようだ(フィクションです)
個人的に一番期待していた大覚寺での企画展「NUE」
境内余すところなく紡がれたオリジナルストーリーと 様々に趣向を凝らした画の魅せ方に
期待以上の感動しか見つかりませんでした
さてさて〆は壬生寺、同じくそんなにONE PIECE好きではない長沼さんに見守られながら
無事全箇所スタンプ達成
記念品もバッチリいただけました!
日本を代表する古都・京都と
日本を代表する大人気漫画・ONE PIECE
歴史ある寺社仏閣や建造物と
今を生きる人々の創意工夫や最先端の技術
伝統的文化と現代的感性を同時摂取できる、そんな感覚が
どこかSOU・SOUにも通ずるような気もして
鼓動冷めやらぬ10月でした
そんなこんなでもう11月
本日9日より、冬物新作第一弾の販売スタートです!
ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)にも値する(?)
とっておきの可愛い品々が盛り沢山!!
※一部未入荷の商品もございます。予めご了承くださいませ
ONE PIECEに負けず劣らず 見どころたっぷりの着衣へ是非お運びくださいませ◎
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10月の某日、茶道教室の社中の方々が主催された「出張お茶会体験会」に参加いたしました。

お茶会の主題が「菊」ということで、お花、お道具、お菓子に菊の花が取り入れられていました。
お軸の前には、秋の草花とともに紫色の菊の花が一輪。

水指は京焼の「金彩四君子」というもの。四君子とは、東洋画の題材とされる竹・梅・菊・蘭の総称で、表に菊と竹、裏に梅と蘭の絵が描かれています。
主菓子は「まさり草」という名前のもの。まさり草とは菊の異名だそうです。
お花とお菓子の菊の花の色がリンクしていて、感動しました。
まさに菊づくしなお茶会でした。
社中の方々に着物を着付けていただき、はじめて人前でお点前をいたしました。

いつものお稽古とはまた違った緊張感があり、とても良い刺激となりました。
来年にもこのお茶会が開かれるとのことで、それに向けて、これからも日々精進していきたいと思います。
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10月の関東は雨が降り続き、雨女の私も何の実証もできないくらい毎日雨でした。
下北沢の小さな劇場にお芝居を観に行った時も雨。
上野にゴッホを観に行った時も雨。
京都から晴れ男の稲垣さんが来た時なんかは台風まで来ちゃいました。
(彼はこの後夢の国へ旅立ちました。雨も台風もお構い無しなところが晴れ男なのでしょうか・・)
11月に入り、やっと太陽が顔をだしました。
雨も大好きな息子ですが、すっきり晴れた日に横須賀美術館で芸術鑑賞です。(絵本「しろくまのパンツ」や「パンダ銭湯」で有名なtupera tuperaさんの展覧会です。)
お茶の世界のお正月と言われる炉開きの日も穏やかな日和でした。
釜から静かに上がる湯気に釜の音、鳥の声に日の光の変化、五感が研ぎ澄まされるひとときです。
さて、次に狙うはこのイベント。
SOU・SOU×シエスタニメーションでお馴染みのシエスタさんが横浜でコンサートを行います。
(お問合わせ:siesta@mva.biglobe.ne.jp)
山下公園で海を見ながら野点でもして、夜はコンサートというのもいいなぁ。
あとは、晴れを願うのみです・・
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10月のある日、夜行バスに乗って島根県へ一人旅。
ここから目的地の「温泉津」へ向かいます。
電車に揺られながら海沿いを通ります。
この日はちょっと面白い雲がでた日でした。
旅のお供にルコックのバックパック大!
たくさんはいるので羽織もタオルもしっかり収納。
温泉津駅へ到着。
まだ9時過ぎです・・・。
駅からちょっと歩いて温泉津温泉街へ。
温泉津といえばこれ!薬師湯に入ってきました。
レトロな雰囲気たっぷりのビジュアルです。
海風で冷えた身体もぽかぽかに温まりました。
島根県へ旅の本当の理由はこちら。
学生時代から大変お世話になっている小林工房さんへ
実は私趣味でお面を作ってまして、今回は改めて作り方を教えてもらいに行きました。
石見神楽面は石州和紙という紙で作られています。
写真に写っているのは型から外して目の穴を空ける手前のお面。
この日は絵付け体験用のお面を作っていらっしゃいました。
鬼の角も和紙で作られています。
紙を何重にも重ねて貼るのでちょっとのことではヘコみません。
右下に写っている木も、蛇頭(じゃがしら)という龍のような頭をした面に使われています。
温泉津では毎週土曜日の夜に、龍御前神社にて
小林公房さんが作られたお面を使って神楽舞の公演をされておりますので、
島根県へお越しの際はぜひ温泉津へもお立ち寄りくださいませ。
アクセス:温泉津観光案内
短い時間ではございましたが、様々なお話と作り方のコツをお伺い出来たので
とても有意義な一日でございました。
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日常のファッションのアイテムとしては、まだまだマイナーな地下足袋。
街なかで地下足袋を履いていると、足元に熱い視線を感じることも少なからずあります。
そして、こんなエピソードも・・・
マイナーであるがゆえの珍事。
しかしながら、そんな地下足袋にメジャー感のある出来事が!
日曜劇場『陸王』ご覧になられていますでしょうか。
※あらすじはコチラ
放送が始まってからというもの、SOU・SOU足袋のお客様から『陸王』という言葉が結構な頻度で聞こえてきているとのこと。
地下足袋に関心を持ってくださる方が増えるのではないかと期待しつつ、毎週楽しみに観ています。
そう言えば、今夜は第三話の放送日!
そしてそして、11月1日に発表があった2019年の大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』も、地下足袋なしでは語れない内容のようです!
物語の主役・金栗四三氏は、日本最初のオリンピック選手としてストックホルム大会のマラソン競技に出場するわけですが、その時に履いていたのが“マラソン足袋”と言われる地下足袋でした。
この金栗四三氏のことは『陸王』の第一話でも触れられています。
こんなに立て続けに地下足袋がドラマに出てくるなんて、これってタダの偶然なのでしょうか。。。
地下足袋、なんだかキテる気がします!
ドラマでは、主に地下足袋の機能性について取り上げられていますが、唯一無二な形(デザイン性)も特筆すべきところ。
SOU・SOU足袋では、ポップなテキスタイルデザインを使うだけではなく、いろは底やボア足袋など、他にはない意匠を取り入れたMADE IN JAPANの地下足袋を作り続けています。
※貼付地下足袋 ボア/版画 は近日発売予定です!
ドラマをきっかけに「地下足袋、ちょっといいかも・・・」という気持ちになられましたら、この機会に是非お試しくださいませ。
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毎週土曜日の朝にSOU・SOUスタッフの全体ミーティングが行なわれるのですが、
その中に「語源の旅」というコーナーがあります。
『このコーナーがなかなかおもしろいのです。
予め指名を受けた2名が
それぞれ気になることばの語源を調べて発表し、
そのどちらが良かったかを社長を含む他のメンバー達が判定するというもの。
勝者はディフェンディングチャンピオンとなり、翌週へと語源の旅は続きます。』
(23年4月/企画室長 橋本さんの日記より)
ということで、
6年ほど続いているこのコーナーですが
本日は、今までに挙がった
単語をほんの少しだけご紹介させていただきたいと思います!
「むすびの神」からきているそうで、むすびの神とは山の神様のことです。
昔の日本人は山を神格化し、
その神の力を授かるために米を山型(神の形)をかたどったのが
握り飯を三角形に作った由来との説もあります。
おむすびの「び」は
古い時代では「魂」のことであり、
おむすびは「魂をこめたもの」という意味もあったそうです。
諸説ありますが、
向うとこちら二つの世界をつなぐ
「橋(はし)渡しの役目を持つ道具」という意味から
「箸」がきているとのことで、
片方は口に運ぶ先は人のもの、もう片方の端は神様のものとして考えられていました。
なので、食事の時にはお箸に神様が宿ると考えられていたようです。
漢字では「御馳走様」と書き、
「馳走」は走り回ることを意味します。
大事な来客をもてなすために、馬を走らせて遠方にまで奔走して
食材を調達した人達への感謝を表す言葉からきたのだそうです。
数々の苦労を経て、食卓に並んだ食事。
そういった苦労への労いから、
豪華な食事やおもてなしの際に出される食事のことを
「ご馳走」と呼ぶようになったそうです。
勉強とは、「勉め、強いる」ことであるから、
本来は気の進まないことを無理にする意味だったのだそうで
(現在の意味とは全く異なりますね・・!)
明治以降になると、
知識を獲得するために努力を重ね、学問することが美徳とされ、
「勉強」は「学習」と同じ意味になり、一般にも広く使われるようになったそうです。
関西人がお礼などを伝える時に使う言葉です。
物心ついたときから、耳にしている言葉なので
語源というものを実はあまり気にしたことがありませんでした。
こちらの語源は「大きに有り難し」らしく、
「大きに」は「たいへん・非常に・大いに」の意味で、
「有り難し」は「あってはならないほどすぐれている→感謝」の意味なのだそうです。
語源を調べることで
日常で使っている言葉に秘められた
人の感性の豊かさに触れられます。
当たり前に使っている言葉に
こんな歴史的背景があるのかと驚くこともあり、
知らないことだらけです。
本日は土曜日なので
いつも通り、「語源の旅」が行われます。
どんな新しい語源が出てくるのか楽しみです。
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10月初めの秋晴れのある日、長野に行ってきました。
県の南西部に位置する南木曽町というところです。
母がこの町の山の中腹に、小さな平屋(現在改装工事中)を借り、週末だけ通って畑をするという生活を始めて12年が経ちました。
周りを山に囲まれたのどかなところで、私もたまに訪れては、山を眺めてぼーっとしたり、自然の中を散策したり、温泉に浸かったりして、心身ともに癒されてきました。
近くには、中山道の宿場「妻籠宿」があり、江戸時代の町並みを歩くことができます。
近年は外国の観光客の方も増え、以前よりも賑わいを見せています。
そして、もうひとつこの町で有名なものが、「南木曽ねこ」です。
昔からこの地では、ひのき笠やろくろ細工などの伝統工芸品が作られてきました。その作業の際に手元の邪魔にならないように、半纏の袖や前身ごろをなくし、冷える背中だけ温めるように工夫して作られたのが「南木曽ねこ」。
「ねこ」の由来は、「ねんねこ半纏」や「ひのき笠を作る姿が猫背だから」、「猫のように温かい」など諸説あるそうです。
母の小屋にも一つあったので、
見よう見まねで私も一つ作ってみました。
適当に切って、
縫います。
できました。
ポイントは、布団屋さんに売っている半纏用の綿100%の中綿を使うところ。
ポリエステル系のものは、風を通してしまい温かくないそうです。
生地は、見た目も温かな「うらら 嬉々(きき)」。伊勢木綿/特岡を使うと、横幅をカットせず、そのまま使えるのがよかったです。
久しぶりに妻籠宿を歩いてみました。
「南木曽ねこ」は、背負っていることを忘れてしまうくらい軽いのですが、しばらくすると背中がぽかぽかしてきます。
簡単に脱ぎ着できるのも、大きな魅力。
寒さ厳しいと聞く京都の初めての冬を、いっしょに乗り切ってくれるお供ができました。
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私は家大好き人間です。
先日、橋本さんのお家へ。
橋本さんの家は
本と脇阪さんの作品がたくさんあり、
カツジワールドです。
あぁ、、うれしい!
と、感動にしばらく浸った後は、
増本さん、聖美さんと一緒に
おいしいごはんをいただきました。
4人でたくさん笑ったのは覚えていますが
何を話したか、あんまり記憶にありません。
秋の夜長、楽しい時間はそういうもので、、
やっぱり家はいいなあ。
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ウチの兄は職場でテキサスと呼ばれているそうです。何故かは聞けていません。
本日より11月、年末に向けてせわしない空気が漂い始めているところもありそうですが、
炉開きや紅葉と楽しみにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本日は11月1日、1の数字が並んでいる日の日記という事で、
SOU・SOU足袋にて取り扱っております商品のカテゴリ別人気№1のご紹介をさせて頂こうと思います。
地下足袋人気№1 股付5枚足袋/金襴緞子 夜色(きんらんどんす やしき)
・老若男女問わず、お選び頂いております。
足袋下人気№1 足袋下(普通丈)/SO-SU-U 濡羽色×つくも
・濡羽色だけではなく、SO-SU-Uは各色上位にランクインしております。
スリッパ足袋人気№1 スリッパ足袋/間がさね 青和(まがさね せいわ)3
・スリッパのみならず、ストレッチ足袋もこの間がさね青和が№1でした。
食器類人気№1 SOU・SOUオリジナル 湯呑み5柄セット/色々
・新築祝いや引越し祝い用にもご好評頂いております。
小物類人気№1 マスキングテープ/SO-SU-U(2.5cm幅)
・店舗ではお土産用に、netshopでは送料無料キャンペーン時の金額ちょい足し用にも。
以上でございます。
実店舗の方でも人気商品の案内をさせて頂いておりますので、
人気のモノを買いたい方もそうでない方にもご参考頂ければと思います。
最後に気になっていた“高砂足袋 いろは底”の足跡チェックを行いましたのでご報告を。
思っていたよりきれいに残りました。これからも水たまりがあればチャンスを狙っていきたいですね。
次は雪の日を楽しみに、足跡残して前へ進んで参ります。
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ティーンエージャーを持つお母様たちへ
153㎝中肉中背の女子でもなんとか着れるわらべぎがございます。
私と兼用の服が多くなってきて、嬉しいやら寂しいやら。
新サイズXLこどもじりそで、少量近日発売。
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世のお父さん達へ
好きな格好して楽しんだら、
ええですよね。
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少し前にお休みを頂き、めんそーれ沖縄に行きました。
何かとご縁のある沖縄ですが、今回は甥っ子とうちの息子の初対面がメインで訪れました。
二歳ぐらいまで可愛がってた甥っ子は、本当に大きくなって肌も真っ黒沖縄弁バリバリで完璧に現地の人となってました。
「なんくるないさ!!」
やっぱりめんそーれ沖縄に来たら、めんそーれソバ。
以下、画像は一切修正もせず、iphoneで適当に撮った写真です。
何気なく映る日常が、こんなにも綺麗なんだなと帰ってきて改めて思います。
帰りの飛行機の便は、台風で飛ばなかったことも許せます。(多分。)
また来年、行けるようにお金貯めよ。めんそーれ。
続いては運動会。
去年に比べ少しお兄さんになったそら組さん。
徒競走で少しフライングしたけど、一番になって満足気な顔。
バルーンの時は皆の目が気になって、よそ見をしてしまうシーン。
今年の運動会は親だけの競技もあり、子供だけでなく全体が盛り上がった良い運動会でした。
また来年も頑張りましょう。
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SOU・SOUに入社してから、以前にも増してお抹茶とお菓子を頂く機会が増えました。
和菓子を頂く時に欠かせない道具が黒文字、その名の通り『クロモジ』という木を削って作られた楊枝です。
大工の父にレクチャーを受けながら、生のクロモジの木を使って自作してみることにいたしました。
準備したこの華奢なクロモジの枝から太くて良い部分を切り、更に黒文字の太さに割ります。
ある程度の薄さになったとろこで、表面と側面を鑿と小刀で丁寧に削ります。
クロモジは『和のアロマ』と言われているそうで、削ると上品で爽やかな香りが広がり、思わず手を止めて深呼吸してしまいました。
少し父の手を借りながら削ること15分…なんとか形になり完成。
出来上がった黒文字をさっそく使ってみることに。
しっかりとした質感と生木ならではのいい香りがしました!
普段何気なく使っている物も自分で作ると愛着が湧いて、より楽しい時間になりますね。
季節のお菓子と美味しいお抹茶、贅沢で幸せなひと時です。
次は和菓子作りに挑戦してみようかな?
やっぱり今年も食欲の秋になりそうです。
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