毎日更新!SOU・SOU読本
こんにちは。
京都は蒸し暑い日が多くなってまいりました。
私はそれにつれ、徐々に外出を控え始めています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ついこの間、浴衣の撮影に参加させていただき、日本の夏は浴衣なしでは語れない!
と感じたばかりですので、少しだけ浴衣についてお話しします。
SOU・SOUの浴衣は主に手捺染を使用したものですが、絞りや注染の浴衣もございます。
どの技法も一応制作した経験があるのですが、
本日は注染について、私の経験をもとに熱く語らせていただきます!
注染はざっくり言うと、“裏表のない布”を作ることのできる技法です。
そのため昔から手拭や浴衣として使用されてきました。
裏が見えても色がしっかり乗っていてほしいものによく使われるのですね。
手順に沿って説明させていただくと…
最初に図案を考えます。
柄の端は反転するので、反転してもつながる柄を考えなくてはなりません。
結構頭を使います。
そして決まった柄を、糊を置けるよう型にします。
専用の型紙を使い、カッターでどんどん掘っていきます。
手捺染が版を横に移動させ染めていくのに対し、
注染は型を固定したまま、
布を型の幅に合わせて折り返して糊を置いていきます。
型は布に置いているか、立てかけておくかのどちらかです。
あまり広範囲での移動はありませんが、体力仕事です。
防染するために布に乗せる糊だけで5kgほど、染めるための染液は一色10ℓくらい使います。
その染液はジョウロにいれて布の上から“注ぐ”ため、注染と呼ばれるそうです。
布はバキューム機能のついている台に置いておき、
注いだ染料を下からバキュームして布全体を染める仕組みになっています。
そして糊が乾かないうちに染めなければならないので、
ぶっ続けで6時間くらいかけて私は制作していました。
もちろん手際の良さが断然違いますが、職人さんたちは毎日これをしていると考えると、頭が上がりません…。
(しかも熱い染液を使うので、作業場は大げさに言うならサウナ状態です。)
私の作った布は、浴衣用ではないため幅も広く、メーター数も短いのですが、
染めたい柄をデザインし、型に起こして、やっとのことで染めて…と
たくさんの工程を経て作り上げたものは、どんな出来であっても愛おしいもの。達成感も格別です。
つくることはやってみるまでちょっぴり億劫ですが、
その中で悩んだり、苦しんだりして
試行錯誤を繰り返すことこそが、ものをつくる醍醐味だなと感じています。
着衣、傾衣、青山店では、注染のものを含めたくさんの浴衣をご用意してお待ちしておりますので、
是非店頭にお立ち寄りくださいませ!
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こんにちは!
SOU・SOUに入社して早三ヶ月が経ちました。
毎日大好きなSOU・SOUに囲まれて楽しく頑張っております。
まだまだ未熟者の私ですが、これからも一生懸命取り組んでまいりますので
宜しくお願い致します。
さて。
前回の日記でご紹介させていただきました、我が家の愛犬”福助(ふくすけ) ♂11歳”。
前回の反響大きく、親戚や友人‥色んな方から「ふくちゃんよかったよ!」「福助男前!」と有り難いお声を頂きました。
犬好きのSOU・SOUスタッフの間でも大人気です。モテモテですね。
今回も「愛犬と一緒にSOU・装」がテーマでございます。
手ぬぐいの色々なアレンジ方法をご紹介したいと思います。
まず一つ目は
★蝶ネクタイ風に可愛くアレンジ(伊勢木綿 手ぬぐい/おはじき重ね 白土×苔色)
ふくすけ「蝶々結びするだけでできるんやで」
二つ目は
★かっちょいいライダー風(伊勢木綿 手ぬぐい/錦(にしき))
ふくすけ「輪ゴムで留めるだけやで。かっこええやろ」
三つ目は
★コソ泥風(伊勢木綿 手ぬぐい/わらび)
ふくすけ「なんも盗ってへんで!」
ラストは
★屋台の兄ちゃん風(SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/張正 豆絞り)
ふくすけ「夏っぽくてええやろ。涼しげやな」
以上でございます。
他にも素敵なアレンジ方法などございましたら是非教えて下さい!
最後に...
★きれいな紫陽花と一緒にパシャリ!
ふくすけ「ちょうど紫陽花も見頃やな。ええもん見せてもろたわ」
柄の種類も豊富にございますので、おウチのわんちゃんと合わせてコーディネートを楽しんでみてください。
素敵なSOU装ライフを!
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夏祭りやBBQなど、イベント事が多いこの季節。
今回は傾衣に的をしぼって、個人的におすすめしたい夏の傾奇者アイテムをご紹介させて頂きたいと思います!

今の季節、浴衣として最高に涼しくサラッと着て頂けるだけでなく、とにかく上下同柄のセットアップはインパクト大であらゆるシーンで皆さんの魅力を引き立たせてくれる事間違いなしです!
そして!
実はもう一つ、皆さまにおすすめの夏の傾衣の定番がございます!
それがこちら、、!

こちらは尾張知多一帯で織られる知多木綿 てぬぐい生地を使用しております。
着るほどに柔らかくなり、肩からスッと落ちる生地感は、着ると半襟風靡とはまた違った独特の雰囲気がございます。
ちなみにこちらは三重県津市の伝統工芸品 伊勢木綿手ぬぐい生地を使用したデザインのものもございます!
セットアップでは無いので、下は何でもお好きなものを合わせてどうぞ!
SOU・SOU傾衣、SOU・SOU KYOTO 青山店では皆さまの傾奇者コーディネートを全力でお手伝いさせて頂きます。
もちろん、女性の方も大歓迎、ベリーウェルカムでございます!
ご来店お待ちしております!!
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半年も過ぎ、今日から後半7月のスタートですね。
って事で
からげまして、おめでとうございます。
また今日からげんきに頑張っていきましょう。
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こんにちは!
入社して早三ヶ月、未だひよっこ小森でございます。
先日のお休みはかねてからSOU装で行きたいと思っていた大好きな場所を訪れました。
どん!
・・・少し分かり辛いので別の角度から
どどん!
竪穴式住居風のここは私の地元、大阪府茨木市の山間部にある縄文カフェ「まだま村」。
実は私がSOU・SOUで働き始める前、学生時代に暫くアルバイトとして働いていた場所です。今回は久しぶりに就職後のご報告も兼ねて遊びにやって参りました。
こちらの縄文式住居は茶房をひらく為に200年前の民家20軒分の古材を使用して建てられたもので、茅葺屋根には琵琶湖の葦が使われております。元々大学教授だったオーナーが日本の”住”の原点をテーマに、人々の憩いの場、魂を磨く場所(磨魂村)として20年以上前に奥様と娘さんと始められました。
縄文カフェの名の通り店内も
こんな感じ。冬には囲炉裏にも火が灯ります。中央のお座敷をステージに見立てライブなどのイベントを行うこともあります。
こちらがまだま村を代表する其の名も「縄文ランチ」。その日畑で穫れた季節の野菜がメインの体に優しいランチです。
この日は残念ながらオーナーさん不在でランチが無かったためカレーを頂きました。
ちなみにこの日は日本人の”衣”の原点である貫頭衣をモチーフにした長方形衣で参りました。まさにこの場所にぴったり、一層縄文気分が増します
その後も一通り店内楽しみ、ゆっくりとした空気に癒されながら懐かしい場所でのひと時を満喫いたしました。一歩建物を出るとまだま村は360°自然に囲まれており、植樹された日本桜、もみじ、月桂樹や竹林などから四季の移ろいを感じられることが出来ます。都会の喧騒を離れ休みの日を山奥で過ごすのもなかなか良いものです。
皆様もぜひ茨木に来られた際はまだま村で日本人の住の原点、縄文気分を味わってみては如何でしょうか。
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思えば初めて京都を訪れた時、鴨川や、神社の境内を流れる美しい川に、大きな衝撃を受けたものです。自然の水がすごく身近に、人々の暮らしに馴染んでいる様子に感動を覚えたからかもしれません。

先日訪れた、 『村田染工』会長さんより、このようなお話を伺いました。
「京都盆地の下には、巨大な水瓶のようなものがあるから、水脈に沿った所を掘ればなんぼでも地下水を汲み上げられるんや。
(驚くことに、京都盆地の下には琵琶湖と同じ程の水量を湛える天然の地下ダムがあるんだそうです)
その地下水は軟水〜弱硬水で、染色やお酒造り、豆腐やお茶、あらゆるものに適していて、今も京都の文化や産業を支えてるんや。」
その話を聞いてからというもの、京都の地下水にすっかり魅了され、お茶を淹れるのも料理に使う水も、毎日SOU・SOU近くの錦の地下水を汲み帰って使用しています。
それだけでは飽き足らず、そしてもっともっとたくさんの名水に出逢うため、地下水を巡る京都散歩をしてきました。
こちらは京都御所の西に本店を構える『お麩屋 麩嘉さん』。

SOU・SOUのご近所、錦市場さんにもお店がございますが、今回は本店へ。
大きなお多福の暖簾がかわいい創業200年の老舗です。お店の脇には京都の七名水「滋野井」があり、今もなお、この流れを汲むこだわりの井戸水を使った、手づくりのお麩造りを受け継いでいらっしゃいます。水温・水質が一年を通してほとんど変化しない地下水は、お麩造りに欠かせないそうです。
名物の『麩饅頭』は、丁寧に笹の葉で包まれてあり、ほのかな笹の香りと名水を味わうような、素朴で優しいお味でした。
そしてこちらは『林孝太郎造酢さん』。

180余年前創業当時、西陣織に使う糸の色止めをするためにお酢を作ってらしたそうです。
写真左下の木樽は昔、造酢の際に使われていたもの。
その横の水瓶は、丹後や遠方にお酢の配達をする際に使われていたそうです。
古い道具類を間近にし、歴史の深さを感じました。
京都の歴史に深く根付いた名水。京都の伝統は、広大な地下水脈の恩恵あってこそだったんだな と感動もひとしおのお散歩になりました。
最後に。。SOU・SOU近く、錦の地下水をつかってお茶を一服点てる瀟瀟さん。
より一層贅沢に感じる時間です。

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大阪在住、児玉優子でございます。
3年前の今日、2014年6月26日、愛する甥っ子が産まれました。
2年前の1歳のお誕生日、『特別な日にはSOU・SOU』ということで、いせもめん こどもじんべい/つきとほしSサイズをプレゼントし、1年間の思い出を特大ケーキで表現し盛大にお祝い致しました。
ケーキがなんとか完成したのも今となっては懐かしい思い出です。
彼が産まれてから『一期一会』という言葉をとても大切に感じるようになりました。
『今日という日、そして今この瞬間はもう戻らない』
そんなことを考えながら、1歳までは毎月26日に私なりにお祝いをし、他にも思いつく限りのお祝いをしてきました。
個人的には手作りの蜂コスチュームでお祝いした8ヶ月=蜂ヶ月がお気に入りです。
教育番組を真似て作った衣装も、アンパンマンランチプレートも、大阪人らしく551の蓬莱でお祝いした生誕551日も、『えがお』で『しあわせ』にの意味を込めてわらべぎの商品をプレゼントした生誕1000日も、
振り返ると楽しかった思い出ばかりです。
1歳、2歳、そしていよいよ3歳を迎える今年の端午の節句は可愛い鯉のぼり 尚武(しょうぶ) と掛物をプレゼント。
改めて、これまでの甥っ子の成長に感動しつつ、彼のこれからの成長も一緒に楽しんで育んでいきたいと思います。
『今日という日、今この瞬間は戻らない』
店舗にお越しくださるたくさんのお客様の中には、北海道から沖縄まで日本国内からはるばるSOU・SOUの為にお越しくださるお客様、海を渡ってお越しくださる海外のお客様など、様々な方がいらっしゃいます。
振り返ると『あの日、SOU・SOUで過ごして楽しかったな』と感じていただけるように、SOU・SOUで過ごしていただく日、その数時間、瞬間をわくわく楽しんでいただけるよう
心を込めて笑顔でお出迎えさせて頂きたいと思います。
◆家族で楽しむSOU・SOU
(右)甥っ子のえがおとおはじきのコーディネートに合わせて、(左上)SOU・SOU初心者のパパにはルコックのえがお柄のTシャツをプレゼント、(左下)ママには着衣のおはじき柄のワンピースをプレゼントし、ゴールデンウィークのお出かけを家族でSOU・SOUで楽しんでもらえました。
ちなみにパパは最近カブキモノ傾衣が気になっている様子で、今夏は店舗マネージャー徳治イチオシの風靡デビューの勢いです。
◆成長を感じ、SOU・SOUで誕生日をお祝い
大きかった甚平もこんなに小さくなり、今日めでたく迎えた3歳の誕生日にはスタッフ稲垣おすすめのきゅうり柄のじんべいMサイズを、パパとママにはトマト柄の足袋下をプレゼントすることに致しました。
SOU・SOUで働くお父さん、お母さんおすすめのこどもじんべいについてはこちら。
わらべぎ店長瀬野の日記をご覧くださいませ。
きゅうり柄の手ぬぐいで、手ぬぐいターバンデビュー!!
甥っ子とシャボン玉を楽しんだある日の午後でした。
家族で楽しめるSOU・SOU、みんなで楽しめるSOU・SOUで思い出づくりはいかがでしょうか。
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スタッフ佐藤くんの新ヘアースタイル。
キマッってますねぇ。相変わらずの日本人離れフェイスに、似合う髪型どす。
けど、こんな髪型しーひんくても傾衣を着とけば誰でもデーハーに傾けます。
社会人の大半がこのヘアースタイルはNGですよね。
こんな髪型せな傾けへんにゃと思ってもらっては困りますんです。
そんなお困り事をお持ちの方は、まずSOU・SOU傾衣に足をお運びください。
どんな方でも傾いた男になるように、全力を持ってコーディネートさせていただきます!
勿論、女性も大歓迎。性別関係なくみんなで傾いちゃおうぜ。
佐藤くん
■高島縮 袖なし半衿風靡(はんえりふうび)/濡羽色(ぬればいろ) Mサイズ 5,400円(税込)
■高島縮 風靡 下/万波(まんぱ) Lサイズ 11,772円(税込)
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自転車がとても気持ちのいい季節です。
朝、この銀杏並木の木漏れ日の中を電動自転車ですいすい~っと走るのが至福の時です。
でも最近は電動自転車だけじゃあありません。
この日向かったのは茅ヶ崎にある美術館。
「自転車の世紀」という展覧会に行ってきました。
電動自転車でも茅ヶ崎までは流石に無理なので折り畳み自転車で輪行です。
もちろん!ママチャリだろうとなんだろうとちゃんとヘルメットも着用します。
こちらの展覧会では自転車の歴史や変遷、海外の自転車事情などとても興味深く楽しめました。
そして、現代のサイクリングウェアを紹介するコーナーに
SOU・SOU× le coq sportif のウェアも。一気にテンションが上がりまくります。
私もサイクリング用に買おっかな。
そして…。
前回の日記で少し触れたお花見にスペシャルサプライズゲストとして登場した小口良平君がこのたび本を出版しました。
「スマイル! 笑顔と出会った自転車地球一周157カ国 155,502㎞」
彼が約8年半かけて自転車で旅した世界一周157カ国、155,502㎞の記録です!
昨年の9月に長い旅を終えて無事日本に帰ってきました。
イタリアで日本の国旗を掲げて走る良平君と出会ったうちの旦那サンに話は聞いていたものの
実際会うまではそんな年月をかけて一人で世界を、それも自転車に乗って移動するなんて、
どんだけたくましい人かと想像しましたが、なんとも優しい話し方に人懐っこい笑顔。
一度でファンになりました。
(三枚目の写真では、海外に出る前に日本一周を旅した際、偶然立ち寄ったSOU・SOUで買った
伊勢木綿のすずしろ草のくびまきを巻いています!)
日本に帰ってからは、取材に講演会と忙しい毎日のようですが
世界を旅している時にブログにアップされていた写真は本当に美しい風景ばかり。
子供たちの笑顔に動物の微笑ましい表情など、本当に本当に素晴らしいものばかりでした。
★小口良平君のブログは→こちら 動画は→こちら
4月には、以前マウイ島に行った時に大変お世話になったきよしさんとリタさんが日本に遊びに来てくれました。
約1ケ月の滞在中はお花見をしたり、休みを合わせて京都に行き一緒に京都の街をサイクリングしたり。
うちの両親も含め楽しい時間を過ごすことが出来ました。
日本滞在の最終日の夜、記念にと二人から頂いたものは…。
自転車をこよなく愛する二人からの「おおきに~☆」でした。
大切な宝物がまた一つ増えました。
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うちの子どもの好きなこと
①川遊び
②ただひたすら、どんぐり拾い
③やわらかい布団や座布団(弟)
④かたい食べもの(姉)
そして最後に最近の私のすきなことも…
早朝の草ひき
ひいてもひいてもキリがありませんが、朝、土をさわるのは清々しいものです。
庭の夏野菜もぐんぐん成長中。
今日は、夏至。
一年で最も昼が長く、夜が短い日。
晴れている休日は、存分に子どもと一緒に外で遊びたいと思います。
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4月よりSOU・SOUの一員となりました、『小山 真実』と申します。
出身は“牛タン”と“ずんだ餅”で有名な宮城県で、
3月までは秋田公立美術大学でデザインの勉強をしておりました。
京都へ出て来てまだ3ヶ月、
東北で育った私にとって6月とは思えない暑さに早くもノックアウトされそうになっております。
さて、この3ヶ月で新しく出会った人に今まで以上につっこんで頂いている私の苗字(流石関西です)。
『小山』と書いて、『おやま』と読みます!
初めての方には、ほぼ100%『こやま』と読まれます。
その間違いはよくあるのですが、大学の卒業証書授与の際、『大山(おおやま)』と名前を呼び間違えられた時は、拍子抜けして思わず返事をしてしまいました。この出来事はきっと一生忘れられないと思います。。。
何かを作ることが好きで、学生の頃はネットショップでSOU・SOUの布を買って、
手帳を製本してみたり、
作品集を持ち歩くファイルをカバン風にアレンジにしてみたりしました。
ある時は雪像を作ったこともありました。
SOU・SOUのテキスタイルにもなっている風神雷神の、風神です!
我が物顔で座っていますが、4人で作りました 笑。
とにかく何かを作るのが好きです。
そんな私がSOU・SOUと出会ったきっかけは、皆様ご存知の社長本です。
祖父母が呉服店を営んでいたこともあり、もともと和装には親しみがありました。
しかし若い人たちが和服を買いに来る姿はほとんどなく、
もっと若い人たちが着たくなるような和服があればいいのにと考えていた時に
偶然大学の図書館で手に取ったのが、この『伝統の続きをデザインする』でした。
自分の求めていたような、いや、それ以上のことを12年も前からやっていたSOU・SOUというブランドを知った時の衝撃と感動は今でも忘れられません。
少し大げさかもしれませんが、この本は私の人生を変えた一冊です。
ゆくゆくは企画室に配属になりますが、しばらくは店頭に立たせて頂いておりますので、
もし見かけられた際は気軽にお声掛けくださると嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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梅雨はどこへ行ったのか、晴れの日が続きじわじわと夏の京都が近づいております。
先月、歓送迎会が開かれカメラ小僧の私はいつもの如く写真をバシバシ撮っていたのですが、
すっかり現像に出すのを忘れていたので、つい最近写真屋さんで現像して頂いたのでした。
1ヶ月も前の写真ですが振り返ってみたいと思います。
トップバッターはこの人、臼井さん…じゃなかった 生産チームより廣秋
冷麺に入っていたスイカを頬張る彼女は、写真からもわかるように食いしん坊である。
とっても可愛い。そして歌も上手。
そんな廣秋に日本酒を注ぐ新人 佐藤碧
私はお酒を飲まないので、人にお酒を注ぐということをせずいつも怒られるのですが、
碧さんの素晴らしい気遣いに臼井さんも満面の笑み。
関係ありませんが、私は『碧』という漢字が好きです。
どんどん行きます。
我らが銀塩倶楽部部長、ネットチームの稲垣と布袋店長 黒澤
稲垣は三度の飯よりカメラが好き。私もです。
黒澤は、後ろからわらべぎ店長 瀬野のアツい視線を感じながらサラダを取り分ける。
SOU・SOUの歓送迎会には、徳治ショップディレクターの家族も勢揃い。
大人たちの夜会に英くんはおねむなご様子。まだまだ甘えたさんです。
このポーズは一体なんなんだ。
左から順に、
毎回日記が面白い 瀟瀟
名言大好き 長沼
お家がヴィ○ッジヴァンガード 福田
北の国大好き 佐藤
カメラを構えてこうやって笑顔で返してもらえるというのはありがたいことです。ねっ、部長。
徳治、豆越
うっすら目が潤んでいるのは豆越卒業の寂しさか、それともお酒の飲み過ぎか。
なんにせよ、個人的にはお気に入りのカットとなりました。
福田とネットショップディレクターの矢寺がゆらゆら夜の京都を歩く。
SOU・SOUスタッフは自他共に認める
呑んベぇ健全な方ばかりなので、
朝までばか騒ぎなんてことは致しません。(たぶん)
駅までの帰り道も色々なスタッフとお喋りしながら楽しむのです。
如何でしたでしょうか。
今回使用したカメラは、写真に日付が入るので大変気に入っています。
日記のように写真を見るのも良いものです。
ボケていたりブレていたり、それも全部臨場感としてこれからも楽しみたいと思います。
最後は若林プロデューサー禁断のピースで〆ます。
ありがとうございました✌︎
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平成29年度 SOU・SOUの浴衣、皆様ご覧いただきましたでしょうか。
毎年、見るのも着るのも楽しみな浴衣ですが、私にとって楽しみなことがもう一つあります。
それは、浴衣ならではの配色とその名前。
どんな色だろう?と考えたり、調べたりすることもしばしば…
撮った写真と合わせていくつかご紹介させていただきます。
明かり窓 夕映え (ゆうばえ)
ひなたぼっこ 薄明 (はくめい)
ひなたぼっこ 薄暮 (はくぼ)
扇子 宵闇 (よいやみ)
自然の色の美しさ、刻々と変化するその一瞬を身に纏うSOU・SOUの浴衣
こんな楽しみ方もひとつ、いかがでしょうか。
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京都も遂に梅雨入りを致しました。
今の所雨も降らず、過ごしやすい毎日ですが、
皆様如何お過ごしでしょうか。
ジメジメするのは好きではありませんが、
この季節の花 紫陽花は大好きです。
花の形も違えば、花の色もそれぞれ
立ち止まって見入ることもしばしば。
こちらは↓元スタッフ 植木職人の平木さんが
SOU・SOU鉢に植えてくれた小さな紫陽花です。
そして最後は我が家の玄関先の可愛く咲いた紫陽花。
もっと沢山の紫陽花を求めて歩いてみようと思います。
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\あっ!/ なんかひっかかった!
と思ったら、皆様こんな経験ございませんでしょうか
“地下足袋の 先割れ部分に なんか挟まる”
地下足袋あるあるですね~
ということで、いけばな SOU・SOU流
貼付まつり足袋/濡羽色×チチコグサモドキ
貼付地下足袋/ジグザグ×どくだみ×スギナ
手縫い後染め地下足袋×ムラサキカタバミ
股付5枚足袋/金襴緞子×オニタビラコ
貼付まつり足袋/濡羽色×シロツメクサ
貼付まつり足袋/濡羽色×トキワツユクサ
ひっかかってごめんなさい!と思いながらも、うふふとなんだかちょっと楽しい気分
この一期一会に感謝しつつ、家へお持ち帰りさせてもらい、花を愛でる
いろんな出会いに感謝です
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色とりどりの紫陽花が鮮やかな季節です。晴れた日は夜空の星がひと際キレイなのもこの時期ならではですね。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
今回もネットショップ掲載チームの裏側を少しだけお見せしたいと思います。
毎日0時に更新される“一語一絵”で週2回公開されている『 スタッフのきこなし / 通勤編 』。
銀塩倶楽部部長・稲垣が撮影から加工、掲載まで全てを行っています。
この日は“傾衣でおでかけ”でおなじみ・川勝ことカッツーの撮影。
カッツー「かっこよく撮ってくださいね~」
リアルな通勤風景を再現するため、撮影場所はあえて決めず、その日の気分で。
撮影された写真はLightroomというソフトウエアを使って現像。そしてPhotoshopで微調整をします。
撮影した数枚の中からベストショットを選び出します。ちょっとアンニュイな感じやキリッとポーズを決めたりなど、いろいろやってくれましたが、、、ボツになりました。
実際にアップされたきこなしはコチラ▼
週に2回程度このような流れで作業をしています。
公開は毎週月曜と金曜。撮影の舞台裏を想像してご覧いただくと、また違った楽しみ方があるかもしれませんね。
スタッフそれぞれの個性が光る『 スタッフのきこなし / 通勤編 』。
今後は通勤編以外にも休日編や旅編などもできたらおもしろいな~と、いろいろ思いを巡らせています。
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京都に来て三年三ヶ月。
気づいたら京都の本ばっかり読んでいます。
とりわけ、台湾の作家さんが描いている京都に興味津々。
(左)「POPEYE(ポパイ) [お邪魔します、京都。]」2017年7月号,マガジンハウス
(中上)男子休日委員会(2017)『台湾男子がこっそり教える! 秘密の京都スポットガイド―左京区男子休日』エクスナレッジ
(中下)男子休日委員会(2013)『左京区男子休日』自轉星球
(右)Fanyu(2015)『手繪京都日和:與鴨川共同生活的日子們』啟動文化
これらの本物の作家さんと比べて、絵も文章も不調法な私ですが、
フィルム写真26枚で自分なりの「京都A to Z」を作ってみました。
【A】Ajisai:伊勢木綿前の花壇、最近仲間入りした子、小さいながらぐんぐんと!
【B】Bus stop:東山二条のバス停。いつも徒歩で通るが、バス待ちの人にはシルバー率が高い。
【C】Coffee:コーヒー消費量が日本一(2016)の京都、この街にはコーヒーの香りが漂っている。
【D】Dagashiya:駄菓子屋さんきなこ棒が好き。店主のお婆ちゃんがいう「おおきに」も好き。
【E】Emi:この街では、にこにこと小春日和のような笑みによく出会う。
【F】Foreigner:観光に来た外国人が古都に活気を与え、街に溶け込んで、風景の一部になる。
【G】Gozasoro:できたてであつあつ。あんこぎっしり。あなたは白あん派?赤あん派?
【H】Hohohoza:ホホホ座(旧ガケ書房)。1Fは新刊や雑貨。2Fは古書、工芸品など。
【I】Icho:黄葉するイチョウ、紅葉するカエデ、初夏の時期にみんな青かった。
【J】JR station:駅前に立っていると「世の中」が扉の向こうからやってきてくれる感じ。
【K】Kamogawa:川辺の景色を含めて鴨川である。
【L】Laundry:これから梅雨の季節。洗濯物ほとんど部屋干しだろう。
偶に晴れる朝、「ひなたぼっこ」が掛かってていたらいいなぁ。
【M】Morning service:「モーニングサービス」は和製英語だそうだ。
【N】Naryo:京都の夏の風物詩、「納涼床」の季節が今年もやってきた。
【O】Okazaki:岡崎エリアでうろうろする日、〈& noma CAFE〉か〈メメントモリ〉をお邪魔する。
【P】Post:「風景印」や「丸投げ年賀状」などの日本郵政独特なサービスに驚き。
【Q】Quiet:お茶は静かと思いきや、立てるとシャッシャッシャッと茶筅の心地よい音が響きます。
【R】Rokuyosha:刻々と変わりゆく繁華街の中心に、70年近く在り続ける〈六曜社〉。
【S】Shinya café:深夜まで営業しているカフェ。夜更かしが特別なひとときになる。
【T】Tsutaya:京都岡崎蔦屋書店にて気になる〈「未知らぬ音を探して」フェア〉開催中。
【U】Udon:ズルズルズル・・・さっと食べられて、安くて美味しい立ち食い蕎麦。
【V】V pose:日本では写真を撮る時の定番ポーズ。
【W】Wagashi:手のひらにのるほどの小さな世界に、四季を表す和菓子。
【X】Mr.X:河原町の交差点に立つスタチューパフォーマーの白い人。
見かけるたびに、『シザーハンズ』のエドワードを思い出す。
【Y】Yasaka:初・初詣、初・夜桜鑑賞、どれも祇園さんにて。
【Z】Zen:最近、「ちゃんと飯食っているか」とよく聞かれる。
それは、どんな言葉よりも心に届いている。
今度「SOU・SOU A to Z」でも作ってみようかなぁと。
ぼちぼち、お願いします。
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先日、鎌倉へ行ってまいりました。
到着後スグにご当地ビールで乾杯です。
きゅうり&茄子の一本漬けに日本の夏を感じます。
鶴岡八幡宮へと向かいました。こちらは源頼朝ゆかりの神社です。
境内の中心部には舞殿という舞台があり、その中ではまさに挙式が執り行われていました。
そして小町通りには鳩サブレーの豊島屋本店があり、ここでしか買えない鳩三郎グッズなんてものがあるのも初めて知りました!
続いては鎌倉のメインストリート、若宮大路をまっすぐに進むとそこには由比ヶ浜海岸が!
旋回中の襲撃王、鳶にビビりながらそのまま砂浜を突っ切り、ほろ酔いで一足早く海を満喫しました。
そして今回の旅、最大の目的はこちら!
RAKU SPAへ
砂だらけの運動足袋を下駄箱へ‥と、SOU・SOUテキスタイル「夜桜ひらり」がお出迎えです。
ラクスパは至るところにSOU・SOUが散りばめられており、暖簾には丸に小菊&雲龍。女湯浴室内には月夜。ロッカーには爛漫‥etc
見つける度にテンションが上がってしまいます!
そしてRAKU SPA×SOU・SOUコラボの館内ウェアがあり、女性限定のワンピースと男女両用の5種類の中からお好みのウェアが選べます。
館内ではSOU・SOUを纏ったお客様でとても賑わっていました。
館内お楽しみがもう一つ!
コミック2万冊以上という事で、読みっぱなしの2時間です。
終始、大満喫の旅でした。
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