毎日更新!SOU・SOU読本
「今日はSOU・SOUで買い物!でもちょっと寒くなってきてトイレに、、SOU・SOU着衣で聞いてみよ」
<SOU・SOU 着衣>
「すみません、お手洗い貸して頂けますか?」
「いらっしゃいませ、御手洗はお二階にございます。階段が急なのでお気をつけください。」
「確かに急な階段ね(笑)、二階に上がって、、」
「上がって右に、、」
「へぇー二階ってこんな感じなんだ。あの奥の扉がトイレね。よく見ると上にカハヤって書いてる!」
「はぁー、スッキリ!」
またある日のこと、、
「着衣の御手洗が使用中で、傾衣にもあるって聞いたから行ってみよー」
<SOU・SOU傾衣>
「なんだか妖しい雰囲気漂ってるけど、、す、すみませーん、御手洗貸して頂けます?」
「いらっしゃいませ、御手洗はこちらです。どうぞーっ」
店員「木の扉を押して頂くと開きますのでー」
「なんか豹柄着てるからおどろいちゃったけど、人は優しそうで良かったぁ」
「はぁー、スッキリ!」
番外編
「SOU・SOUわらべぎには子供用の御手洗もございます。」
という訳で、SOU・SOUには着衣と傾衣に御手洗がございますので、
お気軽にスタッフまでお声掛けください。
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個人的に今年の秋冬イチオシの「ちがいそでひふ かたあげ」。
肩上げがしてあったり、袖が切り替えてあったりと可愛さ満点のわらべぎ流トレーナーです。
ネットショップの画像通りに我が家の子供達に振り分けました。すべてLサイズ。
今朝の通学前。
■4年生 138cm 体重??(本日体重測定、神様に増えていないことをお願いしていました。
お父さんいわく、俺と胴回りがあんまり変わらへん。らしい。)
■ほしざくらうんさい ひろなりもんぺ/まっくろ XL
■先丸地下足袋/炭染 22cm
■阿弥 袖頭巾/臙脂色(私と兼用)
紺、黒、グレーが好きな長女らしい組み合わせ。
どれも学校には持って来いの動きやすさです。汚れも気にならない。
地下足袋を買ってまだ日が浅いのに、キツイと言い出してピンチです。
■2年生 129cm
■コール天 みかん/こんいろ L
■がらぱっち/ぜっけい L
■ボアぼうし/てんじくぼたん L
カラフルさを必ずどこかに取り入れる次女。
長女よりも汚さないので薄い色のトップスでも安心です。
■5歳児 114cm
■いせもめん こどもんぺ あわせ/せいりゅう L
■こどもじかたび/さしこ あか 18cm
止まる事を知らない長男。常にお腹を出しているので、この長めの丈が安心です。
大事に着せたいのにちょっとした時でもタンスから引っ張りだしてきて勿体無いやら嬉しいやら。
毎日、どれかしらの色を洗濯している気がします。
生地がとてもしっかりしているので型崩れの心配もありません。
まだ在庫はございますので、皆様もいかがですか?
12月に入って色めき立っている子どもたち。
長女よ、我が家にサンタは本当に来るのかい?
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少し前に連休を頂き花火師の友達がいる東北山形に行って参りました。
息子が産まれてから初めての家族旅行でした。
着いて早々、最上川下り。
熱燗を頂きながら。
ほとんど生憎の雨予報でしたが、一日目は曇りでギリギリ乗り切りました。
その後は、ガッツリ雨が降りましたが所々明かりが差し込む時間もあり、その様子は東京には無い凄く洗礼された綺麗な時間でした。
移動中の空の様子。
パッと振り返ると堂々とした酒蔵の楯野川。
幻想の森。
銀座に本店を構える大松屋。
こっちが本店じゃないの?と思ってしまうほどの店構え。
めちゃくちゃうまいお蕎麦を頂き。
酒田につくと映画「おくりびと」の撮影場所にも使われていた所を覗いて。
山居倉庫。
山居倉庫の隣にある歴史資料館にびっくりすることがありました。
何と当時は米五俵を担ぐ女性がいたという事にこの旅一番のビックリが出ました。
やはりここでも地下足袋を履いていらっしゃいます。
三泊四日を凝縮しましたが有意義な時間を過ごせました。
まだまだ息子にとっては、環境の変化や移動が辛いという思い出しかないかもしれませんが色々な経験を
どんどん一緒にしていきたいと思いました。
おまけに小宮和子の誕生日会の様子をお届けしてさようならとします。
今年も残すところあと一か月となりました。
気合入れて何事もなく過ごしましょう。
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はじめまして!
私、10月よりSOU・SOU企画室の一員となりました
寺川沙智衣(てらかわさちえ)と申します。
名前に”衣”とついているところに偶然ながらSOU・SOUらしさを感じています。
出身は兵庫県。
カニが美味しいところからやってきました。
お仕事は、主に印刷物を担当しております。(POP、DMなど)
企画室長の橋本さんの下で、こつこつ新しい仕事を覚えている最中です。
本日で11月も終わりということで、明日から12月!いつの間にやら年末です。
年末といえば、年賀状ですね。
一足早く、年賀状用のはんこ作りワークショップに行って参りましたので、
初日記は年賀状のことを。
紙の種類を見ながら、どんな年賀状にするかイメージを膨らませます。
名物裂を参考に。
大好きな柄で、自分用の年賀状もSOU・SOUらしくしたいと思っています!
普段、パソコン上でデジタルな作業しかしていないので、たまにはアナログなものを。。ということで、
手描きで、はんこにしたい絵柄を描いています。
私が今回自分用のはんこに選んだ柄は「おおらか」
すきな色のインクでとりどりにしてお友達に送ろうと思います。
デジタル派の方はSOU・SOU年賀状をこの本でゲットしても良いのかも。。
完成品はまた次回にお披露目します。
今回のワークショップ主催
レトロ印刷JAMさん
最後に、
いつもは企画室で仕事をしているので、店頭でお客様にお会いすることはありませんが、
配送センターに行ったり会議室に行ったりと、よく周辺をうろうろとしておりますので、
見かけたらいつでもお声をかけてください!
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
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秋を感じに、大覚寺 夜間特別拝観「真紅の水鏡」へ行って参りました。
ふと見上げると、雲の切れ間から顔を出すお月様。
京都市内とは思えないほど、ゆったりとした時間が流れています。
水鏡に映る、心経宝塔に娘達もうっとり。
紅葉を集めてみました。
その帰り道、車内からのイルミネーション。
いよいよ冬の到来です。
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日本人たるもの、漬物の一つでも漬けられるようにならんとあかん!
ということで教えていただいてきました。
染めおり倶楽部 本間と産休中の大和田と。
ぬか漬けです。
真面目に講義を受け、塩もみして水分をぬいた野菜を黙々と漬けていきます。
できた!
1人1樽持って帰ります。
ちゃっかりプロのお漬物も買って帰る枯山水の2人。
数日後、なかなかいい感じに漬かりました。
知らないこといろいろ、これからも勉強していきたいと思います。
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皆様、お久しぶりのハッシーでございます!
イメチェンしたカッツーに対抗して・・・
イメチェンしました!
えーと・・・(失礼しました)
最近ハマったものが楽しかったので
以前からやってみたかった乾くと木の質感になるという木粉粘土をご紹介させて頂きます
好きな形に形成してから2、3日乾燥させれば完成なのですが、ニスを塗ったり、塗料でペイントしたりと
様々な楽しみ方があります。何となく作った2、3点がこちらです
棗は形のみで開きません・・・。木っぽい質感は出ているでしょうか。
SO-SU-Uをペイントしました
一方、SOU・SOU在釜の茶席では脇阪さんが木地の棗に手描きでペイントされた
ものが複数点ありまして、実際に茶席にて使用しています。気まぐれでどれかを日々使用しておりますので
お茶席に来られた際は是非チェックしてみてください。
もうすぐ12月ですが、今月の和菓子も斬新かつ美味しいと大好評!を頂いております。
まだの方、11月中に是非!
それでは在釜にてお待ちしております
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休日を利用して天国への旅へ…
神戸どうぶつ王国(旧花鳥園)へ行ってまいりました!
そこかしこに植えてある睡蓮ゾーン
ホンマはコレが見たかったスイレン池上でのバードパフォーマンスショー!!
開演時間に間に合わず、見れなくて切なげなワタクシ
みんなだいすきカピバラ!超至近距離で触れ合えます!
そう、今回一番楽しみにしていたのはココから!コンタクトパロッツ!
インコ、オウムなど10種近い鳥達と戯れることが出来るゾーン!
ねんがんのとりとのつーしょっと!!!!
鳥と傾奇者
■毛麻綿 開襟 帯草衣 博多/濡羽色(ぬればいろ) Mサイズ
■陣羽織 中綿袷 Mサイズ (店頭にて絶賛発売中!!)
■土竜 手柄寛衣下(もぐら たかみかんいした)/濡羽色(ぬればいろ) Mサイズ
■貼付地下足袋ボア/風雅 浪漫
スペシャルサンクス(右肩):オカメインコ アルビノ
他にもアルパカ、ラクダ、ハシビロコウなど沢山の動物がいたのですがこのゾーンで時間を使いすぎてしまい閉園時間に…
次回!リベンジ、どうぶつ王国編!!
乞うご期待!!
どうぶつ王国でも傾くぜ!!
(つづく?)
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有楽町歩いでだば、みつけぢまった。
あでっ、
秋田の物産館なねが~
品川歩いでだら、
あでっ
ここさもあるんだねが!
こご最近のおもへごどって言えば、おどごだで
さげっこ飲むこどだで。
真ん中の坊主なば、終電さものせでくれねくて、ねねばね時間なのにさげのませんだおん。
【秋田県以外の方はこちらからお読みください】
有楽町を歩いていたら見つけました。
あらっ
秋田の物産館だ。
品川歩いていたら
あらっ、
ここにもあるんだ。
ここ最近の楽しみと言えば、男達で
酒を飲むこと。
真ん中の坊主は、終電にも乗せてくれず、寝ないといけない時間でも酒を飲ませてきます。
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横浜八景島シーパラダイスへ、初めて行きました。
水族館がメインかと思っていましたが、周りにはアトラクション系の乗り物や遊覧船、子供たちが遊びながら海について学べる施設がたくさんあります。
我を忘れ、甥っ子と大はしゃぎ。
わらべぎを袖まくり、裾まくりで元気いっぱい。
六本木ヒルズ森美術館で開催中の展覧会へ、行ってきました。
写真撮影OKの館内。
五百羅漢図の一部。
気になる達磨さん。
独特な世界を堪能しました。
季節は秋から冬へと移ろい、今年もあと一か月。
やり残したことがいっぱいあって、やや焦り気味のこの頃です。
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それぞれの通勤袋、今回はこちらの3名が登場です。
まずは、新商品の 帆布穏 特大/ちぎれ雲(近日netshop掲載予定)を早速使っている吉田さん。
ちぎれ雲の柄は「色んな柄の衣類に合わせやすい!」と高評価です。
吉田さんは帆布 穏(はんぷ おだやか)/black jaguar 、花がさね 玉露(ぎょくろ)など、何気に穏シリーズ持っています。
いっぱい物が入る鞄が好きな、吉田さんらしいチョイスです。
お次は茶係・高橋さん。
お針子男子な高橋さんらしく、ちぎれ雲の帆布生地で、お手製の鞄です。
ちなみに高橋さんは吉田さんとお揃いの 帆布穏 特大/ちぎれ雲も使っています。
何気にちぎれ雲好きなスタッフ多いかも・・・!?
最後は川勝さん。
革穏 小(かわおだやか しょう)/鉄紺(てつこん)2を愛用中です。
革もいい感じに馴染んでいます。
傾衣の装いにも合うので、男性の方にもおすすめアイテムです。
秋の京都、紅葉狩りついでに、ぜひSOU・SOU布袋にも鞄を見にご来店下さいませ。
紅葉とはまた違った、色鮮やかな柄が店内に並んでおります!
お待ちしております。
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ちょっとお寺で傾いてきました。
川勝 拓
□身長 172cm
□体重 63kg
□長陣羽織 鴉(ながじんばおり からす)/濡羽色×がんじがらめ 男性Fサイズ 28,944円(税込)
□モスリン 筒下(つつした)/濡羽色(ぬればいろ) Mサイズ 13,824円(税込)
□SOU・SOU傾衣×吉靴房 踵単皮(あくとたび)/胡粉色(ごふんいろ) 45,360円(税込)
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先日、東京都美術館に行ってきました。
混雑する「モネ展」を横目に向かったのは「第42回青枢展」の会場です。
今回の目的は道解光大、勇大(双子の兄)ともう一人の友達とで描いたという絵。
道解が描いたのはこの左の赤い髪の人。全体のテーマは「ひのカタチ」だそうです。
テーマについて説明をしてもらったのですが、ここに書くにはいまいちわかりづらかったので気になる方は是非本人に訊いてください。
道解の違う一面を垣間見ました。
と思ったら・・・ストックに貼ってあるこちらも道解作。
描かれた本人は「似てへんやろ。」と言っていますが
そっくりですね。
話は変わりますが、、うちの旦那さんは毎朝果物を食べます。
「柿だよー」と出て来るものはいつもキューブ型。
旦那は皮ごと食べるので、「皮いらんし」という私には真ん中の四角いのがきます。
ちょっと!ちっこいやん!(笑)
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朝晩の気温もぐっと下がり、すっかり秋めいてきました。
皆様かわらず健康でお過ごしでしょうか。
本日は、SOU・SOUのわくわくさんの座を欲しいままにしている内村が、
誰にでも簡単にできる3Dホログラムを解説致します。
「体型的にはゴロリやで!」という佐藤さんの冷やかしが聞こえてきそうですが放っておきましょう。
用意するものは
・方眼紙(無料サイトよりダウンロードし印刷)
・プラ板(100均)
・カッターorハサミ
・接着剤orセロテープ
・浮かび上がらせたい画像
・画像編集アプリ(写真合成というアプリをiPhoneで使用)
・やったるで!という気持ち
⑴プラ板にこのサイズの台形を4つ描いて切っていきます。上底2.5cm下底8.0cm高さ5.0cm
⑵切った台形4つをこのようにくっつけます。
⑶画像編集アプリで上下左右反転させたこのような画像を作ります。
⑷真ん中に先ほどの、ピラミッドをセット。
これだけで画像が浮かび上がるのです!
新作貼付地下足袋 ボア/風雅 浪漫(ふうが ろまん)が見事に浮かび上がって参りました!
もう少し大きめの画面で遊ぶともっと迫力が出ることでしょう!
私をゴロリ呼ばわりする佐藤さんはこうです。
↓
危なすぎて長時間見ることはオススメできません。
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昭和23年創業 昇苑くみひもさんにお邪魔しました。
SOU・SOUでもお馴染みの織りや編みに対して、3本以上の糸の束を斜めに組み合わせる“組み”
この“組み”によってできるのが組み紐で、締めたり結んだりするのに適度な伸縮性があります。
この日私が締めている帯締めやもじり袖の羽織紐などの生産をしていただいています。
まずは手組みの体験から!
今回はこちらの角台を使用しました。
角台(左上)の他にも丸台(右上)や高台(左下)、綾竹台(右下)といった組み台があり
使いこなすと変化に富んだ組紐や模様も組むことができるそうです。
組み上げた紐はストラップとキーホルダーに加工していただきました。
それぞれのイメージにぴったりの色!
続いては見学です!
たくさんの製紐機が並び、素早く正確に紐が組み上げられていました。
ちなみにこちらの機械からSOU・SOUで扱っている帯締めが生まれるそうです。
はやい…!
この組み上げに至るまでには、染色、糸繰り、経尺、撚りかけ、木簡巻といった数多くの工程があり
そのほとんどが職人さんによる手作業で行われています。
使い込まれた道具や糸や紐に惚れ惚れ。。
最後はお買い物も楽しみ、充実の時間でした!
それぞれのお気に入りをちらり。。
左上、私はピンタイプの髪飾りを。髪をアップにしても、下ろしたままでも合わせられます。
右上、瀟瀟は小田巻の根付を自転車の鍵につけています。
左下、吉田はこけしストラップ、菊結びチャーム、ヘアゴムを選びました。
昇苑くみひもさんでは、加工・製品化までを一貫して手掛けられ
現在では組紐づくりの技術を活かしオリジナル商品も多数取り扱っておられます。
いいものを作るということはもちろんのこと
どのように組紐の価値を高めるか、どのように組紐を役立てていくか
その価値を皆様に知っていただくためにはどのようにしたらいいか
そのようなことを常に考えながらお仕事をされているのを感じました。
梶社長、能勢様及び社員の皆様
この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
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4月生まれの私の一番好きな季節は春ですが、南天の実が赤く染まり始めた
最近は晩秋もいいなと感じ始めています。
何となく気持ちが落ち着きます。
休日には、温かいお茶(急須と茶缶セット)と和菓子でほっこりし、
窓から見える色づいた葉っぱをみながらまったりして
たまにはのんびりするのもいいもんです。
こちらは、花水木
春の花ですが、この所の陽気の影響か季節はずれの
花が小さく咲いています。
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出勤前に賀茂川にて坐禅一炷
炷とは、坐禅の時間の単位で
一炷とは、線香が一本燃え尽きる時間のことをいいます
図らずもSOU・SOU京座布団が揃いました
ちなみに集まったメンバー皆、地下足袋でした
屋上で坐禅一炷
*こちらの写真は坐禅前のウォーミングアップ中ですので目を閉じています
坐禅時は半眼です
ちなみにこの日のメンバー12人
靴:地下足袋=6:6
地下足袋、なかなか頑張ってます
高瀬川沿いの町家にて坐禅一炷
禅には、調身 調息 調心 という言葉があるそうです
心を整えることは容易なことではないですが、
体を整え、呼吸を整えると自ずと心も整ってくるといわれています
まだまだな私は、無心というよりもたまに意識を飛ばしておりますが、
(寝ているとは言っておりません・・・)
ひんやりとした秋風、暖かな朝日、鳥のさえずり、川のせせらぎ等を肌で耳で感じながら
何もせずただ自分と向き合う時間というのはとても贅沢で大切な時間だと思います
ちなみに、坐禅の時には、富士、そしてひざ掛けにベビーキャッシュマフラーがオススメですよ!
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先日、兵庫県篠山市で開催されておりました『ササヤマルシェ』に行ってきました。
篠山の特産品や雑貨などを中心に沢山のお店が河原町妻入商家群に並んでいます。
美味しそうなパンや、秋の味覚。。。
素敵な雑貨に終始癒やされます。
おっと、ここにSOU・SOUテキスタイルのれんが!
SOU・SOUアイテムも少し置いていただいております。『ハクトヤ』さんです。
色んな国の色々な雑貨がところせましに置いてある店内、宝探しのようです。
が、この日は人人人。。。であえなく退散。
またゆっくり伺いたい素敵なお店でした。
途中偶然お会いしたこの方は、その後『中島大祥堂 丹波本店』さんへ。
私は昔の郵便局をリノベーションしたカフェ『collissimo』さんで
甘いものと、素敵なアートを見ることが出来ました。
ふと見上げると
少しずつ紅葉しはじめた山が。
秋はイベントも沢山、紅葉もそろそろ、
楽しい事がまだまだ続きそうです。
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晩秋ですね。
黄・橙・赤色に燃え立つ紅葉、情緒溢れる古都の街並み、秋の味覚たっぷりのおばんざい、あちこちに古都なりの風情を醸し出してくれます。
このような京都は古来より文学の舞台にもたびたび登場しています。
この度、梶井基次郎「檸檬」の主人公の足取りを探りながら、近代文学に描かれた京都気分を堪能してきました。
九十年前の1925年に三高在籍中の梶井基次郎により書かれた短編小説「檸檬」。
「えたいの知れない不吉な塊」を胸に抱いた青年が、寺町の八百屋で買った一つのレモンで、何となく幸せな気分になり、日頃重苦しく迫る「丸善」の美術書の上にレモンを置き、レモン爆弾の爆発を空想しながら立ち去ります。
作中の散歩ルートを次のように整理してみました。
〈百万遍辺り→二条寺町(果物屋)→三条寺町→四条京極へ〉
まず、百万遍から出町柳駅へ向かう斜めの道沿いにある「三高餅」という食堂へやってきました。旧制の第三高等学校(現京都大学)が店名「三高餅」の由来だと言われています。
「何かが私を追い立てる。そして街から街へ、(中略)たうたう私は二条の方へ寺町を下がり、そこの果物屋で足を留めた。」
作中には寺町二条角にある果物屋のモデルの「八百卯」というお店がありましたが、2009年1月に閉店されました。
そしてさらに、寺町通を下がっていきます。
「檸檬」の舞台となった丸善書店は三条麩屋町にありました。後、河原町通蛸薬師上ルに移り、2005年秋まで営業を続けていました。
そして、今年の夏河原町三条にて10年ぶりに復活致しました。
「そして私は活動写真の看板画が奇体な趣きで街を彩つてゐる京極を下つて行つた。」
「檸檬」の散歩に感じる最大の魅力は夜の闇に浮かぶ光です。夜の京都は街が暗いからこそ感じる生の温もりがあります。
「檸檬」は青春の倦怠と彷徨を演出していますが、詩情溢れる描写で京都の魅力を凝縮して見せてくれています。
深秋には、このような程よい怠けは、生活に風味を添えるのでしょう。
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