毎日更新!SOU・SOU読本
おはようございます/こんにちは/こんばんは
SOU・SOUのドット絵職人こと、内村 円でございます。
2月も中盤に差し掛かったところで、
今月のテキスタイルデザインをおさらいしておきましょう。
花札 平成27年
日本のかるたの一種。
西洋のトランプなどと違って
12ヶ月の四季折々の花や木が
色鮮やかに描かれている。
松、梅、桜、藤、菖蒲、牡丹
萩、芒、菊、紅葉、柳、桐。
それに猪、鹿、蝶、鶴、雁、鶯
郭公、燕、鳳凰
などの鳥や動物など生きものが
配され色濃い日本情緒を
かもし出している。
(脇阪 克二)
個人的に花札のテキスタイルは、どストライクです。
鮮やかな色で描かれている花札たちは長い時間眺めていても飽きません。
手ぬぐいや足袋下、テキスタイルカバーとわくわくしっぱなしです。
そんなわたくし内村は先ほども申し上げました通り
自称、ドット絵職人でございます。
前置きが大変長くなりましたが、
本日はこの花札をアイロンビーズで表現してみたいと思います。
まずは必要な色を集めまして
適量をプレートの上にばら撒きます。
ぽちぽちとじみな作業が続きますが、
終わりが見えてくると楽しくなってきます。
さてさてなにやらそれっぽいのが見えてきました。
置き終わると今度はアイロンペーパーを敷いて、
中〜高温度でアイロンを当てていきます。
当てすぎるとべちゃっとなってしまいますので、
ある程度隣同士がくっつけばオッケーです。
裏側もアイロンを忘れずに。
神無月の柄 『紅葉に鹿』ドットver
とまぁこんな感じで12ヶ月1柄ずつ作りました。
左上から順に
睦月『松に鶴』、如月『梅に鴬』、弥生『桜に幕』、卯月『藤に時鳥』
皐月『菖蒲に八橋』、水無月『牡丹に蝶』、文月『萩に猪』、葉月『月にススキ』
長月『菊に盃』、神無月『紅葉に鹿』、霜月『柳に小野道風』、師走『桐に鳳凰』
ドット萌えの人には堪らない作品が出来ました。
ドット絵職人とか言っていますが実は8bit花札なるものがございまして、
今回はそちらを参考にさせて頂きました。
この8bit花札、かるた製造販売の老舗
『大石天狗堂』という会社で作られているそうです。
『大石天狗堂は京都にて創業200年あまり。
寛政12年(1800年)からの伝統の技術と確かな品質によって
8bit花札は作られ、江戸時代から続く花札の歴史が詰まっています。』
ふむふむ この8bit花札はSOU・SOUのコンセプトである
『日本の伝統の軸線上にあるモダンデザイン』と同じにおいがする。
日本の昔ながらの良いものがこういうカタチで発展していくのは
大変興味深いことだなぁと改めて感じたのでした。
オマケ
先日、母に頂いたチョコレート
三光とは恐れ入りました。
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最近、こちらの本を手にとり、ぱらぱらと読んでおります。
ジャケット買いならぬタイトル買いをした一冊で
35の日本語を、恋にまつわるショートストーリーで紹介しています。
玉響(たまゆら)…ほんの少しの間
揺蕩う(たゆたう)…決しかねて心があれこれと迷う
夜終(よすがら)…一晩中、夜通し
遠近(おちこち)…未来と現在
普段ほとんど使うことのない言葉ではありますが
その意味や成り立ちを知って楽しみ、日本語の音の心地よさに浸っています。
他に、この本に載っていない言葉でも
たおやか、ゆめゆめ、幾久しく、などが好きです。
SOU・SOUのテキスタイルについている名前にも素敵なものがたくさんあります。
モチーフそのものの名前が付いているものも多数ございますが
どんな柄なんだろう?とイメージが膨らむ名前も。
左上から時計回りに
おおらか、ほほえみ、おもかげ、うらら
他にも…
ひとひら、ささやき、ほがらか、ふんわり
なんだか優しい気持ちになれる響きです。
柔らかい響きと春にぴったりなテキスタイル。
お気に入りを見つけて、新しい季節を迎えませんか。
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暦の上では春が立ち、日中の陽射しがやわらかく感じられるこの頃です。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
最近は月に一度、ミュージアムやギャラリーに行くようにしています。
印象に残ったのが『薬草の博物誌-森野旧薬園と江戸の植物図譜-展』。
大阪のLIXILギャラリーで開催中です。
漢方薬の元となる江戸時代に発展した『本草学』を中心に、奈良にある日本最古の私設薬草園『森野旧薬園』についてや図鑑の歴史などが展示されています。
葛根湯にも含まれているクズやシャクヤク、他にはタンポポ、クチナシ、ヒガンバナ、ウコン、ニンジン、ゴボウ、カタクリなどなど、数多くある植物の図譜が目を引きます。
効能が記されているのもわかりやすくて良かったです。
写真のなかった時代は絵や文字で調査内容が記録されているのですが、一つ一つがとても繊細、
そして色鮮やかで、大胆なものもあり、それぞれの時代で趣向が変わるのも興味深いです。
中でも日本初の植物図鑑は見物です!
何にでも歴史があり、その過去を知ることは当たり前のようですが、
それを守り、残してくれる人がいなければ、不可能だったと思うと感慨深いです。
昨年は季節が変わる度に風邪をひいておりましたので、今年は健康に過ごせるように、
勉強して少しでも活かせたらいいなと思います。
知識が増えると、身近に生える草花を観察するのがより楽しくなりそうです。
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本日は2016年2月10日水曜日。
今使用中のマイカレンダーによると、今日の情報はそれだけではありません。
このカレンダーには、日付、曜日、数秘術によるユニヴァーサル・デイ・ナンバー、六曜、二十四節気、雑節、祝日、新月・満月、13の月の暦が記載されています。
「13の月の暦」の読み方はこちらーー
私にとって「ツォルキン」が一番面白くて分かりやすいところなので、毎日必ずチェックします。
「ツォルキン」というのは、マヤ人による毎日のキーワードです。
気に入る「ツォルキン」を集め続けています。
カレンダーに書いてある日替わりのキーワードを意識することで、心のリズムを整えることができるような気がします。
毎日毎日の意味を知ることで、無理せずあなたらしいリズムとスタイルで歩む導きとなってくれます。
このように、別の時間軸を持つのは、本来の自分を取り戻すヒントになるはずです。
ところで、iPhoneで「暦」や「カレンダー」を入力すると、ある不思議な絵文字が出てきました。↓
↑何か気付きましたか。
カレンダーの絵文字が出て、その日付は「JUL,17」、つまり7月17日を示しています。
それは何故なんでしょう?
実は、7月17日は「世界絵文字デー」(World Emoji Day)です。
正にこのiPhoneに収録されているカレンダーの絵文字が「7月17日」であることに由来しているそうです。
興味深いっ!
早速、気になる言葉を調べてみました。
まず、「せつぶん」――
何と鬼が出ました!
それから、「さる」――
「見ざる聞かざる言わざる」の申三兄弟が出ました!
最後に、「はなふだ」――
「芒に月」ですね。
日本で生まれた「絵文字」がそのまま英語で「Emoji」として認知され、世界中に広まっていることはよく知られています。
肌の色の種類が追加されたり、インスタグラムで絵文字を使ったハッシュタグ機能が追加されるなど、ますます世界的な広がりを見せる「Emoji」。
ここでクイズを1つ。
世界で最も頻繁に使われている絵文字は何でしょうか?
答えは――
「ほほえみ」です。
つまり、ニコニコ笑顔マーク(英語で言う、smiley、カテゴリーとしては、happy face)です!
今年は、「暦」の新しい時間と、「Emoji」の新しい言葉でときの流れを楽しんでいきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
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SOU・SOU足袋が移転リニューアルオープンして早半年が過ぎました。
外観はまるでお屋敷。
店内の天井はちょっとした写真スポットとなっております。
その中でも目を引く、店内一角いのうえかなさんの絵。見ているだけで自然と元気が湧いてくるような、優しい作品が並びます。
その中からお気に入りの一枚を我が家へ
玄関をとても綺麗に飾ってくれています。
そして、最近新たに仲間入りしましたこちら!なんともほっこり暖かな作品です。
※こちらは店頭販売のみで御座います。
“SOU・SOU足袋”ではテキスタイル地下足袋や足袋下はもちろんの事、先ほどご紹介致しました、いのうえかなさんの絵の他にも‥
宇治田原製茶場、学研ステイフル、和三盆、月桂冠などのコラボ商品やテキスタイルカバー、生活を彩る楽しいモノを沢山取り揃えております。
※塗二段弁当箱は近日net shop公開予定(SO-SU-U、ほほえみの2柄)只今店頭にて販売中。
※うたかたは店頭販売のみで御座います。
ポップで可愛いテキスタイルで我が家もどんどん進化中!
2016年も楽しみで仕方がありません!
//皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております\\
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昨年の2月末に「オラ東京さ行くだ」と、東京へ行ったは良いものの、何やかんやでSOU・SOUに出戻りさせていただく事となりました。
久しぶりに日記を書かせていただきます。
お久しぶりです。
企画室 生産担当 山本陽平です。
昨年はSOU・SOUから家出している期間中に、諸々ハプニングやらハプニング等が続き、
海外行ったり、有名人にあったり、痩せたり太ったり、病気になったり、、とジェットコースターのような1年を過ごしました。
そして色々あって、またSOU・SOUで働く事となりました。
(細かい事はいつか機会があれば書かせていただく・・・かも?)
出戻りではございますが、以前にも増してお客様へより良い商品をご提供できるよう精一杯励みますので、
今後とも宜しくお願い致します。
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お待たせいたしました!
臼井さんに依頼しておりました伊勢木綿20/20 SOU・SOUオリジナルデザイン反物が上がってまいりました。
原画と、それを元に織られた反物を合わせてご紹介いたします。
まずは
「八筋格子(やすじごうし)」
●原画●

●反物●

優しい亜麻色と濃紺
仕立て上がりは、縦筋と八本の横筋が交わったところが大きな格子のように見え、シンプルながらも意外と大胆な雰囲気。
小物合わせを想像するだけで楽しいです。
続きまして
「染流し縞(そめながしじま)」
●原画●

●反物●

片端の挿し色がピリッと効いている、粋な反物です。
そして
大胆な格子が眩しい
「宇治橋格子(うじばしごうし)」
●原画●

●反物●
縦糸と横糸の出会いで、原図案とは少し趣が異なるのが先染めのおもしろいところ♡
図案の牡丹色の他に、花緑青(はなろくしょう)と杢墨(もくずみ)の2色を作りました。
最後に
「祇園白川(ぎおんしらかわ)」
●原画●

初めてこの図案を見られた臼井さんは
「これはちょっとなー。。。」と難色を示されていましたが
●反物●

水の動きが表現されています。
さすがは臼井さん!
現在、着衣と青山店にて販売中でございます。
(ネットショップは春頃に発売予定!)
私は色々迷いましたが、宇治橋格子の花緑青に決めました。


春支度にいかがでしょうか??
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皆様、NET限定企画の「和菓子の贈り物」のページはご覧いただいておりますでしょうか。
「和菓子になったテキスタイルデザイン」でお馴染み、享和3年(1803年)創業の『亀屋良長』と、インドネシアの最高品質カカオ豆にこだわった人気ショコラティエの『Dari K』とのコラボレート商品である「焼きカカオ」や「カカオ豆羊羹」、和三盆糖とSO-SU-U柄のメッセージカードや、ポチ袋とセットにした「久寿玉(くすだま)」と「宝ほち袋」もご好評いただいておりますが、『Satomi Fujita by KAMEYA YOSHINAGA』として亀屋良長のプロデュースのもと、藤田怜美(ふじたさとみ)さんが創作された「たねあわせ」と「chocolat chaud 笑」も外せないところです。
そんなパリの2ツ星レストランのシェフパティシエとして活躍されていた藤田さんのデセール(コース料理の後に提供される皿盛りのデサート)やランチも味わうことができる『kashiya』にお邪魔してまいりました。

平安神宮から西へ数分ほど歩いた所に、古民家をリノベートされたお店があります。

窓際のガラス鉢から、有松鳴海絞の手ぬぐいの上でメダカがお出迎えしてくれました。

イチゴが大好きな僕は「ICHIGOのケーキ」とコーヒーを注文し、スタッフの方に色々とお話を伺っている間に、ご用意していただいたのがコチラ。

語彙が豊富ではないので形容する言葉が思い浮かびませんが、食べて形を崩してしまうのがもったいないくらい美しく、独創的なデセールは、食べる前に写真を撮りまくる女子(男子も)の気持ちがよく分かるような作品でした。

イチゴを最後に残しつつ、あっという間にいただきました。
いつも6種類ほどをご用意されているそうで、何が用意されているかは行ってみてのお楽しみ。

ロールケーキはお持ち帰りもでき、「みかんとクリームチーズのロールケーキ」を自宅でも美味しく頂戴しました。
そんな藤田さんの創作された商品なら、誰にでも喜んでもらえること間違いなし!
僕は、茶道教室の先生である堀内先生に「たねあわせ」を、日頃の感謝を込めてお贈りしました。

いつも着物姿の素敵な先生、これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします!

もちろん、「焼きカカオ」と「カカオ豆羊羹」もオススメです。

「和菓子の贈り物」企画は2月9日13時までの期間限定販売となり、終了まであとわずか…。
気になる男子に思いを伝えたい女子も、日頃の感謝の気持ちを形にしたい男子も、毎日がんばっている自分へのご褒美にしたい皆様も、この機会に是非ご検討くださいませ。
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恥ずかしながら、勤続12年にして初めて皆勤賞を頂きましたヤテラです。
幼稚園以来ではないでしょうか。
今年も気を引き締めて仕事に励んでまいります!
早いもので、新年を迎えたかと思えばもう2月が始まりました。
さて、今年もご好評頂いておりますSOU・SOUのテキスタイルデザイン。
今年より少しずつですが、HPでの紹介ページをリニューアルしております。
お気付き頂けましたでしょうか。
海外の方々にもSOU・SOUのテキスタイルをより楽しんでいただけるように、日本語に加えて、英語・フランス語・中国語の翻訳を載せております。
ちなみに、英語・中国語はスタッフのショウショウが担当。
今年のデザインテーマは『日本の意匠』。
SOU・SOUならではのポップなデザインで表現しています。
ネットショップのトップページ下図の部分から、過去の分もあわせてご覧いただけます。
■PC
■スマホ
ぜひご覧ください。
・・・おまけ・・・
2月3日、節分。
矢寺家にも小さな鬼が現れました。
(´-`).。oO かわいいお絵かき鬼さんでちゅね♪
今年もたくさん福がやってきますように!
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昨日は節分でした。SOU・SOUの節分で豆まきや初夢をみて頂けましたでしょうか?
お家で豆まきをする前に、京都の節分祭、祇園四花街による舞踊奉納を見たく八坂神社へ行ってきました。
物凄い人混みでしたので落ち着いてから本殿でお参りし、福豆を購入しました。
福豆には福引券がついています。
くじを引いて、景品と交換です。
ドキドキ。。。中身は、色合いも華やかな京麩が当たりました。
本日から立春です!
二十四節気の最初の節気で、旧暦では新しい年の始まりです。
無病息災・家内安全で良き一年を過ごせるよう、希望の春を迎えたいものです。
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『御朱印集め』や『御朱印ガール』などなど身近になりつつある御朱印。
私も以前は集印するべく朱印帳を買っておりました。
が、肝心なときに持っておらず、だんだんと遠のく御朱印。。。
そんな私でしたが、心躍らされる御朱印帳と出会いました。
岩倉『実相院』のものです。
実相院の寺紋である『実相院菊』をもとに脇阪さんが描かれたテキスタイル。
大小様々に描かれたカラフルな菊がとっっっっっても可愛い。
『雲間と鳥獣戯画』の御朱印帳と同じ和綴じのものになります。
そして実相院の御朱印がこちら。
神仏(実相院でいう不動明王)を一文字で表す瓦文字で書かれた「カン」の文字。
この一つの文字の力強さに一気に心惹かれました。
そしてまた再び私の御朱印熱が上がることとなりました。
2016年の年も明けてぶらり伊勢神宮に。
外宮から内宮へ。
正宮やその他も一つ一つ回り、それぞれで御朱印を頂きました。
伊勢神宮も行列ができているほど御朱印を求め並んでいました。
お寺用と神社用を別にしようと思ってすっかり忘れてしまっていた、まだまだ初心者の私。
御朱印は御札などと同じようにとても貴重なものですので
いただく度に心引き締まる良い機会です。
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平成28年のSOU・SOUのテキスタイルテーマは「日本の意匠」
1月は風神雷神、2月は花札と日本人なら見たことあるある!という柄が手ぬぐいや和菓子にと次々に変身しております。次はどんな日本の柄が飛び出してくるのやら…今から密かに楽しみにしている所存でございます。
さてさて、せっかく日本に住んでございますのでニッポンのいいとこ色々見たい!知りたい!ということで、京都では雪が降り積もった1月某日、それを逃れるかのように奈良へ旅立ったのでありました。
京都駅から近鉄線を乗り継いで辿り着きましたのは奈良駅。せんとくんがどどんっとお出迎え。いっしょに写真撮ろうよ!とゆうてはるので仕方なく一枚、ノリノリで。
駅を降りると早速鹿!鹿!鹿!のパラダイスでございました。鹿せんべいなしではなかなか振り向いてくれない鹿さんたちですが負けずに追いかけ回します。信号無視する鹿に、鹿を無視する福田&中西コンビ。角きりされちゃった鹿の角が気になって観察。人害防止のため、長く伸びた角は切られちゃうそうです。しかしこれも江戸時代から続く立派な行事。なんだか可哀想な気もしますが、仕方のなきこと。角が切られても愛くるしいので大丈夫!
さてさて、王道観光コースへと参ります。奈良の大仏さんを拝みに東大寺へ。恥ずかしながらも初東大寺!でございまして、まずはその広さに驚きを隠せず、体で表現!東!大!寺!
実は仏女な福田先生の解説の元、あうんの像がお出迎え。白飛びしちゃった先生と仏さんの右手の前で記念撮影。「恐れなくてよい」という意味が込められた施無畏の印だそうです。大仏さんの正式名は盧舎那仏!読み方するわからなかった私…るしゃなぶつ!いまならば読めます!(すべて当日に学習しました。)
大仏さんの鼻の穴と同じ大きさの柱にあいた四角い穴…ここを通れば無病息災のご利益ありということで、意を決して挑戦致しました。国内外観光客にぱしゃぱしゃと写真を撮られながらも無事通貫!これで本年も無病息災でございます。
新しい体験と知識を蓄える実りの多き遠足となりました。出不精な一面の強い私ですが、本年は日本各地、いろいろな風景を見たいと思う今日このごろでございます。
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前回ご紹介致しました、こちらの手づくりよだれかけ。
生まれて間もない大和田家の長男へ。
なんとも可愛らしいお姿です。
わらべぎモデルでお馴染みのしまちゃんも登場です!お姉ちゃんになりましたね。
新しい仲間が増えて、今年はいろいろな仲間がもっと増えそうな予感、、、、、
楽しみな一年です。
さて、現在染めおりでは店頭限定・数量限定の理由ありセールを開催中でございます。
残り僅か!こちらのレア生地もセール致しております。
早い者勝ちです。是非!
皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。
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先日ご紹介いたしました【染めおり倶楽部~くびまき巻き方編~】皆様ご覧いただけましたでしょうか。
巻き方を会得して、いざコーディネート!
ですが、これが毎回悩みどころでございます・・・。
頭の中でコーディネートを組み立てるのが苦手な私。
記録がてらその日のコーディネートや、柄をこう組み合わせたらかわいいかなー、という落書きを残したりしています。
今回は、私がくびまきを選ぶ際に気をつけていることなど、写真を交えながらご紹介いたします。
ご参考いただければ、幸いでございます。
■くびまき×無地
まずはなんといってもくびまきが映える無地コーデ。
比較的柄の相性は気にせず、好きな柄が巻けるので私はもっぱら上着は無地が多いです。
くびまきの中に入っている色と衣類の色を合わせると、まとまりやすくなります。
ちらりと覗く足袋下や、地下足袋と柄を合わせても可愛いですね。
とは言え、やはりSOU・SOUの醍醐味はかわいいテキスタイルの衣類!
柄物と合わせる時の私なりのポイントをご紹介致します。
■くびまき×大柄
まずは大柄の衣類と。
大柄は比較的どんな柄とも合わせやすいですが、私は衣類とのバランスを考えてくびまきは細かい柄を合わせることが多いです。
■くびまき×小柄
続きましては小柄の衣類。
細かい柄を持ってくると顔周りがごちゃごちゃしてしまうので、単色ものや大きな柄を合わせるのがおすすめです。
私、古川は無地コーデでくびまきを主役に。
一見派手に見える風雅ですが、たくさんの色が入っているので、実はどんな衣類とも相性のいい柄です。
突然カメラを向けてもばっちり笑顔の山田さん。
さすが傾き者、オール柄コーデも上手くまとまっています!
いかがでしたでしょうか。
「着衣や傾衣は着るけど、くびまきは巻いたことはない・・」という方も、
「衣類は勇気がいるけど、くびまきなら・・・」という方もこの機会にぜひ!
お気に入りの1枚を見つけてみてください。
\縞文も絶賛プレゼント中!/
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今回は、「サイズ感」と同様にお客様からよくお伺いするお悩み
『柄と柄ってどう合わせたらいいかわからない・・』
に注目!
沢山のテキスタイルからなるSOU・SOUのアイテムたち。
無地も勿論素敵ですが、「折角SOU・SOUで選ぶなら柄入りのほうがいい!」というお声も良く耳に致します。
しかし、柄ばかりになっても、殊に服においては、上下の柄の兼ね合いに頭を悩ませるところ。。
先日の駄話でも取り上げられたこちらのブログをご参照されても勿論宜しいかと存じますが、
なんせスタッフの柄合わせ実情も知りたいと思う今日このごろ。
そんなわけで、今回はスタッフのリアルコーディネートから、柄×柄の組み合わせ例を
いくつかご紹介したいと思います。どうぞご笑覧くださりませ。
■小物で利かせる柄遊び 【staff:李 瀟瀟】
開店準備中の瀟瀟をキャッチ。
「モスリン 小袖羽織 長丈/大滝」の大胆な大柄に合わせて、衿元には「手ぬぐい/弥栄」を装着。
黒ベースの手ぬぐいで違和感なくメインの羽織に溶け込ませつつ、しかし衿元をよぉく見ると、鶴などのお目出度い模様がチラリ・・と、遊びも利かせております。
これぞ着脱簡単・柄選びも豊富な、半襟風手ぬぐい柄合わせ術!
■落ち着いた柄同士であれば柄×柄コーディネートも怖くない 【staff:中西 優】
ご覧の「モスリン 四角衣/石けり」と「フラノ 富士/杢灰×ふくれ織り」のように
無地部分の多い落ち着いた柄同士の組み合わせなら、
柄×柄コーディネート初心者の方でも挑戦していただきやすいのでは?
いずれは中西のように、むん、と胸を張れるはずです。
■柄と柄を無地でつなぐ 【staff:増本 一十三】
個人的に日々の柄×柄コーディネートを記録しておきたいくらいの「柄合わせの名手(と、勝手に命名)」、増本お母さん。
そんな増本の常套手段がこちらの「無地架け橋方式(勝手に命名)」。
つまりは柄×柄の間に無地アイテムを挟むことで、柄同士の架け橋役を担うようなイメージでご理解いただければ幸いです。
今回はインナーの「衿巻ジバン/風雅(着用柄は完売御礼)」と「琴浦 広形もんぺ/すずしろ」の間を、無地の「カシミヤ 違い袖 巻衿/亜麻身頃」でつなぎ、はっきりした柄同士であっても違和感のない組み合わせに。
「むささび(綿)/山吹茶」といった、パッと目を引く色を持ってくるところも、増本さんらしい。
■念願のセットアップ 【staff:福田 麻由子】
さて、わたしといえば、上下同じ柄を使い、ずっとしてみたかったセットアップ風コーディネートをついに実践。
謎に満足げな表情を浮かべております。
この場合も増本と同様に「無地架け橋方式(勝手に命名)」で、「モスリン 小袖寛衣/明かり窓」と「モスリン 手柄寛衣下 片身替わり/濡羽色×明かり窓」を「らけい編み 莢/濡羽色」でつなぎ・・
うるさすぎない「明かり窓」セットアップにしたつもりですが、いかがでしょうか・・。
■傾衣もガラ☆ガラ
【staff:川勝 拓】
傾衣の男衆も負けてはおりません。
奇しくも背後のポスターとポーズがカブり気味の川勝は「モスリン 風靡 上/薄氷景色」に「モスリン 陣風靡/flying elephants 銀灰」をonで上に柄を持ってきた分、下は無地でバランスを取る。
黒地に黒プリントで絶妙な存在感を出すこちらの「薄氷景色」は、傾衣の柄×柄コーディネートには持って来いかもしれません。
【staff:徳治 達也】
ショップディレクターは「ジャカール もじり袖 短衣/薄氷景色」と「ジャカール 宮中裾 袷/桟 濃灰」の上下ガラ☆ガラで傾く!
モノトーンの対比と、「薄氷景色」と「桟」の対比が、ダブルで目を引きます。
表情については触れません。
とまあ、他にもご紹介したいのですが今回はこのくらいに・・
ご参考のひとつになれば幸いでございます!
組み合わせるごとに新たな発見に出逢える柄合わせの旅、まだまだ未知の領域がありそうです。
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平成28年の申年は「丙申(ひのえさる)」にあたるということをご存知でしょうか。
十干十二支は全部で組み合わせが60種類あるので、60年でひとまわり。
60歳を「還暦」というのは、このことが元になっています。
さて、この60年に一度の「丙申」、いったいどんな年なのか調べてみると・・・
・物事の形が明らかになり、固まっていく年
・病や悩み事などが「さる」年
・これまでの頑張りが形になって評価される年
などなど、前向きなことがいろいろ書かれていて「なんだかとっても良い年なのかも!」と明るい気持ちになれます。
そして、もう一つ話題になっているのが「申年に赤いものを身につける(取り入れる)と縁起がいい」ということ。
特に下着メーカーがこの流れに乗った商品を展開していますが、下着のみならず様々な「赤い商品」が発売されているようです。(参考資料:毎日新聞ニュース)
もちろん、SOU・SOUにもいろいろな「赤いアイテム」があります。
深緋(こきひ)、緋色、猩々緋(しょうじょうひ)、京緋色、紅色、紅赤、濃紅(こいくれない)、艶紅(つやべに)、小豆色、臙脂色(えんじいろ)・・・
「赤」を様々な色名で表現しているのもSOU・SOUならでは。
netshopのこの欄(赤い丸をつけているところ)に上記の色名を入力していただくと、その色を使った商品が絞られて表示されますので、是非ご活用ください。
60年に一度の申年に赤い色のアイテムを取り入れて、運気UPを!!(と思い込むのが大事ですよね。。。)
■追記:スマホ版からの入力検索方法
1 ) netshopトップページ(https://www.sousou.co.jp/)上部に表示されるmenuバーをタップ
2 ) よくある質問下の検索バーに検索したいキーワードを入力
3 ) 『検索』ボタンをタップして頂きますと商品が表示されます。
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着衣の庭 - kikoromo gardens -
着衣玄関脇に打たれた、幅 25cm × 奥行 5m の犬走。枝垂桜が葉を落とす、冬の時期。
この狭い空間に緑を挿入し、露地を歩みよる様なワクワク感を花遊小路で表現。



- planning -
1. ラフスケッチ
2. 5mの鉢設計 長いので3分割の作成指示。
3. 着衣玄関脇の鉢 模型
・当初は鉢高さを 20cmで設計 → 10cmに変更。
・素材は檜、傾衣・在釜同様エッジを効かせた仕様。

実寸大の鉢と掌の比較。ほとんど土、入っていません。笑
- plans plan -
1.wood

※上段から(左→右へ順に)
・シマトネリコ Fraxinus griffithii(常緑高木)5〜6月に小さな花を多数つける。
・ニシキギ Euonymus alatus(落葉低木)紅葉が見事で世界三大紅葉樹の一つ。
・ナンテン Nandina domestica(常緑低木)葉は生薬とし、解熱・鎮咳の作用がある。
・シラカシ Quercus myrsinifolia(常緑高木)樹皮の黒さから「くろかし」という名も。
・ヤマボウシ Cornus kousa(常緑高木)落葉高木が一般的ですが、常緑ヤマボウシを植えています。
・イロハモミジ Acer palmatum(落葉高木)世界三大紅葉樹の一つ。あと一つは、ここにありませんが、「スズランノキ」とされます。
2.grass(ground cover plants)

・リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus (常緑多年草) 夏に小さな花が咲き、青い実をつける。
・ヒメススキ Miscanthus sinensis(多年生草本)夏から秋にかけて、花穂をつける。
・セキショウ Acorus gramineus(多年生草本)根茎は薬草とし、神経痛や通風の効能をもつ。
・ツワブキ Farfugium tussilagineum(常緑多年草)花言葉は、「困難に負けない」
・トクサ Equisetum hyemale 茎のザラザラを、研磨として用いられる。
・シダ Pteridium aquilinum シダ植物の中の、ワラビにあたる植物。

枝垂桜が花開き、さまざまな種が息吹く春。
これから緑豊かになるSOU・ SOUが、いまから待ち遠しい。
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年始めは今年もお参り三昧からでした。
恒例の吉野参り。
蔵王堂(国宝)の堂々とした赴き、何度見ても惚れ惚れいたします。
昨年は雪で苦戦した450段。
今年は暖かかったのと、娘も自力で昇り降りしてくれ、大変助かりました。
こちらは京都の下鴨神社で頂いたもの。※賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は下鴨神社の正式名称です。
一見名刺のようですがお守りです。
名刺入れにひそかに忍ばせております。
今年もたくさんの良いご縁に恵まれますように。
東京に戻り、葛飾の葛西神社にもお参りしました。
帰りに寄った公園にて。
突然お砂場にてお日さまのパワーを浴び始めました。
公園遊びにももちろんおすすめのわらべぎです。
特にこちらのことうらひろなりもんぺ、着衣の広形もんぺにも使用しておりますが、
ハリのある丈夫な生地・琴浦(備前織)を使用しています。
お洗濯は洗濯機で可能なこともあり、多少のわんぱくは安心して見ていられます。
目標は、補助輪なしです!
元気にのびのび、今年も成長が楽しみです。
ただ今開催中の「SOU・SOUの節分」、もちろん青山店でもお配りしております!
スタッフ一同、皆さまのご来店待ちしております。※福豆は無くなり次第終了です。
ぜひ宝船入り絵葉書にて素敵な初夢をご覧くださいませ!
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