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“キレイ”
以前「若林さんにとってキレイというのはどういう事と考えていますか」
とメールで質問を頂いたことがあります。僕はキレイというのはバランス
が取れた状態だと思います。単色では汚く見える色も周りにくる色次第
では、バランスが取れてキレイに見える時がある。書などは、一文字
だけで見たら間が抜けていても、文全体で見たらすごくバランスが取れ
て美しい。ヨーロッパで見た素敵な建物も、左京区にあったのではおか
しなものになるし、電車の中でメイクをしている女性は自分ではキレイ
になっていっているつもりでも、周りからしたら非常識でアホな人に見え
ている。言葉、行動、ファッション、生き方。全て周りをよく見てバランス
を考えるということが〝キレイ〟を作る要素ではないかと思います。
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“コンセント”
昔に比べて日常生活に電化製品が増えました。電気屋さんには、
タコ足や延長コードがたくさん売っているので、それだけ需要がある
のだと思います。従来の2個口コンセントもそろそろバージョンアップ
しなければいけない時代ですね。それと家電メーカーは2個分の幅を
とるACアダプターを改良してもらわないといけません。コンセントの
間隔をよく見て設計しないと。けっこう多くのユーザーが困っているの
ではと思います。
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“最高”
自分のやりたいことをやるのは楽しいが、〝最高〟ではない。
人が出来ないことをやることに〝最高〟を感じるのだと思う。
これは技術的なことだけではなく、考え方にもあてはまる。
誰よりも早く走ることが出来る等はもちろん、誰よりも強く何かを
信じるというのも〝最高〟と言える。
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“厳しい規定”
めったに行かない大手スーパー。仕入れ商品の企画についてはかなり
うるさいのだそうです。色落ちや強度、安全性…。スーパーのいろんな
規定をパスしないと、商品がお店に並ばないのだそう。どんだけパスした
かは知りませんが、欲しいものがあんまりないのは、なんででしょう。
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“精神”
今の日本人に足りないのは精神力だと思います。昔の人には到底
かなわない。豊かな食事、携帯電話、エアコンetc..。豊かになった分、
どこかで自分に厳しくして精神を鍛えなければいけないのだと思う。
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“経験で語る”
自分の経験で物事を話す人は好き。人からの伝聞や本からの知識だけ
で知ったかぶる人は、話している内容が正確だったとしても、なんか心に
響かない。一方、自分の経験で話をする人は、多少変なことを言っても、
こういう考え方もあるのかと前向きに聞けるし、尊敬も出来る。
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“評論家”
ものを作る人はアーティスト、ものづくりを語るのは評論家。
作ったことのない人が、わかったようなことを言う。
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“上司”
上司は部下の仕事を邪魔してはいけないと思いますが、部下もまた
上司の仕事がスムーズに運ぶように工夫しなければいけません。もち
ろん、邪魔しようとしている人なんていないと思いますが。上司の仕事
がスムーズに進むように工夫をすれば、決定がスムーズに行って、結果
仕事全体が非常にはかどると思うのです。そして、上司というのは味方に
つけておくと大変便利なのです。
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“変えられる訳ないやろ…”
僕の数少ない友人で、すごいやり手の男性がいます。
グレードの高い飲食店やカフェ、ギャラリー等を経営しているだけでなく、
ファッションブランドもやっています。もうすぐパリコレやろかなとか言って
ました。いつも、この人は並じゃないなと思うのですが、そういえば昔、
マクドナルドで月見バーガーが発売された時「一緒にどんなんか食べ
てみよーや」とその彼に誘われてお店に行ったことがあります。そして、
「月見バーガー2つください」
「かしこまりました」
「あ、ちょっと待って。そのうち一つは卵半熟でお願いしたいんやけど」
「そ、それはちょっと出来かねますが」
「あ、そうなん」
あ、そうなんって、こいつ何考えとるねん。誰が考えたって、ここで1個
ずつオーダー受けて卵焼いてるわけないやろ…。横にいた僕は一瞬
引いてしまいましたが、すぐに気を取り直して、まーこんなことでも出来
るかどうか一度聞いてみるというのが彼の素直さであり、いいところ
なんやなと思うことにしました。しかし、その直後、
「すいません。月見バーガーのセットの内容は変えられるの?」
変えられる訳ないやろ…。
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“本当のこと”
本当のことを言うと、人間関係があまりうまくいかない場合って多い
と思います。「自分は本当のことを言うし、言われたい。遠慮せずに
何でも言って」という人でも気にしている部分を言われるとグサッと
くるもんです。顔色変わります。だから、やはりよほどの関係でない
と、いいこと以外はなかなか本当のことを言ってくれません。そう
考えると面と向かっての悪口は、実に貴重なこととも言える気がし
ます。しかし、面と向かう勇気はやはりあまりないのか、皆ネット
の世界で言いたいことを言い合っています。
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“ファッション”
年配の人のファッションって難しいですね。若い人の格好をすると
おかしいし(おかしい事に気づいてない人もいますが)、かといって
年配向けの売り場には、いかにも…なものが多い。おじいちゃんが
Gパンをはいても似合っている人はあまりいないと思います(似合う
のと見慣れるのとは違う)。
僕はファッションは若い人の専売特許ではなく、年配の人こそおし
ゃれになればいいのにと思っています。歳をとるってカッコイイなー、
自分たちはまだまだかなわないや…と思わせるようにならないと。
今の業界の風潮では無理だと思いますが。
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“真似”
子供はすぐに大人の真似をします。
でも大人も人を選んでいるだけで、無意識に真似をしていると思います。
真似とは言わず〝影響を受けている〟と言いますが。
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“求人なんて”
行きたい会社に求人がなかったって、あんまり気にする事はない。
会社なんて本当にいい人はいつだって欲しいのです。素直でまじめで
責任感のある人なら、どんな会社でもいつでも入れると思います。
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“散髪”
女の人が散髪したら真っ先に気づかなければいけません。
少しでも時間が経つと「鈍感」のレッテルを貼られてしまいます。
たとえ5mmしか切っていなくても、気づかなければいけないのです。
それが女性にとっての散髪というものです。
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“ようこそ”
コンピューターの電源を入れると
「ようこそ」と表示される。
これはどういう意味でしょう。
コンピューターに訪れたってことなのかな。
DVDプレーヤーに電源を入れると
〝welcome〟と表示される。
「いらっしゃい」か。
どういう意味?
そんで電源を切ったら〝bye!〟
「さいなら」か。
最近は機械が挨拶するのが流行っているのでしょうか。
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“気概”
先日ある伝統産業の産地を訪れた。そのうちの1軒は古い大きな工場
だったのですが、稼動している感じはなかった。聞くと、3年前に全てを
取り仕切っていたご主人が亡くなられて、工場がストップしたのだという。
そして、一時はそのまま廃業を考えたらしいのですが、東京にいた若い
息子さんがその仕事を継ぐ決心をされたらしく、帰郷。工場に入ったこと
もなかったお母さんと一緒に、ゼロから勉強を始めて1年半が経つのだ
という。熟練の職人でも大変な技術職。素人がスタートするにはあまりに
大変な仕事である。しかしこの二人の気概があれば、必ず工場が復興
する日が来るだろうと信じられる気がする。
自分もゆくゆく何か手伝うことが出来ればと思った。
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“行けたら行く”
先日あるパーティーに友人を誘った。その返事が「行けたら行くわー」。
なつかしいフレーズです。小学生の頃の返事は、ほとんどがこの言葉だ
った気がします。大人になってからはあまり使いませんね。っていうか
使えない。今そんな事言ったら「どっちかハッキリさせて」といわれる
のではないでしょうか。
「ふーん、わかった」と返事をして電話を切ったら、1分後に「絶対いくと
思うし」とメールが入った。絶対いくと思うし…ってなんやねん。ややこ
しい。まー、この人はこういう〝どこかにスキ〟を残した話し方なんや
なーと思いながら「わかった」と返信した。その後に「キレイなバラ園
があるんやけど、行けそうやったら行かへんかー」とメールが入った。
僕は「行けたら行くわー」と返した。でもやっぱり「ちょっと無理やし、
やめとくわ」と追加で返信しといた。
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“長く使う”
安物を10回買い換えるか、良いもの1個を10倍大事に使うか。
時代は後者に向かっている気がしますが、後者は人の内面が変わらないと
なかなか難しいと思う。長く使える良いものを選べるか、新しいものを欲しが
る気持ちを抑えられるか、他人の消費行動を気にせずいられるか。
自分自身も試されます。
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“結果”
結果が全てというと、なんかその過程や経緯はどうでもいいみたいに捉える
人がいるかもしれませんが、その過程がいい加減では良い結果が出るはず
がありません。無意識な発言や行動も全てが結果につながる要素だと思い
ます。だから結果がいい人はその行動全てが評価されてしまうのです。
結果を不服として自分の正当性を主張しても、それが相手にプラスに働く
ことはないのです。
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“公と私”
家は自分勝手に好きなものを建てていいというものではない。
その街を形成する一つのパーツでもあるのだから、周りの景観を壊す
ようなものでは、地域住民にとっても迷惑だし、子供の教育にも悪い。
もし、奇抜にしたいのであれば、内装だけにとどめるべきだと思います。
建物は公、内装は私。こんなことくらいは、世界常識です。
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