毎日更新!SOU・SOU読本
“大人の社会科見学 ?八幡染色編?/山田 充”
大人の社会科見学第3弾の今回は、地下足袋、高島縮、モスリン、風呂敷への「手捺染」で
SOU・SOUの土台を支えてくださっている、昭和初期から京都で続く八幡染色さんへと
伺わせて頂きました。
京都駅から徒歩15分ほど、「もう、そろそろかな?」と思っていたところ、
目に飛び込んできたこの窓枠。
良く見てみると、八幡染色の文字が!
素敵すぎます!
早速、工場の中を見学させて頂くことに。
現場に入って分かるのは、工場内の蒸し風呂のような熱気。
理由は、生地を貼付ける台に蒸気を入れて温度を上げないと、
染料が固まって薄いところの色がのらないからだと教えて頂きました。
これからの夏場にかけて目玉焼きが焼けるほどの高温に設定される時もあるそうで、
そんな灼熱の現場で染め上げられる生地を粗末に扱うことなんて、
とてもできないなと切に感じました。
この日は、風呂敷用の「絵具皿」と「 菊 大 」の染色とのこと。
まずは、真っ白な生地を職人さん3人1組となり、
シワの入らないように生地を伸ばしながら、台に貼付けていきます。
阿吽の呼吸で、流れるような動きに思わず見とれてしまいました。
新見が眺めているのは、事前に調合しておかれた何種類もの染料。
柄に応じて使う版の数も異なり、指示書と照らし合わせながら、
1色ごとに版を替え生地を染めていきます。
色が重なるに従って変わる雰囲気に、見学しているスタッフからは歓声も飛び交います。
使い終わった版は、巨大なマシーンで染料を洗い落とします。
生地の仕入れ先が変わったり、気温や湿度によって
前回の記録通りに調合しても全く色目が異なることもあるそうですが、
そこは熟年の勘を頼りに試行錯誤を繰り返しされるそうです。
版を替えながら繰り返し1色ずつ染められ、染料が乾いたらロール状に巻き取られます。
巻き取られる前の生地の様子は、迫力を感じさせられました。
約3時間に渡る工場見学の後、山口社長自ら京都の染色業界の歴史や
苦労話など様々なお話をお聞きすることができました。
大変貴重な体験で、有意義な時間を過ごすことができ、
より一層、ひとりでも多くの方に八幡染色さんで染上げられた
SOU・SOUの商品を知って頂きたい!という思いが強くなりました。
最後に八幡染色の山口社長と奥様、職人の皆様方、
お忙しい中、数々の質問にも丁寧に答えて頂き、
誠にありがとうございます。
これからも、何卒よろしくお願い申しあげます。
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“カラーミーショップ大賞/矢寺 和成”
5月17日(日)@秋葉原
にっぽんネットショップ祭りの会場で開催された
カラーミーショップ大賞の授賞式に若林と参加しました。
当日までは何賞を頂くかの前情報はなく、
開催されると決まってから?発表の1秒前まで、
「去年は運営賞、今年は何賞になるんだろう・・・」と、
ずーーーっと、のどに魚の骨がある感じでした。
「緊張してへんわ」って言って隣で緊張している若林。。。
飲んでいるペットボトルが震えてましたもん。。。
何はともあれ、結果は見事『大賞』!!
皆様、先日はご投票そして、いつもご愛顧頂きまして
誠にありがとうございます。
皆様から頂いた賞に恥じないように、
これからも楽しい企画を考えたいと思います。
と、いうことで・・・
さっそく昨日より『SOU・SOUの浴衣』ページを公開しております。
今年はスタッフみんなでスタジオを飛び出して
浴衣姿で京都をぶらっと。
バトミントンはまかせて♪
着衣店長 兼 スタイリスト 石田アスカ率いる
『チーム・御所』
強風にも負けないわ♥
企画主任 山本率いる
『鴨ガワーズ』
この日は社長ご馳走様です。
ショップマネージャー 徳治率いる
『クラブ・ポント』
みんなの笑顔をぜひご覧ください。
(´-`).。oO ロケ先で携帯電話壊れたな・・・
で、最後は八坂神社の奉納に参加したお獅子で!
もうすぐ京都の街には祇園囃子が流れます。
祇園祭りはすぐそこ!
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“雨季/宮脇 裕美”
梅雨入りし湿度が高い日が続きます。
小雨の日は外へお出掛けです。
氷を求めて北上しました。
庭を眺めながら宇治金時を美味しく頂き、
足元にある蚊取り線香のおかげで蚊に狙われず長居できました。
大雨の日は家で停滞です。
ゆったりと読書します。
お気に入りの文庫本には書衣を、
SOU・SOUの名物裂は、その日の気分で開くページを変えてワクワク感は増すばかりです。
梅雨前線の活動が活発になっているなか、
天気予報と睨めっこしながら休日を楽しみたいと思います。
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“浴衣で京都薪能/宮田 渚”
平安神宮へ薪能を観に行きました。
学生時代、日本伝統舞台の本に載っていた写真が幻想的でずっと見てみたかった舞台です。
この日は浴衣の下に長襦袢を着て、着物のように着ていきました。
帯はお太鼓にしたかったので、母の帯にしました。
浴衣/風雅
みかも焼下駄/風雅
ストレッチ足袋/つくも
風呂敷/暫 ・貫
平安神宮内に能舞台が建てられ、能舞台の周辺に篝火。
どんどん日が落ちていき、舞台が浮き出ていく感じが素敵でした。
能だけでなく、狂言も観れて良かったです。
店頭では色々なテキスタイルの反物・プレタ浴衣が揃っています。
また、近日netshop掲載予定でございます。
今年の夏は浴衣でお出かけはいかがでしょうか。
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“手蜘蛛絞り/溝川 祐美”
染めおり本間も行っていた有松絞り祭り。
絞り実践中の、こちらは有松の本間さん。
蜘蛛絞り歴80年の本間トメ子様。
耳はだいぶと遠そうでしたが手先はとても速く動いていました。さすがです。
実際に絞り体験が出来るようになっていましたので
今回手蜘蛛絞りの手ぬぐい作りをしてきました。
かぎ針に絞りの中心になる部分をひっかけて木綿糸を巻いていきます。
左手で糸と生地をおさえて、
右手チョキで回して、
小指でとる、
始めはロボットの様なぎこちなさでしたが慣れると楽しい…!
どんどん止まらなくなります。
最終形は何が何だか分からなくなりますが....
完成!
一緒にいった生産担当の中津は小さめを一心不乱に沢山。
私は大きめのインパクト攻めです。
ひとつひとつ違う仕上がりがなんとも愛らしいです。
最後は山車を引くお祭り男。
背中の絞り+地下足袋のかっこよさに2人でうっとり。
もうすぐ京都もあのお祭りの季節です。
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“梅雨の自由研究/豆越 夕夏”
おとなり江戸川さんの紫陽花も綺麗に咲き始め、
美しき梅雨が始まりました京都の水無月。
梅雨と呼ばれるようになった所以は諸説ございますが、
中国から「梅雨(ばいう)」として伝わり、ちょうど梅の実が熟す頃に降る雨なのでこのように呼ばれるようになったとか。
いまが食べ頃の梅、梅、梅。
しかーし!
「梅は食うとも核(さね)食うな、中に天神寝てござる」という諺があるように、生梅の種には毒があり、絶対食べたらいけません、ということらしいのです。
(300個ほど食べないと人体に影響は出ないらしいですが。)
ということで、大人の社会見学ならぬ
大人の自由研究?梅の実をおいしく頂くために?
まずは近所の商店街で梅を入手します。八百屋のおじさまおすすめの梅を購入。
今回は若い青梅と少し熟した梅に二種類です。
よく洗います。
水気をとって、ヘタを除きます。※小道具:手ぬぐい/南天
熱湯消毒し、よーく乾燥させた瓶に梅と氷砂糖を詰めます。
そしてホワイトリカーをなみなみそそいで…
(青梅はレモングラス入り!)
完成です!
自家製うめっしゅ!夫婦みたいになりました。
でも飲めるようになるには3ヶ月以上は漬けないといけないそうで…
これはこれは梅酒解禁パーティーをぜひともせねばと計画中です!
※おまけ※
そろそろ旬を迎える甘唐辛子もピクル酢に付けて瓶保存。
※友情手出演:茶ガール
親子みたいになりました。
梅酒解禁がたのしみでならない今日このごろ。
おいしくおいしくなりますよーに。
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“京都散策と母娘の月1の楽しみ/増本 一十三”
梅雨入り前の気候の良い時期に、
嵐山方面に散策に行きました。
朝8時頃に家を出て、早目の時間に向かったのは、竹林の小径。
まだ、人通りも少なく、風情ある景色の中を歩いているだけで、
不思議と気持ちが落ち着きました。
その日の私と娘のコーディネートは、3種類の花のテキスタイル重ねでした。
(私 「ひなたぼっこ」の薙刀長方形衣・「花がさね 夜露」の荒川風呂敷)
(娘 「ほほえみ」の長方形衣)
その後、足を伸ばして、源光庵へ。
静かな時間を過ごしました。
さて、4月から月1回ペースで、工作教室に通い始めた娘。
この日だけは、私と娘2人だけで過ごす時間でもあり、
娘にとっては、楽しいだけでなく、特別な日でもあるようです。
先日は自分で絵を描いたコップに、花を活け、
さらには、花束も作るということをしました。
家に帰った後は、花束の花もまとめて活けなおし、
主人が用意してくれた和菓子とお抹茶を美味しく頂きました。
そして、娘が選んだ花をスケッチしてみたり・・・
私も一緒に楽しんでいます。
工作教室にはエプロン持参とのことで、
保育園のクッキング用エプロン(生地は21番手平織の「風雅」)を持って行きましたが、
もっともっと、思う存分、絵の具などついてしまっても良いようにと、
新しく工作用スモックを作る予定です。
(まだ、作っていないため、イメージだけでもと、生地を羽織ってもらって撮ったもの。)
生地は、21番手平織の「すずしろ草」
真っ白な生地に、いろんな色をのせて
「すずしろ草」の表情が変わっていくのを想像するだけで、楽しみです。
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“有松絞祭りと半巾帯/本間 陽子”
初・有松絞祭りに参戦です。
写真ではのんびりとしたかんじですが、激混みでした。
山車まで登場です!
上に乗っているからくり人形が動き出すと、何とも言えないかわいさでした。
布袋車!
SOU・SOU×有松鳴海絞りの激レア浴衣が展示されていました。
(ボケてしまってすみません。)
張正さんの素晴らしい絞りのたれ幕に、
職人さんの絞りを間近で拝見する事が出来、
有松のアイドル、まり木綿の二人にも会えました!
帰ってきてからは何か作りたい衝動にかられ、
伊勢木綿20の計り売り(店舗限定)で半巾帯を作りました。
直線縫いでとっても簡単です。
こんな感じで合わせてみるのもどうかしら、とあれこれ考えるのも楽しいです。
浴衣は着衣2階にてお取り扱いしております。(ネットショップは近日公開予定)
今年はどんな浴衣にしようかな?
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“雨に唄えば/古川 帆南美”
いよいよ梅雨に突入ですね。
雨の休日、ぶらっと外へ繰り出してみました。
9:00 @ 三室戸寺
朝一で、紫陽花で有名な三室戸寺へ。
紫陽花といえば青や紫のイメージでしたが、色とりどりの紫陽花を目にすることができました。
雨の日を明るい気分にしてくれるSO-SU-U傘をお供に。
園内を見て回っていると、あちこちから「ハート形発見!」との声が。
確かによく見てみると、ハート形の紫陽花がちらほらと咲いています。
何かいいことがありそうです。
11:00 @ 美容院
くせ毛にとって1年で1番辛い梅雨の時期。
今年も髪をうねらせる余地もないほどばっさりいきました。
手ぬぐいをターバン代わりに巻くと、髪の広がりも少し抑えられそうです。
そして足を延ばして大好きな恵文社へ。
14:00 @ 恵文社
以前は自転車でびゅーんと毎週のように通っていたのですが、引っ越してからはずいぶんと遠くなってしまいました…。
ここにいると時間を忘れてしまいます。
今回の戦利品。
本を買うときだけはどうしても財布の紐がゆるんでしまいます。
買い物を済ませて、いざ帰路へ。
18:00 @ 自宅
雨の夜長は本を読んでのんびりして過ごしたいです。
本日のお供はチャイネスク村の女の子から借りた1冊。
ほとんどが図案のような本ですが、メモをとりつつじっくりと読み耽りました。
昔よりも、雨の日を楽しめるようになった気がします。
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“LIVE×SOU・SOU/福田 麻由子”
東京でも見頃を迎えている様子の花菖蒲、平安神宮でもこの通り。
思わず見とれる佇まい。
しっとりと静かに花を愛でる一方、
時は六月某日
昨年も大いに楽しんだ、とあるバンドのライブに向かいます。
この方たちと。
メンバー増員!
徳治夫妻と向かい合ってのランチ!
わらべぎモデルとしても大活躍中の、子ども達になった気分です・・
ちゃっかりしっかり、ビールでエネルギー注入!!!
ビール持ってるときが一番幸せそうと、よく言われます。
さて、腹ごしらえを済ませ、向かいましたるは大阪城ホール。
グッズを買うため、気合を入れて長蛇の列に並びます。
売り場も城ホールも遥か先・・陽射しがいい感じに照りつける午後。
ツアータオルもいいですが、手ぬぐいが日除けの役に立ちます。
軽くて小さくたためて肌触り抜群で・・と、メリットも数多。
2時間並んだ末(旦那様は途中離脱)、無事今回のツアータオルをゲット。
どん
タオルの持ち方にも個性が出ると、この日初めて判りました・・(間違い探し有リ)
ここでSOU・SOU夏の服?ライブver.?も、少しご紹介。
【左】徳治 達也:新作の「伊勢木綿 風靡上/清流」(近日net shop掲載予定)で見た目も涼やかに。
手ぬぐいと同じ生地なのでとっても軽いですし、ライブでも快適です!
【右】徳治 千夏:伊勢木綿に並ぶSOU・SOU夏の服といったらこれ!の高島縮。
吸湿速乾性に優れ、熱い会場内でもサラリと過ごせます。
「高島縮 長方形衣/絶景」の鮮やかな彩りで、アーティストの目を引き寄せる!
※※ちなみに、伊勢木綿や高島縮を使用した着衣の新作は
「SOU・SOU着衣 夏の服」第二弾にて、絶賛ご予約受付中でございます!
そして私は、ロックライブ仕様で真っ黒コーディネート。
・麻 阿弥羽織 宮中袖
・備前織 広形もんぺ はぎ丈(着用色は完売御礼→夏はこちらでどうぞ!)
・股付5枚足袋/金襴緞子 夜色
この阿弥羽織、net shopでは現在傾衣ページでの取り扱いですが、実は着衣店頭でも扱っております。
洋装かと思いきやこの衿元と袖・・というギャップが個人的にお気に入り。
ライブTシャツだけでも物足りないので会場内でも着ていましたが、飛び跳ねても、大声出しても、ヒヤッとする麻の感触で思った以上に快適に過ごせました。
そんなこんなで、今回もアリーナ前線でガッツリライブを満喫!充実の一日でした。
皆さまも、SOU・SOU流の和装でLIVE参戦なんていかがですか。
会場の内でも外でも、きっと目を引くことでしょう。
(実際、お声掛けくださった方もおられました)
和装でLIVEも、乙なもの・・かもしれません。
《off shot》
いや、寝過(以下略)・・
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“ドライブは、軽トラで!/平木 雄一朗”
5月某日。
大人の社会見学が流行る中、布袋店長荒木に誘われ、いざ。
今回(免許を取って)2回目。
どこからどうみても、農家のおばちゃん。自信満々です!
助手席のボクは、不安でいっぱいです。
1.2.大阪能勢町/秘湯 3.篠山/ろあん松田 おそば 4.篠山/集落 松田
丹波篠山をゆるりと満喫。
そして、今回の目的地は、オープンしたての中島大祥堂 丹波本店!
さすが布袋店長。着くやいなや、アイテムの陳列を確認。
抜かりなしです。
カフェも利用させて頂きました。
中島ブレンドとケーキをチョイス!とても美味でした。
ごちそうさまです。
所々に、設けてあるサインや模様。
みつけだすのも、たのしい◎
帰りみち、初の高速道路を体験し、満足気なご様子。
おかげ様で、寿命が3年くらい短くなりました。 ・・無事故で、何より。
突然の訪問にも関わらず、中島大祥堂 丹波本店の方々には大変お世話になりました。
改めて御礼申し上げます。 誠に有難う御座います。
丹波篠山、また行きます!!
\ たぶん軽トラで。 /
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“オフショットいろいろ/橋本 真紀”
本年度2冊目の本、只今絶賛製作中につき、その舞台裏を少しご紹介したいと思います。
台割(どのページに何を掲載するかを決める表)、撮影アイテム、モデル、ロケ日の調整・・・
本を一冊作るには、いろいろな下拵えが必要です。
これが出来ていないと後でエライ目に遭うので、ぬかり無きよう進めていきました。
今回はあるお店のご好意により、とても素敵な町家をロケーションに使わせていただくことに。
モデルはもちろんオールSOU・SOUスタッフです。
モデルのみならず“床山”までこなしてしまう企画主任の山本。
武家屋敷の廊下で佇む侍のようなカッツー。
今回の本を企画してくださったライターの大石さんにポージングの指南を受けています。
お点前ハッシー、キリッと登場。
スタイリングもしっかりチェックしてくださる大石さん。
女優バリにレフ板の光を浴びる染織倶楽部の本間。
稲垣家は家族総出でロケに参加。(でも主役は長女)
先日めでたく誕生した次女は、この時まだお母さんのお腹の中。
とある御宅の軒先をお借りして撮影。社長もちょいちょい登場しています。
おなじみ徳治三きょうだい。ちゃんとお父さんの言うこと聞いています。
下鴨神社にて。朝のピカピカな日差しがとてもキレイでした。
ロケ中ご婦人に声をかけられ、写真を撮られる社長。
糺の森の桜の下で。今阪の美白が映えました。
絶好のお花見日和、鴨川にて。自転車に乗る傾き者を撮影しています。(写真右端)
大石さんに小学校生活のあれこれを話すはつねちゃん。
自然な空気感を切り撮ってくださる写真家のショージさん。
ロフトから俯瞰で撮影。またまた社長自らモデルとして登場です。
最後は企画主任の山本 VS 社長。
なんでこんな風に睨み合っている(?)のかは、誌面にてご確認ください。
SOU・SOUのアイテムを通して、日本のおしゃれにちょっと親しみをもって頂こうというのが今回の本のテーマ。
ブランドムック本や、先日発売された『名物裂』の本とはまたひと味違った内容です。
7月下旬発売に向けて、ラストスパートがんばります!
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“初夏の山本亭/大澤 祐子”
早くも真夏のような日差しの日、ご近所の柴又散策をかねて、山本亭を訪れました。
山本亭とは江戸川沿いに大正時代に建てられた事業家の住居で、登録有形文化財として保存されている建造物です。
書院作りに西洋建築を取り入れた和洋折衷の建築が特徴で、内部は見学することができます。
こちらは「なんかむしがいる!」の図。
いつのまにやら、私にもましてSOU・SOUのテキスタイルにあふれている二人です。
この日は久留米絣のもんぺに高島縮薙ジバン。
どちらも大好きな着衣アイテムです。
特にこの薙ジバン、暑い時期には一枚で、お袖は日よけにもなり涼しく、
秋から春には中着として年中使えるかなりの優れものです。
ぜひ一枚いかがでしょうか。(ただ今売り切れ中のものもございます)
内装もさることながらお庭がとてもきれいでした。
取り囲む高い木々のおかげで森の気配がします。
花菖蒲。
お庭を見ながら冷茶を頂き、ゆっくりする事ができました。
二人は「しゃしんどうやってとるの?」の図。
玄関には人力車。
こちらは娘がスマホで撮りました。
空を撮ったそうですが、なかなかの腕前で驚きました。
(大澤)
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“大人の社会見学 ?岡田縫工所編?/新見 奈々”
SOU・SOUの衣類をひっくり返してみると現れるおなじみのタグ。刺繍で施された白い文字がビシッと輝きます。
SOU・SOUの「MADE IN JAPAN」を支えてくださっている岡田縫工所さんです。
いったい、どんなふうにSOU・SOU衣類は作られているのだろう…。
ということで
5月某日、SOU・SOU衣類が作られている現場へお邪魔させて頂きました。
この日を楽しみにしていたSOU・SOUスタッフは集合場所に着いた時点で既にニコニコです。
岡田縫工所さんは京都で50年以上にわたって縫製業をされている工場さんで、ご家族で営んでいらっしゃいます。
SOU・SOU衣類の多くを岡田縫工所さんが縫製をして下さっています。
生地の裁断を担当されているご主人から、お話を伺いました。
「いかにミスを少なくして、縫製する人にスムーズに分かりやすく繋げられるか」ということが生地を裁断される上での大事なことだそうです。
裁断機での生地カットも拝見させていただきました。
直線的なところは機械、カーブの箇所はハサミでカットされるそうで
SOU・SOU衣類独特の絶妙で美しいシルエットは、こうした細やかな使い分けがあってこそのものなのだと納得いたしました。
写真左に写る、美しい奥様からもお話をお伺いしました。生地の手配などは奥様がされています。
見学を終えた後に案内していただいた場所はまさに天国…!
岡田さん邸の青々としたテラスで昼食をいただきました。5月の晴天の下、贅沢なひとときでした。SOU・SOUスタッフの表情から幸せ感が溢れております。
「人生は波乗り」
サーフィンがご趣味のご主人が仰ったセリフが印象的でした。こんなかっこいいことをサラリと言えるような大人になりたいものです。
ご夫婦ともにおしゃれで、若々しさに溢れており、その理由が垣間見えた瞬間でもありました。
岡田縫工所様
この度は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。これからも何卒よろしくお願いいたします。
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“親子でおそろい/西永 恵子”
ちょっと恥ずかしいかなと思いながら・・・
でもやってみたかった子どもとのペアルック。
まずは初級編の足袋下おそろ
■子・たびした×親・足袋下
これなら誰でも楽しめます☆
出産祝いに家族みんなでおそろい足袋下プレゼントもオススメです!
今の季節はこの組み合わせが一番
■子・じんべい×親・くびまき
夏はやっぱりいせもめんこどもじんべいを着せてあげたいです!
親はくびまきで日除けと汗取り、時に冷房対策。本当に手放せません!
ちょっとひねり技で
■子・じんべい×親・風呂敷
おそろいにできるのは服や足袋下だけではありません!
柄はまったくのおそろいではありませんがどちらも色が私好み・・・
さて、いよいよばっちりおそろ編
■子・しかくい×親・袖なしジバン
最近大好きな柄「大雪」
そりゃぁ子にも着せたいし私も着たくて・・・
どちらも譲れないと、結果おそろいになっちゃいます。
最後はおまけ
■子・きんたろう(パンツのみ)×親・ステテコ(以前のユニクロコラボ商品)
休日の部屋着です。
朝5時から起きているちっちゃい巨人と
昼頃起きてきた大きな子どものツーショット。
・ ・ ・
最後の最後に、袋とじもお楽しみください。
こんな独りおそろ
■トランクス/菊づくし on ステテコ/菊づくし
(どちらも以前のユニクロコラボ商品)
現在SOU・SOU?WACOAL MENからステテコや下着も販売中です。
よろしければそちらもどうぞ。
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“京都と言えば/西牧 知恵”
初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
京都と言えば、で必ずでてくるであろう清水寺へ友人と行って参りました。
清水寺へは高校での修学旅行から5回は訪れています。
観光名所だけありいつもたくさんの人で賑わっています。
拝観料を支払うといただける券があるのですが、
桃色と水色の配色がなんとも可愛らしいのです。
中へ入り進むとすぐに清水の舞台が現れます。
この日はちょっと霧がかっていて幻想的な雰囲気でした。
清水の舞台からの景色は、
見渡す限り 緑 緑 緑 でした。
青々とした緑が広がる景色に胸いっぱいに深呼吸したくなります。
そして、清水寺へ訪れた本来の目的は
えんむすびの神様で有名な地主神社です。
日に日につのる結婚願望が抑えきれなくなっていると語る友人たっての希望でした。
柄杓は迷う事無く良縁を手に取り
二人していつもより長めに手を合わせました。
久しぶりに旅行気分を楽しみました。
ゴールデンウィークを過ぎ、梅雨入り前の今こそ
京都をゆったりと楽しめる時期ではないかと思います。
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“晴耕雨読/長沼 ふみ”
京都は梅雨入りです。
眩しくない曇りや雨の日は
おだやかで好きです。
家で装備を整え、
「名物裂」をすみずみまで読みます。
まずは、好きな「だんだん」を探して
おなじみのものから初めて知る柄もありました。
目次のページにいるトリたちが何とも言えません。
テキスタイルデザインに添えられた言葉は
脇阪さんのお話を聞いているような感覚です。
「縞模様」、「天のしずく」、「たまご」、、、
予想外の物もあり、感動もありで
ページをめくるごとに元気になれます。
SOU・SOUでお求めいただけますと
メッセージ入り絵葉書が2枚ついてきます。
こちらもかわいらしいです。
今日もまた新しい絵がひとつ、
次はどんなテキスタイルデザインに出会えるかわくわくします。
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“おめでとうとありがとう/中西 優”
皆様もう聞かれましたでしょうか?
SOU・SOUがお送りする誕生日のわらべうた。
ポップで耳に残るメロディーです。
これを聞いていると、誕生日っていいなぁという気持ちになります。
実は先日、25回目の誕生日を迎えました。
無事にここまで生きてこられたのも一重に皆様のおかげです。
感謝、感謝の一日です。
誕生日会恒例の荒木店長お手製の冠。
こんな感じです。
素敵すぎます。
茶碗も茶筅もニコニコです。
嬉しいやら申し訳ないやら。
戴いたプレゼントはどれも素敵なものばかり。
茶係ハッシーからは素敵な…
素敵な…土偶?
キョトン。
ガチャガチャでゲットしたという中空土偶(国宝)を戴きました。
さすが弥生顔。時代が違います。
何はともあれ、
産んでくれたこと、育ててくれたこと
いろんなことに感謝する日でした。
もうすぐ父の日。
日頃の感謝、伝えられてみるのはいかがでしょう。
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“絣(かすり)/中津 さくら”
ずん
ずずん
太郎さーーーん!!
大阪の万博公園に行ってまいりました
夏の日差しの中、
新調した帯もんぺの久留米絣ちゃんと、
お気に入りの「月と星」あさぶらで涼やかに向かった先は...
大阪日本民芸館「絣の美!」展
約100点の絣と、その作成工程の映像を見てきました。
柄をデザインして、縦糸と横糸の配分を決めて、糸の縮み計算して、下絵して、種糸作って、糸の不純物取って、晒しして、のりづけして、防染の括りして、染めて絞って染めて絞って染め、、、
知識不足の私では説明しきれませんが、
柄起こしから整反まで、本当に気の遠くなる工程と緻密さでした。
(凝縮した説明映像でさえ1時間もの!)
開発した人、作る人、受け継いできた人の気持ちを想像しつつ、
その全部のおかげでの、今私が履いてる帯もんぺー!!
と思うと本当にくらくらしました。
起源を知ることは本当におもしろいですね。
ほんま知らんことばっかやなぁと思った休日でした。
ぜひ!絣を履いてどうぞ!
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“大人の社会科見学 番外編/中岡 正希”
高砂産業さんへの工場見学。
5/24のSOU・SOU日記では、
地下足袋が出来るまでの工程を中心にご紹介させて頂きました。
引き続き今回は番外編として、
もう少しお付き合い頂ければと存じます。
京都・大阪・滋賀と、
一緒に行ったスタッフの住まいはバラバラでしたので、
同じ電車にそれぞれの最寄り駅から乗車し、
車内で落ち合う段取りでスタートです。
電車に乗ってみると思いのほか乗車率は高く、
身動きとれずに一人ぼっちだった私に声を掛けてくれたのが
こちらのスタッフでした。
佐藤メンディ。
高砂産業さんに着くと、
加古会長が貴重なお話をして下さいました。
スタッフそれぞれの名前と出身地を書き留めて下さってます。
拝聴するスタッフ。
工場の方では会長の奥様が現役で作業なさっており、
若輩者の私の背筋がシャンと。
その後にはお昼ご飯もご馳走になってしまいました。
スタッフ皆、初めて食べた“かつめし”
美味しく頂きました。
生産担当の今阪は、
ここぞとばかりに生地の写真を撮ったり、、、
何やら高砂産業の森本さんと
打ち合わせを始めたり、、、
どうやら新作が発売されるよう、
乞うご期待です!
見学の後は噂の白鷺城からの?っ!
麦酒締めっ!
加古会長、森本さん及び社員の方々には大変お世話になりました。
改めて御礼申し上げます。
誠に有難う御座います。
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