毎日更新!SOU・SOU読本
皆様が普段何気なく使っている日本語、
ことばが似ているもの、形が似ているものが数多く、
これどっちだっけといつも迷いつつ怪しみつつ、
四苦八苦の毎日です。
この間、面白い本を手に入れました。
『似ていることば』
著者:おかべたかし・文/やまでたかし・写真
出版社:東京書籍
写真でことばの違いを説明してくれるので、とても分かりやすく新鮮でした。
刺激を受けた自分が気になる「似ていることば」をいくつか撮ってみました。
◆「明らむ」と「赤らむ」は何が違うのか?
・朝日で明るくなるのが「明らむ」
・夕日で空が染まるのが「赤らむ」
「あからむ」は「明らむ」と「赤らむ」と表現できるが、
「明らむ」の「あか」は光の感覚を表すことばで、
「赤らむ」の「あか」は色の「赤」で、「赤みを帯びること」を意味します。
◆「対称」と「対照」は何が違うのか?
・釣り合っていることが「対称」
・違いが際立っていることが「対照」
「対称」は、左右で同じ構図などを「左右対称」と表現し、
写真にある京都一保堂茶舗の建物は、まさに左右対称の構造物です。
一方「対照」は、見比べるといった場合や、両者の違いが際立っているときに用いることば。
スタッフの大和田さんがスッキリしたルコック姿と、華やかな着衣衣装は対照的と言えるでしょう。
◆「使用」と「利用」は何が違うのか?
・「使用」:本来の目的で使う
「利用」:本来の目的外で使う
写真のように手ぬぐいで手を拭けば「使用する」、
そして伊勢木綿がご提案している手ぬぐいを
ブックカバーやお弁当箱包みなどにしてみれば「利用する」というわけです。
◆「現す」と「表す」は何が違うのか?
・「現す」:出現する
「表す」:表現する
「現す」は月や太陽が姿を見せるように使い、
「表す」は、ハート♡サインのように心に思うことを表現するときに使うものです。
◆「林」と「森」は何が違うのか?
・「林」:人間が生やしているもの
「森」:自然と盛り上がったもの
林と森の違いといえば、「木」の数の違いから
「小さいものが林。大きいものが森」と思っておりましたが、
実はそうではないようです。
「林」は「生(は)やす」が転じたことばで、人が生やしているから林。
「森」は「盛り上がっている」から森とする説があります。
◆「足」と「脚」は何が違うのか?
・「足」:足首から下の部分
「脚」:太ももから下の部分
「足」と「脚」の違い分けは日本語以外のことばにも見られます。
英語なら「足」は「foot」で、脚は「leg」。
イタリア語では「足」は「piede」で、「脚」は「gamba(ガンバ)」。
ちなみに、Jリーグチーム「ガンバ大阪」のガンバはこのイタリア語に由来しているそうです。
似ているものはややこしい。
と敬遠されがちですが、
こうやって見比べてみると、面白いものもありますね。
似ているものに気づけば、「おっ!似ているぞ」と興味をもってみませんか?
きっと色んな発見があるはずです。
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SOU・SOU×有松鳴海絞 手ぬぐい/山雅商店謹製 紅富士 朝靄
※好評につき、只今完売中で御座います。
朝靄の富士を見ると、
湯気の合間から覗く銭湯絵をつい思い出してしまいます。
あぁ。一日の終わりにはやっぱり銭湯へ行きたくなるのです!!
というわけで、散策してまいりました。
京都は大正から昭和初期建築の戦前の銭湯が数多く残り、
味わいのあるお風呂を楽しむことが出来るまさに銭湯好きにとっての聖地でもあります。
●サラサ西陣♨
こちら現在は銭湯ではありませんが、
1998年までは藤ノ森温泉として営業され、
その後築80年の歴史ある銭湯をリノベーション、
そしてレトロカフェへと進化しています。
日本の伝統的な建築様式である唐破風の門構えが印象的です。
また内装にはマジョリカタイルが壁一面に施され、
当時の面影を偲ぶことが出来ます。
●明治湯♨
●長者湯♨
京都府の歴史的意匠建造物に指定されている長者湯さんは、
映画『舞妓Haaaan!!!』の撮影にも使われました。
名水に恵まれた京都では、
水風呂に天然の湧き水が使用されている所が多いそうです。
どちらのお風呂屋さんも暖簾は京都型と呼ばれる男女二手に分かれた入口。
暖簾もそれぞれ特色があって素敵です。
●梅湯♨
ずっと行きたかった梅湯さん。
入るやいなや女性スタッフさんから
「私、だんだんの地下足袋持ってます。」
と嬉しいお言葉を頂きました!
明治時代から続いている梅湯さん。
番台の湊さんは廃業の危機にあった銭湯経営を受け継ぐ事にされたそうです。
オリジナルタオルもあってとても可愛い!
更衣室では歴史を感じつつ、
浴室は写真の展示があったりと色々な工夫がなされていました。
また、是非行きたいと思います。
魅力溢れる京の銭湯旅、日本の古き良き歴史も感じました。
もっともっと知っていきたいと思います!
~つづく~
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明日から開始される夏物販売…心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も一週間前からドキドキ、ワクワクしております。
その中でも特にたのしみなのが、こちら。
道行小筥 大
今までの道行小筥よりも少し大きくなり、A4サイズのものも入るようになりました!
4つの柄でご用意しております。
その中でも特に気になるのが三色すみれ 集。
そこで、大好きな三色すみれの商品をご紹介。
まずは、こちら。布袋からがま口4点!
上から
■がま口(横長)
■がま口(大)
■がま口(小)
■がま口(親子)
続きまして、小巾折。
染めおりからSOU・SOUの京座布団。
二種類のサイズと三種類の生地からお選びいただけます。
伊勢木綿からくびまき、手ぬぐい、ひめ丈。
足袋から足袋下。
男女ともに普通丈でご用意しております。
着衣から薙ジバン。
双筒衣。
一柄だけでこんなにも!三色すみれにも3つほどお色がございます。
とっておきの一品をぜひ見つけてみて下さいませ!
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あれよあれよと日々は過ぎ、
気が付けば桜が満開の季節です。
次男が産まれて早2ヶ月。
ようやく暖かくなってきたので、家族揃ってわら天神さんへ出産の御礼参りへ。
見よう見まねで、自分なりに参拝する長男。
(´-`).。oO お兄ちゃんになったなぁ。
御参りの時に頂いたお札や腹帯などを返納し、
安産だったことに感謝をお伝えしました。
そして、これから家族仲良く健康に過ごせますように。と皆でしっかりお祈りしてきました。
一日中喋りっぱなしの長男、参拝中ずっとすやすや眠っていた次男。。
すでにお互いの個性があり、今後が楽しみです。
無事に御参りを終えた後は、せっかくなのでお花見へ。
円山公園のしだれ桜や蹴上のインクラインの桜などを育てた、佐野藤右衛門邸のお庭を拝見しに行きました。
雪のようなふわふわとした桜など、豪華というよりかは『京都っぽいなー』という、上品な桜が多い印象でした。
今回はお昼にお邪魔しましたが、夜にはかがり火が焚かれるそうで、こちらもチャンスがあればぜひ観たいものです。
(´-`).。oO来年は晴れた日に・・・。
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今年もたくさんの色が揃いました。
柄のテキスタイルをより一層映えるようにしてくれる名脇役「高島縮 四角衣・長方形衣 組」
色を愉しむ無地シリーズです。
こちらの無地の色生地はすべて、洛中にある染工場・村田染工さんによるSOU・SOU別注色。
この日は無地染めについて知識を深めるため、企画・生産チームの皆で訪問しました。
左にいらっしゃるのがいつもお世話になっている村田会長
村田染工さんのある三条西洞院周辺には、あの千利休が茶の湯に用いたことで有名な井戸「柳の水」がございます。
実は、村田染工さんではこちらの井戸とおなじ水脈の地下水使って染めていらっしゃるのです。
水質は弱硬水。名水であるのと同時に、ミネラルなどのバランスが染めるのにとても適しているそうです。
(対して軟水で染めると、色が定着せず染料が流れていってしまう場合があります。)
それでは一通り工程をご紹介いたします。
■色決定
染料の調合には、細心の注意が必要です。
現物生地を染める前の、色チェックをする工程。
■染め工程
大きな設備です。
染めから水洗いまで一貫して設備が整っていて
生地の素材や量などによって使用する機械を変えているそうです。
この整然とした様子に、何度見ても大興奮。(工場萌え♡)
■乾燥工程
染め→水洗い→脱水の工程を終えた生地は、自然乾燥した後、整理工場(生地の幅を揃えたりシワを伸ばす工程をする所)へ渡されます。
長い生地だと100mはあるので、こうして竹棹に順次引っ掛けていくのは大変な労力だろうと思います。
工程毎に細やかに注意するべき点があることや、スタッフの皆様の手際の良さにとても感動いたします。
縮み生地の次は、秋に向けてモスリン生地の手配。
新色の打ち合わせもしてきました。
モスリンならではの綺麗な発色を表現していただきます。
今からとっても楽しみです!
最後は勤続年数65年以上!という加藤さんの素敵な笑顔で見送っていただきました。
\\おおきに!これからもどうぞよろしくお願いします!//
改めて、「水の都・京都の真ん中で染め上げた生地を纏う」ということの贅沢さを実感した日となりました。
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先日のニュースで、ポテトチップスの一部商品の販売休止・販売終了に驚きを隠せない山田です。
今回の休止の対象には含まれませんが、Calbeeさんの『ポテトチップスうすしお味』がお菓子の中で一番好きで、他の種類や新商品もよく購入する僕としては、1日でも早い再開を待ちわびるばかりです。
話しは変わりますが、netshopで公開されました『SOU・SOU×美濃焼 うつわ』のページは、ご覧いただけましたでしょうか。
SOU・SOUと千趣会マンスリークラブとのコラボレートアイテムで、ご自宅用としてはもちろん、贈り物にもおすすめです。
有数の陶器の産地・美濃で焼き上げ、職人が手作業で絵付けされた『うつわ』ですが、店頭でお求め、またはnetshopからご注文の際には、破損防止のため専用のダンボール外箱に入れてのお渡しとなります。
プレゼント包装をご希望の方には、SO-SU-U柄の包装紙にて1点ずつラッピングいたします。
もちろん、熨斗紙も承っております(100円/1枚)。
熨斗のデザインは1種類のみ、弔辞用はご用意しておりません。表書きは手書きではなく印刷となりますので、予めご了承ください。
『うつわ』だけでなく、地下足袋、今治タオルセット、湯呑み2客/5柄セット、ガラス急須&茶缶セット、いっぷく椀、コーヒーカップ&ソーサー、お出かけ茶器セットなど、箱物の商品は弊社にてラッピングいたします。
ご希望の方は、店頭ではスタッフにお声がけいただき、またnetshopにてご注文時は、『無料ラッピング』を選択し、詳細を『備考欄』にご記入ください。
今回ご紹介した『うつわ』だけでなく、千趣会マンスリークラブのコラボアイテムは、今後も順次netshopに掲載を予定しておりますので、よろしければご高覧ください。
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結婚している方も
していない方も
一度は考えたことがあると思います<自分の結婚式>
する派の人もしない派の人も
和装派も洋装派も
場所も人も時間もどれも人それぞれ。
先日結婚式をあげました。
SOU・SOUで働いている今、思うのはやっぱり和な結婚式。
私事で恐縮ですがちょこっとだけご紹介させてくださいませ。
■生まれ育った家での花嫁支度
支度は実家でさせて頂きました。
実家で両親と、ご先祖様に挨拶をして家を出ます。
昔はこの後新郎の実家に移動し、新郎の両親、ご先祖様に挨拶をする。
この流れが『嫁入り』だったそうです。
距離の問題もあり新郎宅にはよれませんでしたが実家からの出発は感慨深いものがございました。
■神前式
私が選んだ神社は世界文化遺産である『賀茂別雷神社』通称『上賀茂神社』。
上賀茂神社は京都の中でも古い歴史を持つ神社のひとつ。
社殿の多くは国宝、重要文化財に指定されています。
私の両親もあげたこの神社で結婚式をする事が憧れでした。
お天気にも恵まれ一安心。
■両家の家紋
ウェルカムボードに描かれた家紋は両家の家紋をアレンジしたもの。
実は。。。脇阪さんに手描きして頂きました!
これはもう我が家の宝物です。
結婚式での家紋を使ったデザイン、結構多いようです。
新郎は『丸に剣片喰』
新婦は『梅鉢』
自分の家の家紋をじっくり見返す良い機会でした。
■花嫁衣装
女子にとってもっとも重要である<衣装>
今回渾身の思いで私が選んだ2つの衣装はこちら!
まずは白無垢は生成がかった生地に鶴が施されているもの。
袖や裾から見える裏地は赤色です。
純白が古典的な白無垢かと思っておりましたが
実は裏地が赤色のものも古くからあるそうです。
『血が通っている』という意味があり
結婚式=純白という印象は実はウェディングドレスからきているのかもしれません。
そしてお次にどーんと色打掛。
すべての模様が手刺繍されているもので
ひとつひとつの模様に立体感があるこの一着にすぐに一目惚れ。
菊、牡丹、松、梅、紅葉、御所車、扇、鳳凰などなど
まさにおめでたいづくし!
\今日はとってもめでタイなぁ!/
最後は新郎新婦による余興『南京玉すだれ』でした。(※もちろんド素人)
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「この度は入社おめでとうございます。
日記でご紹介させて頂きたいので、SOU・SOUを知ったきっかけや、出会い、働き始めた今の心境など教えて頂けますか?」
「大学が京都だったので河原町によく遊びに来てて、たまたまSOU・SOUを見つけて、かわいい!と思って調べ始めました。好きなSOU・SOUで働けたらいいな~と思ってまして…。今までお客様だったのでまだ環境に慣れないんですけど、頑張って色々覚えていきたいです!」
(迫 若菜/SOU・SOU勤続 13日)

「京都の大学に入学する前にネットで地下足袋をみてカワイイと思ったんです。
大学三年生の時に人生初めて三万円以上の買い物をわっとしまして。はい、SOU・SOUで。自分の好きな所で働く方がためになると思いますし。」
(西山 ひとみ/SOU・SOU勤続 13日)

「きっかけは脇阪さんのテキスタイルです。フィンランドで初めて活躍された日本人テキスタイルデザイナーということを本で知って、そこからSOU・SOUに行き着きました。フィンランドに行ったのもその国のテキスタイルデザインに惹かれたというのもあります。今は…そうですね、ちょっとだけ慣れてきました。まだまだですけど、楽しいです。」
(小森 ふたば/SOU・SOU勤続 13日)

「中学生の時に両親からSOU・SOUのことを教えてもらって、母が元々テキスタイルブランドが好きだったみたいで、あ、母は昔イラストレータをしてました。まさか自分が大学でテキスタイルを勉強するとは思ってなかったんですけど、就職を考えた時に京都のSOU・SOUで働けたら絶対楽しいだろうなって思ってダメ元で受けてみようと…はい。」
(佐藤 碧/SOU・SOU勤続 13日)
SOU・SOUに属する人とドラマをスナップする「Humans of SOU・SOU」。新風吹きすさぶSOU・SOU京都各店では、新たなSOU・SOU人が加わり、日々奮闘しております。
笑顔絶やさず!元気よく!皆様のご来店お待ち致しております。
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娘と着物姿で散策。
3月の中旬頃のことでしたので、
日差しは暖かいものの、日陰に入るとまだ肌寒く、ウール混のきさらぎがちょうど良かったです。
着物+きさらぎは、好きな組み合わせです。
着物に合わせて、きさらぎも柄や素材を変えてみると楽しいですね。
向かった先は、平安神宮外苑。
庭園に入ると、木々を通して入る光が気持ちよかったです。
子どもたちは、散策しながら、池の鯉を見つけたり、飛び石渡ったり、
舞妓さん芸子さんの撮影を少し離れたところから見て、
手を振ってみたりと・・・楽しく過ごしました。
陽の光の暖かさが気持ちがいい。
そういう季節になってきたんだなあと思うと、あちこち散策が楽しみになりますね!
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先日、北海道の実家へ帰省致しました。
4月初めでしたが、まだまだ雪の積もる北海道です。
今回の1番の目的は温泉です!
昨年からすっかり温泉&一人旅にはまってしまい、帰省ついでに洞爺湖温泉へ出陣致しました。
今回は一人旅ではなく母と姪っ子を連れての3人旅です。
銭湯好きの10歳の姪っ子が大喜びでした。
窓越しに洞爺湖の絶景が。
洞爺湖の余韻が残りつつも次の日は札幌の白い恋人パークへ
石屋製菓でおなじみの“白い恋人”の製造工場です!
北海道土産で知らない人はいないであろう“白い恋人”の製造過程が見学できます。
他にも、昔のお菓子のパッケージやチョコレートドリンク用のティーカップ等も展示されております。
中ではお菓子作りの体験も出来、ちゃっかり参加しちゃいました。
特大サイズの白い恋人にわくわくです。(となりが通常サイズ)
食べるのが楽しみです。
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久々に実家に帰って来ました。
「ただいま〜」と家に入ると… やっぱり!
テレビの前でこたつに入りながら、トランプゲームをする父。
「テレビにするのかゲームにするのかどっちにかにしてよ!」と言うと、「どっちも見てるの!」と言われます。
いつも同じ格好、同じポジション、同じ返答、変わりません。
このもじり袖、愛用して6年になります。
実はこれ、父への還暦のお祝いに3人娘からプレゼントしたものなんです。
こんなに長く使ってくれているとは…。
いろいろ好みがうるさい父なので、とっても珍しいことです。
いつの頃か、裏に綿が入っていました。母がチクチク繕ってくれたようです。
着倒してよれよれになっていた生地が生き返りました。しかも、暖かさプラス!
まだまだ、現役で頑張ってくれそうです。
そんな母も今月還暦を迎えます。
平成29年に還暦を迎える母に、その年に発表されたテキスタイルを贈るだなんて、なんだか「○○年物のワイン」みたいな感じがしていいなと思います。
父のように長きに渡って愛用してくれると、その分愛着度も熟成されていくような。。。
とりあえず、本人の希望もあると思うので、いちおうリクエストを聞いてみました。
3姉妹:「お母さん何が欲しい?」
母:「ん?お母さん?レッドダイヤモンド♡」
3姉妹:「それは…。無理…。」
母、60歳まであと19日。
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3月に友人と香川へ旅行に行ってまいりました。
1日目はこんぴらさんにお参りへ。
スタート地点から御本宮までは785段、奥社までは1368段。
往復2時間もかかりました!
あいにくの曇り空でしたが、達成感がありました。
2日目は直島へ。有名なかぼちゃがお出迎え。
不思議な鳥居があったり、おっきなごみ箱アートがあったり。
なにより素敵だったのが地中美術館!
閉館時間も近かったこともあり、人も少なくゆっくり見れました。
写真NGなので、ご紹介できないのが残念ですが、直島に行ったら是非行って頂きたい場所です!
3日目は小豆島へ。オリーブ園やエンジェルロードをまわり、迷路のまちへ。
その一角に妖怪造形大賞というコンテストに応募された作品が多く展示してあり、とある妖怪に出会いました。
その名もタビ・ダチ。
紹介文には「闇へと誘うタビ・・・一度履いたら一生脱げぬ・・・地獄へのタビ・ダチ」とのこと。
他にも可愛らしいものからリアルなものまで展示されており、見応えがありました。
最後に大好きなドラマの撮影に使われた展望台にて。
かなりの登り坂でしたが、とても素敵なとこでした!
フェリーの時間に追われ、ばたばたな旅行でしたが、充実した3日間でした。
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ようやく春の暖かさが心地良い頃合いとなって参りました。
同時に、私たちの目にも、日々次々と春の訪れが舞い込んできております。
春の京都のアレコレと、それらに寄り添い、溶け込むSOU・SOU。
少しずつ切り取ってみました。
SPOT.1 京都御苑
スッコーンと晴れた4月のある日。
こんな日は京都御苑に行くしかない。
ついこの間まで、冷たい風の中を蕾で耐えていた桜たちが
とうとう美しい姿を見せてくれました。
桜のシャワー!
・衿巻ジバン/濡羽色
・知多木綿 文 大帷 短丈/椿文 女Sサイズ(6月中旬再入荷予定)
そこここに、春の息吹が!
【左上】おしとやかな糸桜。
【右上】桜が降ってくる。
【左下】こちらは桃。愛くるしい蕾はいつ開くのでしょう。
【左下】にょき。この日の相方。誰だかおわかりでしょうか?
思わずただただ眺める。
・12号帆布 手柄寛衣下/つくも Sサイズ
これだけの空色と桜色を吸収したら、幸せにならないはずがないのであります。
2人は たらふく笑って気分も上々、足取り軽くサイクリングへと繰り出しましたとさ。
SPOT.2 都をどり
一昨年前から毎年通っている「都をどり」。
祇園甲部歌舞練場が耐震対策中のため、今年は京都造形芸術大学内のこちらで、コチラの方と
《左》福田
・綿モダール むささび 短丈/金色 ・抜衿ジバン 十分丈/鉄色
・モスリン 双筒衣/三色すみれ
《右》瀬野 佳代子
・モスリン 長方形衣/優 ・きさらぎ 短丈
館内に入ると、染色テキスタイルコースの皆様が絞った板締め絞りの手ぬぐいが
販売されておりました!
その他、舞台緞帳にも学生さん制作の板締め絞りが使われていたりと、
春秋座公演ならではの造形大との結び付きが垣間見えました。
勿論、例年同様、舞妓さんのお点前を拝見しながらのお茶席、
そしてメインの踊りも余すところなく楽しめましたよ◎
SPOT.3 円山公園
昼の花見ときましたら、夜も行かずにどうします。
ということで、辿り着きましたるは「祇園の夜桜」として名高いコチラ
どどん
いつ見ても壮観。コチラを拝まねば、京の春は越せません。
そして、こちらで宴をせねば気が済みません。
公園内の花見茶屋にて、一興をば。
今回のメンバーは石田 明日香・李 瀟瀟・廣明 優里・そしてわたし福田の4人!
しばし花見酒に酔いしれます、、
【左上】「コロッケ、お待たせしました~♡」
あ、女将さんではありませんよ!「麻 道行 被風/小花ちらし」を着ると、一気に大正レトロ感が出る。
【右上】桜がこんな目前に!ヒロアキの目も飛び出てまたもや眼鏡がはずれそうだ。
【左下】アスカ姫がメニューを検討中の横で、地蔵のように佇むヒロアキ。もはや安堵感しかない。
【右下】初めての夜桜に「アイヤー!」と、ときめき150%の瀟瀟。春になり、彼女の手ぬぐいターバンが復活!
外での宴って、なんでこんなに楽しいのでしょうか・・
思いの外 桜たちも沢山花開いており、大大大満足の一夜でございました。
毎年飽きることのない、京の春の風物詩。
今週末はあいにくの天気のようですが、いずれもまだ楽しめるチャンスはございますよ!
心もうららかに、いざ、春の京都へ、、
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この4月でSOU・SOUに入社して早1年となりました、生産アシスタントの廣秋です。
これからもお客様に喜んで頂けるよう、日々精一杯頑張ってまいります!
さて、4月はなにかと新しい出会いがある季節。
この麗らかな季節にはなぜか鞄や小物を新調したくなる衝動にかられてしまいます。
(私だけでしょうか・・・?)
そこで!
「SOU・SOU布袋のかばんが気になるけど、どれだけ入るのかわからないし、ただ可愛いだけじゃないの?」
といったことをこっそりお考えの方に勝手にお答えして
布袋アイテムを愛用しているスタッフに使い心地や中身を取材いたしました!
トップバッターは、布袋スタッフの新見。
彼女の本日の相棒は一切袋です。
マチのないぺたんこなかばんですが、、、
がま口(横長)には文房具、お化粧道具、おむすび巾着にはおやつ、、等々
うまくバックの中身も整理されていて可愛い仕上がり。
口を開けるとこのように整然とならんでいるので何がどこにあるかわかって使いやすそうです。
内ポケットが一つあるのでアイフォンや手ぬぐいなど使用頻度が高いものを入れておけてGOOD!
お次は伊勢木綿スタッフの古川祥子。
SOU・装にはもちろん、着物にも合わせやすい道行小筥!
テキスタイルと竹と本革の組み合わせがなんとも可愛く私も大好きな一品です。
見た目は小さなかばんなので中身は控えめかと思いきや・・・
可愛い見た目とはウラハラにこれだけのものが入っているとは驚きです!
こうなってくると現在夏予約で受付中の道行小筥の大サイズの収容容量も期待大ですね!
最後は私、臼井さん・・・もとい!廣秋です!
入れるものによって形を自在にできる風呂敷(大)!
対角線の端と端を結んで使用しております!
本日は名刺入れ、がま口(横長)、小さいふ、お弁当、ポーチ類、漫画や傘、等々入っていますが、
持ち物にあわせて形状を変えいくらでも持ち運びができるところが本当に大好きです!
私は持ち物が多いのでモノたちが迷子にならないように小巾折をバックインバックにして工夫しております。
いかがでしたでしょうか?
SOU・SOUのかばんは可愛いだけじゃなく、使いやすく、たくさんものが入ります!
少しでも新しいかばん選びの参考になれば幸いです。
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今日のお客様は、カナコ様とユリ様です。
左:カナコ様
■身長:155cm
■衿巻ジバン XSサイズ 5,076円(税込)
■モスリン 薙刀長方形衣/芍薬(しゃくやく) 女Mサイズ 20,088円(税込)
■足袋下(膝下)/狂言 濃縹(きょうげん こきはなだ)【女性用】 864円(税込)
■貼付地下足袋/層(そう) 8,424円(税込)
右:ユリ様
■身長:157cm
■麻 長方形衣(ちょうほうけい)/すずしろと余白 白鼠(しろねず) 女Fサイズ 8,532円(税込)
■綿麻 わっかストール(長)/葉陰(はかげ) 3,445円(税込)
■綿モダール むささび 短丈/深紺(しんこん) Fサイズ 4,536円(税込)
■貼付つっかけ足袋/さしこ インディゴ 7,097円(税込)
いつも楽しいお二方、カナコさんは縮の薙刀長方形衣と夏物予約、
ユリ様はお召しいただいている麻長方形衣とわっかストールをお求めくださいました。
お二方ともそれぞれとてもお似合いです!
これからの季節、縮や麻素材も重宝しますが、
今の季節は、カナコ様がお召しのモスリン素材がとてもオススメです。
さすが、カナコ様!
完璧なチョイスでございます!
この度は快く撮影にご協力頂きまして誠にありがとうございました。
又のご来店お待ち致しております。
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もうかれこれ10回以上は訪れている台北。
何度行っても、楽しいなぁ、美味しいなぁ、(人が)あたたかいなぁと、お腹も心も満たされて帰ってきます。
街をぶらぶら散策していると、フォトジェニックなものに出くわすことが多く、iPhoneのストレージがパンパンになるほど。
今回の旅で特に目に入ってきたのが、街なかに溢れる漢字。書体や表現方法の様々に、すっかり心を奪われました。
[01]-[03]創建約270年の台北で最も歴史のあるお寺「龍山寺」。お寺の装飾がとにかく凝っていることで有名ですが、境内に使われている書体のバリエーションもすごかった!
[04]コンクリート打ちっぱなしの建物に、篆刻のように刻まれた文字。
[05]-[06]民家やお店の入り口によく貼られている赤紙。おめでたい言葉が書かれています。
[07]磨りガラスに抜きでプリントされた文字。こちらも魅力的な書体。
[08]-[09]“荒花”=wild flowerという名のカフェの看板とメニュー。手書き文字がとても好みでした。
[10]「記念に写真を撮ってください」という意味だそう。漢字一つ一つにキャラクターがあって、なんだか楽しげな雰囲気。
[11]本のタイトル。フォントの一部を筆文字にするというデザインがカッコイイ!
[12]桃園空港の壁。ここを通って各ゲートに行くのですが、照明効果とも相まってとても素敵な空間でした。
文字って、意味を伝えるだけでなく、デザイン的な役割も大きいな・・・最近特にそう思うようになってきました。
そのきっかけは、今年テーマである“日本の文字”のテキスタイルデザイン。
平成29年の新作
「いろはごっこ」「カタカナ」「律(りつ)」「はじまり」「乱(らん)」
過去に発表されたもの
「花鳥風月」「文(ふみ)」「色は匂へど」「一二三(ひふみ)」
アルファベットに比べると、漢字・ひらがな・カタカナはなかなかデザインに落とし込みづらいなという固定観念がありましたが、毎月上がってくるテキスタイルデザインを見て、それがすっかり払拭されました。
台北の街で切り撮ったいろいろな漢字の表現や毎月のテキスタイルデザインを見ていると、改めて文字の意匠って面白いなぁと思います。
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日差しが暖かく風の心地良い季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日4月4日は二十四節季の“清明”にあたる日でございます。
清明とはあらゆるものが美しく、生き生きとしている頃。
季節の節目に名前がついているなんてなんとも素敵です。
SOU・SOU村の植物たちも生き生きと芽吹いております。
桜の開花も、もうすぐそこです。
SOU・SOU伊勢木綿店内のこの子も若い芽が生まれぐんぐん成長中。
そのうち天井につくのではないかとちょっと心配しております。
SOU・SOU伊勢木綿では毎月店頭ディスプレイを
季節や暦にあわせて変更しているのですが今月はこちら。
本日の主役“清明”もございます。
右:伊勢木綿手ぬぐい/さくらさくら
中央:伊勢木綿手ぬぐい/清明(せいめい)
左:伊勢木綿手ぬぐい/京の優雅(みやこのゆうが)
右:伊勢木綿手ぬぐい/百花(ひゃっか)
中央:伊勢木綿手ぬぐい/大漁旗
左:伊勢木綿手ぬぐい/いろはごっこ
目の冴えるような華やかな並びに店内も一気に春めいてまいりました!
皆様のご来店、お待ちしております。
(伊勢木綿インスタグラムもございます!こちらもあわせてご覧くださいませ。)
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朝から、息子は薬を飲むのが嫌だと大号泣します。
大人は、いつからか泣くのを我慢できるようになって気持ちを抑えることが増えてしまいます。
私、この前泣いたのいつやっけ?
・・あ。
息子の保育園の発表会で「にじ」の合唱を聞いた時、思わずボロボロ泣いたな・・
(ちなみに、息子のクラスの発表ではなかったので、隣にいたママ友は私をみて大爆笑してました。)
ある朝、青山店スタッフにも聞いてみました。
「最近どんな時に泣きましたか?」
斎藤:俺は泣かん。ま、スポーツ系はグッとくるけどな。阪神 代打の神様・桧山の最後のバッターボックスとか。
(涙が鼻水に見えちゃうやつです。でも、男泣きってグッときますね。)
吉田:昨日の昼休みに見たYOUTUBEの小学校の先生が子どもたちの前でしたサプライズプロポーズの動画で泣いた!しかも涙がこぼれて、着てた長方形衣にあと付いてもーたわ~!
(涙腺弱すぎです!この感じだと2日に1回は泣いてますね。)
小宮:5年くらい一緒に暮らした猫が先立った時。
(あの頃、本当に辛そうでした。多分思い出したらまた泣いちゃうから写真ではふざけちゃう小宮なのだと思います。)
道解:息子が運動会で走ってるのを見た時。
(子をもつ父の姿!そして、道解のその涙に気付いたのは奥さまだけだったそうです。めっちゃええ話やん!)
意外にもみんな泣いてましたね・・。
心配無用でした。
みなさんは最近いつ泣きましたか?
涙があふれそうなとき、我慢せずに泣いても大丈夫。飾らない自分もきっと素敵ですよ。
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生まれも育ちも関西なので
関西弁が言葉を使う際の基準です。
なので、全国共通だと思っていた単語が
関西圏外で通じなかった時は少しショックだったり。。。
今回は「関西人(というか私個人ですが)が
てっきり標準語だと思っていた単語」をご紹介しようと思います。
関西圏外にお住まいの皆様、分かりますでしょうか?
関西人は日常的につかっています。
例えばこちら。
意味:じゃんけん
使用例:いんじゃんしようや
じゃんけんする際の掛け声は
「じゃんけんほい」が標準らしいですが
関西では(主に大阪)
「いんじゃんほい」です。
意味:恵比寿神
使用例:今年もえべっさん行こか〜
神様に対して
まるで友達のような呼称も
関西人ならでは…という感じですね。
ここでいう、えべっさんは
関西では毎年冬に行われる
「十日えびす大祭」を指します。
商売繁盛・家内安全・交通安全の
ご利益がある祭礼のことです。
意味:ものもらい
使用例:めばちこ出来て痛いわぁ…
これこそ全国共通の言葉だと思ってました…
意味:青あざ
使用例:しかも青たんもできて痛いわぁ
目にも耳にも痛々しい青あざも
関西弁にかかれば
なぜか一気に可愛らしい響きに…
他にも色々ありましたが
地方独特の言葉って面白いと改めて思いました。
SOU・SOUスタッフは関西人だけではありません。
北は北海道、南は鹿児島
全国津々浦々です。
誰が何処の出身なのか?
こちらの記事で少し分かります。
お時間がある方は是非ご覧くださいませ。
ちなみに
日本の方言は16種類に分かれるそうです。
とは言え、同じ種類でも地域によって微妙な差が
きっとあるのでしょう。。。
小さな島国でこれだけ分かれるとは
なんとも不思議です。。
関西弁、もちろん関西弁以外でも
他に面白い方言があれば是非とも知りたいです。
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